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【ヲタ活レポ】第28話「原点回帰」〜レジュームサマー篇〜


■今回のテーマ曲■


■第28話「原点回帰」■

8月17日。衝動にかられ、当日券があればという思いで帰り道に渋谷Spotify O-EASTに立ち寄った。当然のように当日券は購入でき、「ジャムズセッションvol.3〜真夏の大感謝祭〜」に行くこととなる。今回はそのレポとなる。


当日のハイライト
【原点回帰】


◎セトリ◎
HOWEVERLONG
アンノウンプラネット
メロドラマ
RIBBON
未来シルエット

二階席が開放されていたこともあり、この日は上からステージを眺めることにした。ちょうど柵前に空きがあり、上手側ステージを見下ろす位置に陣をとった。最近はフォーメーションでなんとなくどの楽曲かわかるようになった、「あ、このフォーメーションは?!」というやつだ(笑)。『RIBBON』もこの角度で観るのは初めてだったので、メンバーの動きがいつもの平面的でなく立体的に認知することができた。やはり、サビでの一宮ゆいさんの動きがカワイイ。そしてAサビとBサビで振り付けが前後していることにも気がついた。楽曲やパフォーマンスに込められた想いを知るのは本当に楽しい!

やはり『カルミア』がチャージ(回収)できなくなり、途方にくれかけたその時、あるイントロが流れた。。。

私にとっての大切な曲。『未来シルエット』だ。3月に現場への積極的な復帰を決めた最初の対バンでも、ここO-EASTでこの曲をチャージした。レジュームサマーと銘打って、ひと夏の思い出を作るなかで"原点回帰"するような想いを覚えた。

西洋美術の歴史においても、何度も表現や題材のオリジン:古代ギリシアやローマへの原点回帰がなされた。ロマネスク、ルネサンス、新古典主義などなど。そして現代になるに連れ、それらの反発から生まれる個性を重視した表現が生まれる。しかし、その中でも各々の芸術家が自分の原点を持っていた。

ヲタくをやっている中でも、この"原点回帰"は非常に重要なことのように感じる。自分は何故ヲタくなのか、何故彼女を推しているのか、そして、何を目的として今があるのか。定期的にこう考えることで、自分の現在位置や目指していく方向性がわかるような気がしている。私にとって、その思考を思い出させてくれるのが、この『未来シルエット』なのだ。

自分の"想いのルーツ"を探るうち、きっと何か合点がいく瞬間に巡り会えるだろう。そして、それを思い出させてくれる楽曲に出逢えたらこの上ない幸せだと私は感じる。きっと、想いが強いヲタくほど個人の"想い"の中でもがいて苦しんでいることが多いのではないだろうか。少なくとも私はそうだった。むしろそうして悩む自分に酔っていたのかもしれない。けれど、定期的に自分自身を見直すことで新しい考え方に出会える気がする。その為には、"原点回帰"することが必要だと私は感じている。

今の私にとって、アイドル(特に群青の世界)はく数ある趣味の一つであり、今現在の自分の中では優先度の高いエンターテインメントである。それと同時に、自分の人生そのものであり、アイデンティティを創ってくれている。こうしてnoteを書いたり、ツイキャスで話したり、仲間と語らえるコンテンツがあることに感謝したい。さらに、楽曲、ライブ、そして推し:一宮ゆいさんの存在が人生の起爆剤や活力になっている。そんな事柄に出逢えるのはきっとそうそうありふれたことではないはずだ。だから今を大切にしたいし、そのために定期的に自分を振り返っていきたい。先のことはわからなくても、今こうしてヲタくをしている自分がここに存在していることを表明したい。それがいつか自分の未来シルエットになると信じて。


