【ヲタ活レポ】第59話「心の主現場:殿堂入り」〜Widentity篇〜
■今回のテーマ曲■
■第59話「心の主現場:殿堂入り」■
【殿堂入り】について、かつて自らのnoteで私はこのように書いた。今でもその意味合いは変わっていない。しかし、その真意を今回知ったように感じる。それは、【心の主現場】こそが私の言う【殿堂入り】に繋がるということ。概念的な話になってしまうかもしれないが、最後まで読んでいただけたら幸いである。
帰郷
Pimm'sは今年10周年を迎える。それを祝して行われるフリーライブツアーの第一弾に行ってきた。場所はO-crest。
昨年10月以来、約半年ぶりとなるPimm'sのライブに胸を高鳴らせていたことは言うまでもない。主現場としての立ち位置は退いたが、今でも楽曲はほぼ毎日聴いているし、ライブで湧きたいという気持ちは以前として変わらない。
この日は声出しも解禁され、2019年のあの頃を彷彿させるノンストップライブに自身の体力の衰えを感じつつも、限界の先を見たいというような心持ちでライブに臨んだ(笑)。
ライブハイライト
はいせーの、
ここからは今回のセトリのなかから個人的に湧いたポイントを述べていきたい。
Pimm'sにハマったきっかけは、You Tubeの優秀なAIが楽曲を勧めてきたこと。その楽曲が『うりゃおい』だった。MIXとペンライト芸を一体化させつつもカッコいいテイストの楽曲は私の心を鷲掴みにした。ヲタくスキルをフルキャパシティで楽しめるライブで、またこの楽曲に触れられたことが幸せだった。
この楽曲は、個人的に2019年のヲタくとしての絶頂期を物語るリードナンバー。振り付け、音、そしてメンバーとの一体感をライブでだからこそ感じられる楽曲だ。半年ぶりにこの楽曲と再会し、サビで腰を曲げる振りをした時に筋を痛めたが、Mooどうにかなっていたので特に気にはならなかった(笑)。
実はPimm'sの楽曲で一番涙が溢れてくるのはこの楽曲。2020年の新しいPimm'sを象徴しつつ、コロナ禍に突入し激動を辿った彼女たちを彷彿させる一曲。私自身、これからもPimm'sを応援しようと考えていた矢先に3人のメンバー卒業が発表され穏やかな気持ちではいられなかったことを今でも思い出す。当時の新メンバーとして加入した林茜実里さんの不安を思うと心が折れる。それでも今なお歌い続けるオレンジに毎回涙が溢れるのは必然だろう。
私の中でPimm'sが再起した楽曲。気持ちが離れていったこともあったが、徐々に楽曲が好きなテイストではなくなっていた当時。そんななかどこかの対バンでたまたま耳にしたこの楽曲はまさにスマヒ(スマッシュヒット)!この楽曲に後押しされ、当時留まっていたPimm'sのワンマンに再び足を運ぶようになった。そんな楽曲を今回聴くことができたのが本当に嬉しかった。
魂に触れる楽曲がある。私にとってその楽曲は『kimi to boku』だ。2019年の12月23日、この日をもって私のヲタくストーリーは一度幕を閉じた。それはヲタくになった意味を感じた推し:郡司英里沙さんがPimm'sを卒業したから。その後暗い時代が続いた。それを乗り越えた今、あらためてこの楽曲に触れることはやはりあの頃を思い出してエモい気持ちを彷彿させる他ない。
メンバーも変わり、時代を進んだ今でも、Pimm'sがこの楽曲を歌い続け、そして大切なものとしてくれていることが嬉しかった。懐古に浸りたいわけではなく、大好きな楽曲を想いながら今でもライブで体感できることが本当に幸せなことだと気付かされる。だからこそPimm'sのライブが他にはない最高な時間だとあらためて実感したのかもしれない。
この曲は冒頭に「はいせーの、」とヲタくの掛け声がとびかうのだが、一身上の都合でこの掛け声を誰よりも率先して言いたい気持ちが湧き上がる(笑)。この日も同様で、、、遠くで微かにどこからか「はいせ、、、」くらいまで聞こえてきたがそれをかき消すごとく叫んでいる自分がいた。。。謎のシーンでマウントをとってしまって申し訳ない。。。最高のシーンを以下に貼っておきます。
心の主現場
【殿堂入り】を果たすと、かつての主現場は純粋にライブを楽しむだけの場所になる。それが私的な捉え方だった。グループ全体やメンバーの進退にも寛容になり、ストレスを感じずに楽しむことができるようになる。
しかし、今回【心の主現場】という捉え方を見出した。基本的には【殿堂入り】と同様の概念なのだが、いつでも帰れる場所、いつだって心のなかでは主現場として残っていることがPimm'sのライブを通じてあらためて感じた
【殿堂入り】して、決して遠くに行ってしまうわけではなく、楽曲は毎日聴いているし、いつでもライブに行きたくなる、だからこそ心のなかではいつでも主現場のような存在【心の主現場】なのだと。
みなさんにとっての【心の主現場:殿堂入り】した現場はありますか??
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の現場でお会いしましょう。
※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。