【ヲタ活レポ】第30話「ステージ」〜レジュームサマー篇〜
■今回のテーマ曲■
■第30話「ステージ」■
夏の終わりを感じる8月末。どこか物寂し気な雰囲気を夕暮れに感じたりするかもしれない。
3年ぶりとなるアットジャムエキスポという大型アイドルフェスへの参加もまた、そうした夏の終わりを告げる出来事であった。このイベントに参加するのは2度目、いつも仕事やらなんやらで行くことができなかった。2019年の夏に参加したあの日は、忘れもしない。ヲタくとしての自分に大きな感動とそれと同時に傷跡を残すことになったのだから・・・。
今回、このアットジャムに参加してわかったことは、自分自身の気持ちやモチベーションの変化だったと感じる。
様々な気持ちを抱えて苦しみながら続けていたヲタ活が、完全にそういった気持ちを削いで楽しむことができたのだ。「ナツゾメ」「TIF」そしてこの「アットジャム」を通じて真のアイドルライブを体感する楽しさ、推しとの時間を共有することの幸福を知れたような気がする。
2日間参加したこのイベントについて、いくつかのグループに焦点を当てながら今回は振り返ってみたい。最後まで読んでいただけたら幸いである。
※撮影写真はすべて著者によるものです。
◆各フィールド(会場)紹介◆
TIF同様に、まずは各フィールドを紹介したいと思う。
会場は横浜アリーナの中(一部外側)にあり、他のアイドルフェスと違って移動そのものはそこまで苦にならないことが利点である。しかし、今回はコロナ禍の開催ということもあり、TIFと同じく導線が一方通行な点がやや会場内の移動に時間をとらせた。
おそらく普段は入れないエリアを解放したキウイステージは、天井も高くメインを除けば、最もステージを体感できる場所だ。
新興のグループが試される場所、そんなイメージだ。この会場を埋められるか否かでその後の尺度が図られいるように感じる場所。
通路に併設されたこの場所はステージ観覧エリアに入ることすら困難な場合もある。しかし、絶妙なライナップでヲタくを唸らせる地。
ここも通路に併設された場所。近隣のベンチや少し遠い場所から見切れながら観るのもまたアットジャムの醍醐味。
分刻みで様々なグループがパフォーマンスを行うライブハウス型のステージ。ここに1日居てもきっと楽しめるだろう。
この場所を目指して、多くのアイドルがメインステージと呼ばれるこの場所でのパフォーマンスを夢見る。ここはまさに横浜アリーナ。この地で観るパフォーマンスは格別以外の何物でもない。
この他にトークステージや物販エリア、そして特典会エリアが場内と場外にある。横浜アリーナをフルで活用したイベントだ。
2日間のハイライトを各グループに焦点を当てながら振り返っていきたい。
FRUITS ZIPPER
まさに新興グループの代表格。ブルーベリーステージは満杯。『わたしの一番かわいいところ』がTikTockでバズっているけれど、この日チャージ(回収)した『完璧主義で☆』が紛れもない神曲だった。。。今後ワンマンに行ってみたいと思えるグループである。
Pimm’s
2019年、この地でPimm’sは初めてメインステージに立った。今でもあのステージを忘れたことはない。卒業した郡司英里沙さんの振りかざしたあの拳を。。。今、新しいかたちで7人となった彼女たち。神曲『Kimi to boku』をニアミスでほぼ聴くことができなかっただ、まさかの『キャッチボール』を聴き、私の中の思い出が蘇るとともに新時代の彼女たちをこれからも応援したいと感じるステージだった。
神使轟く、激情の如く。
本当にかっけえんだよ、こいつら。もはやそんな風にしか感じない。どんどん大きなステージでパフォーマンスをする度、その想いが募る。行きつく先はどこなのか、同じ時代にヲタくをできていることに感謝しかない。
そして、神激のライブ中にペンライトでの新技【双龍拳】を考案した(笑)。同色のペンライト2本を片手で持ち、スターウォーズのダースモールが持つライトセーバーのように振りかざすものだ。単色メンバーの時に使用していきたい。
真っ白なキャンバス
正直、数曲しかハマっていないグループとして観ていた。『桜色カメラロール』や作詞企画に応募した『共に描く』などは好きだが、、、。他の楽曲も嫌いなわけではない、ただ刺さっていない。しかし、彼女らのストロベリーステージを観た時、自分でも表現し難い感動を覚えた。思い起こせば、白キャンのことはずいぶん前からいろんなところで目にしてきた。知らぬ間に私の中にその血脈が流れ、横浜アリーナという大きなステージに立つ姿に感動を覚えたのかもしれない。いつか、心からのシャウトできたなら。
FES☆TIVE
この日はセットリストが本当に神だった。一番踊った(笑)。TIFでパフォーマンスを観られなかったので、ストロベリーステージで縦横無尽に駆け巡る彼女らは本当にかっこよかった。
Appare!
