SUPER BREAK
お久しぶりです。
コロナ渦を遊泳しながら、この2020年もあと2ヶ月弱で終わろうとしています。
久しくこのnoteも書いていなかったのですが、関東で久しぶりに会えたSICKDUDE PROGRAMのお二人(buda&yuta)が新しくnoteを始めるということで、自分も感化されたのです。笑
以前、自分のnoteで書いたとおり、BBOYがダンスだけでなく新しいプラットフォームで色んな表現ができるのってホントにいいですよね。どこのSNSみても楽しそうなコンテンツが溢れていて「時間が足りない」と思うことさえ間に合わないほど時間が足りないです。
ここ最近
時間が足りないというのも、ほんとうに私事ですが、2020年10月に、自分の地元愛知県瀬戸市にダンススタジオをオープンしました。コロナウイルスの影響をモロに受けて、仕事も大変でしたが、右往左往しながら気付けばこういう形になっていました。
地元の人、ダンス仲間、家族、ほんとに色んな人に助けられてオープンしたスタジオです。
感謝で一杯です。
正直、2,3年前までにはダンススタジオやるなんて思ってもいなかったから、人生分からんもんですね〜。。とりあえず目の前を事を一つ一つやってきた結果なんですけど、ダンススタジオをオープンした今思うのは「これからもそれは変わらない」ってことだと思います。
地元や愛知県を少しでも楽しくしたい。次の時代の子どもたちの為になりたいっす、僕。
本題へ
久しぶりなので、大分前置き長めになりましたが、タイトルにある本題へ入りたいと思います。
昨日、神奈川県川崎市で行われた日本最大級のイベント「SUPER BREAK」へ招待され、出場してきました。
このお話を頂いたのは、もちろん少し前なのですが、正直ビックリしました。
日本のCREWを(8チームだけ!)集めて行う大きなイベントに、僕たちYELLOW SUNSを呼んでくれるなんて、、、
なんてモノ好きなんだ!!
…他にも有名なチームや上手な人たちを有するチームもあると思うんです。でも僕らみたいなチームを、その貴重な一枠に入れてくれるなんて、本当に有り難いお話です。
WASEDA BREAKERSとかに比べたら全然ペーペーですが、それでもYELLOW SUNSはひっそりと頑張ってきた自信はあり、それがこういった形で評価してもらえたのは、まず、本当に嬉しかったです。
関係者の皆さんありがとうございます。
そしてこんな素敵なイベントを実現する、神奈川県川崎市の方々、
頭が上がらないです。
CREW BATTLEだけども、5on5
自分もイベントを数多く運営してきたからよく分かるんですが、バトルのコンテンツ作りって意外と難しいんですよ。
そりゃほんとうは大人数のCREWバトルが見たいし、やりたいんですよ、みんな。
でもSUPER BREAKは、5on5の、CREWバトル。
僕たちYELLOW SUNSにとってこれは難しいんですよ。
誰一人、スーパースターやアイコンみたいなBBOYがいないし、超人なムーブできる人もおらんのですよ。
ただ、その佇まいはそこそこ見せれる。
その佇まいを5人で表現するっていうのは、CREWバトルで至難の業です。
一部の人には伝わらない、まったく検討違いなこと言ってるのは分かるんですが、呼んでもらったからには、そこを表現しなくては失礼ですよね。
そこはかとなく、頑張ろうと思ってました。
戦うというより立ち向かう
今回見て頂いた方は説明不要ですが、今回僕たちが1回戦で対戦させて頂いたのは、かの有名チーム「FOUNDNATION」でした。
はっきり言って、僕らとはレベルが違い過ぎます。
これはお世辞とか、謙虚さとかじゃないです。
個人のレベルはもちろんのこと、世界中のCREWバトルで数々の結果を残してきた彼らは、言わばCREWバトルのプロです。
FREESTYLE SESSION等、自分が夢見た舞台で結果を残してきた人たちです。
それまでのプロセスを含め、それがどれだけ難しいか分かるからこそ、リスペクトしない訳がないです。
今回は本当に胸を借りるつもりでした。
自分たちはまだまだこれから這い上がるつもりです。
自分のイメージでは早くてあと数年かかる。
今回は、まだ間に合いません。
それでも自分たちらしく立ち向かうしかありません。
それが、生き様で、スタイルです。
生き様や覚悟、そういった何か見えない力が働くことで、思いもよらない結果になることもあるからです。
結果
見ての通り、結果は惨敗です。
5-0のジャッジ。
文句なし!
