「ブラックマンデーの仮説について」 当時の状況とチャート掲載しました。
今回は以前ツイッターでもトレンドになっているブラックマンデーについてのデータが情報収集倉庫にあったのでアップしようと思います。
■「ブラックマンデー」1987年8月~1987年11月暴落率:ダウ―33%
元の株価に戻った年1989年(2年間)です。
原因は諸説では不明とされているため、色々な説があります。
仮説①
理由は当時投資家らの間で普及していた自動売買プログラムが暴走して、売りが売りを呼んだ結果、ダウ平均は一日で22.6%も暴落。
仮説②
当時、ドル高を是正する目的で行われたプラザ合意によって逆にドル安が止まらなくなっていたが、利上げによってドル安を止めることは、それまで金利低下によって支えられていた株価上昇トレンドを放棄することを意味していた。アメリカは結局利上げを余儀なくされ、株式市場は崩壊した。
当時の状況:金融緩和のターニングポイントであるという点。
当時の米国はインフレ退治のために高止まりさせていた政策金利を、インフレが収束したため段階的に下げており、そのため株式市場が上昇基調にあったが、ブラックマンデーが起きた頃にはドル安が行き過ぎていたため、段階的な利上げに向かおうという時期であった。
こちらは当時のブラックマンデーのチャートになります。
以上になります。
2023年、2024年にブラックマンデーが再来するかわ、わかりませんが情報化社会であるこの現状で1日で20%以上の下落はまずないと思いますしかしインフレ低下時に起きたと言う事で警戒は必要です。