特典会パート
【一宮ゆい になった理由】

撮影:著者
新しいビジュアルとなった最後尾札

「来ちゃった(てへ)、なの?お茶目でかわいいね!!」

一宮ゆい

来る予定のなかったこの日、「来ちゃった。。。」と話す私に君は無邪気にはしゃいでくれた。

「結構好きなんだよね、伝わってるかわからないけど。」とHOWEVERLONGの歌詞並に「どれほど君を好きか」ということを伝える自分。すると、

「思ってる以上に伝わってるよ。もうさ、結構どころじゃないよ!」

一宮ゆい

「結構どころじゃないってどれくらい(笑)?」

「んー、ザ・ベスト!」

一宮ゆい

これみよがしにドヤ顔な君はさらに愛しい。これからは、"一宮ゆいザ・ベスト"と表現していこう(笑)。

この日もいろいろと会話をした。ハイライトは以下の通りである。

・親近感の話
・前髪からのいか焼きからの海に行った話
・ゾンビパンデミックでの待ち合わせ場所
・誕生日プレゼントの話

などなど、、、最近ではとりとめのない話をできるようになったこと、チェキへの逕庭式メッセージがデフォルトになったことなど嬉しい限りだ。にしてもこのチェキ枚数がベースなのは危険な感覚だが、、、年末までにポイントカード40pt特典:お手紙 を目指しているので、問題ナッシング(笑)!と言い聞かせる今日この頃。。。

撮影:著者


ライブで『未来シルエット』を聴くたびに思い出すのは、私が一宮ゆいさんを好きになった理由だ。2019年の秋に初めて群青の世界を目にした代々木公園のフリーイベントステージ。その時に『未来シルエット』にガチ惚れしてしまい、動画を漁るようになった。

容姿的にも歌唱での目立ち具合からも当初は工藤みかさんを気にしていた。しかし、このMVを何度も何度も観るたびにある気持ちが浮き彫りとなった。

「あー、この子は可愛いけど、きっと推さないなぁ」

それが、一宮ゆいさんだった。
こころのどこかでわかっていた。そういう気持ちになる時は、最終的にその子に想いが向くことを。。。

少しあとの対バンで、初めて一宮ゆいさんの特典会に言った。そして今に至る(笑)。私の中で最初は気にならないはもはやフラグでしかないのだろうか。古の推しの時もこんなことがあった。自分の中で気持ちが正直に慣れないのは何ともおっくうである。

かくして、一宮ゆいさんとのヲタくライフが始まるのだが、その道中は波乱万丈と言っても過言ではない(笑)。ぜひ以下を参照してほしいm(_ _)m

一宮ゆいを推しに選んだ理由はいくつかある。でも、明確にココがいい!というものが過去の推しと違って存在していないようにも感じる。

決定打は、『群青魂』の縦揺れ振付の動きが可愛くて一気に心惹かれたことにある。しかし、先述の通り既にMVの中で意中なわけだ。だからこれはあくまでチェキを撮りに行こうと決めた決定打に過ぎない。でもそれが無かったらきっと今のヲタくライフも無かったことだろう。やはり私の中でライブを体感することの重要性がここにあるとも感じた。

「ゆいちのどんなところに親近感を感じるの?」

一宮ゆい

そう聞かれた時に即答ができなかった。「言葉にし難い、感覚やフィーリングだよ。」などと言ってしまった。。。しかし、それは決して嘘ではない。なんとなく、波長が合うのだ。相反していながら、共通している点があって、どことなく考え方が似ている。そんなところが私の中の好意を沸騰させたのだと思う。

過去の推したちが持っていた魅力的な箇所:天真爛漫、自分だけを見てという囲い込み、ライブ中のシンパシー、こちらを思いやる気持ち、独特なセンスなどを持ち合わせながらも、今までの推したちになかった【共通項】が彼女だけには見出だせている。そうした点が私にとって最大の魅力だとあらためて感じた。

アイドルとして「私だけを見て」と願う君、ヲタくとして「僕に気づいて」と願う私。そんな二人の波長がきっとシンクロしているのだと思う。二人で描くアイドルとヲタくの未来シルエットはどんな姿になっていくのだろうか。これからも楽しみでならない。


撮影:著者

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の現場でお会いしましょう。

※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。

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