相手のFOUNDNATION、ジャッジの方々、
心からリスペクトです。
ありがとうございました。
結果2
結果とは裏腹に、色んな人から嬉しい言葉もかけて貰えました。
無観客だったので、直接見てる方は関係者の方々だけでしたが、近くのパブリックビューイング等で見てた人たちからも声をかけてもらえました。
正直いうと、ビックリしました。
褒めて貰えるようなバトルはできた実感はなかったからです。
自分がいつも一緒にいる後輩が、いつもどおり踊っていただけです。無観客だからなのか分からないけど、やり遂げた感覚はいつも以上に少なく、本当に日常のようなバトルだったと、そんな実感があったのに。
色んな人に褒められて、つけ上がってしまいそうですが、
もしかすると、自分が思ってる以上に、少しずつ、自分たちは新しくなっているのかもしれない。そんな風に思える程、嬉しい事を言って貰えました。
あざす。
YELLOW SUNSには新しい世代のBBOYもいます。
何年間もゆっくりと時間をかけてやってます。何度も言いますが、これからです。歩き続けるんです。
焦らなくてもいい。
そう思わせてくれる、本当に嬉しい言葉の数々でした。
あざす。
「会う」ということ
バトルだけじゃないんですよ、このイベントの凄いのは。
去年は大好きなMASSIVE MONKEESが来ていたのもあり、観客として遊びにいきましたが、バトル以外のコンテンツも盛りだくさんです。
一つ一つ説明はしないけど、来てる人たちの顔ぶれが良い。
今年に関して言えば、コロナウイルスの影響で本当に会えなくなってた仲間たちと、久しぶりに会えて、年甲斐もなく時間を忘れるほど笑いました。
お酒は一口も飲めないつまらない僕ですが、それでも毎回一緒に楽しませてくれる皆さんには感謝です。
自分的なフラッシュバックポイントは、イベント会場周りで馬場ちゃんと話したセンチメンタルな瞬間。WOODとの会話。
とにかく、人に会えるというのが、こんなにも素晴らしいと思わせてくれる、このコンテンツ。すげぇ。
シンガポールでやってるRADIKAL FORZE JAMがそうであるように、このイベントには可能性が湧き出ている。
コンテンツが主役ではあるんやけども、人と人が行き交って、交流できるこの環境作りって、結局街と人との融合だったりするんだよな〜。
ってゆうか、去年・一昨年のこと思い出して書いてたけど、一昨年、同じこのイベントのソロバトル決勝でもISSEIにまけてる。笑 もう嫌だ。笑
学んだこと、これからの僕
端的に言います。
CREWとして、少しずつ、精度・難易度・幅を広げます。個々のダンスのスキルとかももちろん。
BBOY WUTAとして、今までどおり、まったりクリエイティブ。
ダンススタジオの代表として、少しでも場所や環境を作りたい。川崎のように、自分と生き方や価値観が違う人と会える瞬間を少しでも増やしたい。そしてそれを育みたい。
愛知県のダンサーとして、川崎市のような形を作りたい。これは少しずつ、頑張ってますが、まだまだです。
その為になるか分からないけど、NAGOYA BREAKIN' LAB (https://bboylab.nagoya/, https://instagram.com/ngy_bboylab)ていう、プロジェクトを数人でやってます。是非見てください!
動画
早速アーカイブ見れるみたい。
やべえ人たちばっかり。
見てない人は即見たほうがいい。
そして、来年は足を運んだほうが、君のためになる!!
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