WWA旅行記002『桃太郎』


はじめに

WWAクリエイターのアルクスです。

当記事から不定期でnote記事『WWA旅行記』シリーズを展開していこうと思います。

https://note.com/wwarcus/n/nd66394309b2f

などと書いてから半年以上経過していたので、そろそろ次の記事を……。

今回は私が小学生の頃から好んで遊んでいたWWAクリエイターさんの古い作品を遊んでいきます。

今回遊ぶのは、今年で祝25年という老舗WWAサイト『ひろちょびの町』の作品です。ここ数年のWWAコンテストをチェックされている方なら察しが付いているかもしれませんが、あのひろちょびさんです。

ゲーム概要

※要WWA Phoenix

当時のひろちょびさんの難易度評価はというと、5段階中の4段階目。
作品説明は『桃太郎をWWA風にアレンジしてみました。』

昔遊んだことはあるのですが、すんなりクリアできるでしょうか。

いざ、ゲーム開始!

桃太郎ですがボタンは水色です。
桃太郎電鉄のももたろ社長とか意識されていたりするのかな?
ヒィッ!と悲鳴が出そうなアイテムボックス欄のカラーリング。
当時のWWAでは黒文字固定だったので仕方がありません(?)
おばあさん、結構お若い?
画像はともかく、絵本のシナリオと同じ流れです。
おじいさん(オヤジさん)
WWA界の桃太郎はマントがよく似合う
ここで唐突に原作にないやり取り
育ての母であるおばあさんと殴り合う桃太郎
それでいいのか、桃太郎。
鬼ヶ島がどうとかは言わないスタイル
と思ったけど言う感じですかねこれ
原作よりも攻撃的な鬼さんたち
おじいさん『寝ろ』『鬼倒してこい』
おばあさん『強くしてやる』『きびだんごやる』
おそらく犬猿雉の3匹用かと思いきゃ、普通に回復ができます。
デフォルト系の作風で文を使ってくる作品は貴重
日本にスーパー○○という言葉が浸透したのは何年ごろなんすかね
ちょうど2発で倒せるコウモリと、ギリギリ3発で倒せないスライム。
WWAあるある:コウモリは追尾してくる
家来っぽい動物がいましたが、要求されるのは先程のスーパーきびだんご。
どうせ犬なのだろうなと思いましたが、やはり猫では……?
条件はしっかり確認していませんが、モンスターは追加出現する模様。
スライムも、猫が加わったので攻撃3発で倒せます。
覚えているうちにゲームオーバー画面も覗いておきましょう。
猿(推定)の存在を確認
さる(?)
戦闘予測にかからないコウモリを発見。
キジってことでいいのかな……
ここでまさかの2つ要求。なんというやつだ……
仕方ないので退却して追加購入っと……あれ?
※スクショ外でスーパーきびだんごを回収しました。
ですよねー
自分たちの島にモンスターが攻めてきているという割には余裕たっぷりな村人。
上陸してきたモンスターたちに真っ先に襲われてそう
このシーンは小学時代に遊んだのを覚えていました
鬼。手抜き工事のような家来たちと異なり、ちゃんと鬼っぽく加工されたグラフィックです。
鬼の強さは控えめ。撃破時のセリフと所持金が違います。
狭い道を塞いでいた鬼たちをぶった切る桃太郎。
さすが桃太郎、強いぞ!
ラスボスっぽい敵のもとに
暫定ラスボス、大王様らしいです
そして気になるステータスですが……勝てない?
負けイベントということもないので、情報を集めに行きます。
(※この時代のWWAに、ゲームオーバー座標変更マクロはない!)
ウオオオオオ!!
(しっかり30文取られます)
大王撃破、ヨシ!
クリア画面、と思いきや……(あなた誰ですか?)
なるほど(この空間はどこなのでしょうか)
負け要素の(多分)ないイベントバトルで鬼をワンパンします
というわけでゲームクリアです!
余ったきびだんごは食べ得

作品評価

難易度

割と低難易度です。攻撃力と防御力の強化幅には限界がありますが、モンスターの無限湧きがあるので回復アイテム『きびだんご』をしっかり買っていれば確実にクリアできます。
一方、自分に厳しくきびだんごの購入をケチっているとコウモリに囲まれてゲームオーバーがあり得る作品ではあります。

シナリオ

幼児が読む絵本にもなっている題材をWWAにしているので、シナリオは頭に入りやすく長さについても30分あればクリアできるかなという具合。
ただ紙芝居のように進んでいくだけではないのも良いところですね。

グラフィック

ほぼデフォルトですが、鬼のグラフィックや色がややきついフレーム素材といった自作部分もあったのが好印象。変になんでもかんでも自作画像にせずデフォルト素材が持つ味も活かすひろちょびさんの作風は今も昔も健在。

遊びやすさ

難易度、おなじみのシナリオも相まって、WWA初心者でも遊びやすい作品だったと思います。(画面右側が見にくいのと、『WWA Phoenix』を導入してもらう前提なのでWWA新規ユーザーには少しだけ敷居が高いかもしれませんが。)

総合評価

良作。ラストシーンで『めでたしめでたし』などが挟まらないのでやや締まらない部分はありますが、コンテスト作品とはまた異なる毛色のひろちょびワールドを楽しむことができます。

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