まだ天晴れ原宿だった頃から好きだった。メンバーや名前が変わっても、その楽曲の一貫したアッパレ感はまさに天晴(笑)。久しぶりに聴いた『アッパライナ』は高まりを通り越して昇天していた。9月19日に控える日比谷野音が楽しみでならない。
群青の世界
群青の世界の各ステージでのセットリストは以下の通り。
<ブルーベリーステージ>
BLUE OVER
真夏のヘリオス
最終章のないストーリー
RIBBON
<ピーチステージ>
カルミア
コイントス
未来シルエット
<キウイステージ>
青い光
HOWEVERLONG
メロドラマ
僕等のスーパーノヴァ
『真夏のヘリオス』が聴けたことが夏フェスとしては嬉しかったし、『未来シルエット』や『カルミア』などを聴けたこと、そしてこの夏にリリースした『RIBBON』を聴けたことも幸いだった。
来年こそ、群青の世界と、ストロベリーステージを圧巻させたい。本当に心の底からそう感じた。この夏を彼女たちと駆け抜けられたことを幸せに思う。
ここで、夏フェス恒例?な写真館で余韻に浸ってほしい(笑)。もちろん、アイドルソングのタイトルとともに・・・。
公式キャラのアットジャムくんとも!
【ヲタくとアイドル】
2日間で推し(一宮ゆいさん)とはいろいろな話をした。
中でも印象に残っているのは、オーラについて話したことだ。彼女はAKBのヲタくであり、このアットジャムのアンバサダーを務める元AKBの峯岸みなみさんにステージを観てもらえたことに感動していた。それと同時に緊張が走ったと話す。実はその様子をキウイステージで客席側からも私は把握していた。そのことを伝えると「どうしてわかったの?」と聞いてきたので、長いことAKBのヲタくをやっていたので、もはや古参メンバーはシルエットでわかると伝えた(笑)。すると、、、
と聞かれた。少し考えた末、「大島優子」と語った。私の推しは「前田敦子」だったが忖度のない意見を伝えるべく、大島優子さんを上げた。どうしてそう感じるのかを力説して(笑)、彼女は納得していたように思う。
「俺は、そういう人しか推さないよ。」と自然に出てきてしまった(笑)。元を返せば一番最初は「大島優子」を推していたことを懐古しながら。
そして、会場内の縁日で釣りゲームにチャレンジした。魚を釣り上げることができると、推しが私物にサインをしてくれる。私は自分のペンライト(サンノミヤ)のフィルムにサインをしてもらった。エモい(笑)。サインをしながら、彼女は語る。
ヲタく冥利に尽きる。ヲタくとアイドルの最上の関係を目指してくなかで、私は彼女との”対話”を続けるとともに、ステージとフロアでの絆を築いていきたいとも感じた。
【ご挨拶】
夏フェスの醍醐味として、普段行かない特典会への参加があるだろう。私は約3年前くらいから特典会に行く行く詐欺をしているメンバーが数名いた。今回このアットジャムでその2人とようやくご挨拶をすることができた。それが以下の2人だ。
土光さんにTwitterの画面を見せるだけで、「あ、このアカウントの人なんですか!?」という如く初めましてなのに初めましてではないご挨拶ができた(笑)。日頃のツイートやリプ、ファボは偉大である。
彼女は、僕の元推しである郡司さんのお友達で、白キャンのメインボーカルでもある。このフェスを通じて謎に白キャンの株が爆上がりしたこともあり、ついに挨拶を果たした。郡司さんに伝えておくねと言われたけれど、今の郡司さんのグループには一回も行っていないのだが・・・。
ライブ、特典会、総じて楽しいアットジャムを過ごすことができたのだが、やはり、このことに触れないでは終われない。
「ナツゾメ」「TIF」「アットジャム」、夏の3大フェスでこの楽曲をチャージ(回収)できたことが何よりも嬉しかった。屋外やステージの大きさがそれぞれ違って、想いの込め方も一緒に観たヲタくとの盛上りも、すべてがエバかった。自分のツイキャスのオープニングテーマに勝手にしているだけにイントロで自然と盛り上がり過ぎるこの気持ちがたまらない。これからも歌い続けて欲しい。そして、推しにも歌って欲しい楽曲ナンバー1だ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の現場でお会いしましょう。
※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。
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