【ヲタ活レポ】第44話「共に描く」〜一宮フォーエバー/whipCIRCUIT2篇〜
■今回のテーマ曲■
■第44話「共に描く」■
2020年、世界がコロナの影響で停止した。個人的には今に続くいろいろなことを始めた時期でもある。そんな中で、真っ白なキャンバス(以下、白キャン)というアイドルグループがファンによる作詞企画を実施した。実は学生時代、作詞家を夢見たこともあり、この企画に躍起になったことを今でも覚えている。企画はまったく引っかからなかったが(笑)、それまであまり楽曲が個人的に刺さっていなかったこのグループへの見方が変わった。そして、アイドルヲタくとしての思い出をくれたことにとても感謝している。
3年ぶりに様々なライブやイベントが復活した2022年。ヲタく再起の夏:レジュームサマーの中で@ JAM EXPOという大型フェスに参加した時のことだ。横浜アリーナのメインステージでパフォーマンスをした白キャンのステージが最高に良かった。未だにその理由がわからない。でも、すごく心に突き刺さった。だからこそ、これから話す11月18日のTDCホールワンマンに参加したいと感じた。まさか自分が白キャンのワンマンに足を運ぶなんて、、、。
当日のハイライト
【共に描く】
白キャンは写真撮影が可能なので今回は写真多めでレポしていきたい。なお、セトリは割愛するが、個人的に想い入れの強すぎる『共に描く』を生のパフォーマンスで初めて聴くことができ、ようやく前に進めたなような、ひとつの区切りとなったような感覚になった。『桜色カメラロール』や新曲の『世界犯』もとても素晴らしかった。パフォーマンス全体を通じて彼女たちが貫いてきたコンセプトを体感できる時間だった。そして、いつも側面的に存在していた白キャンの"存在感"を感じた。意識してこなかったが、まさにアイドルヲタくとしての物語を"共に描いていた"のかもしれない。
※撮影は全て著者によるものです。
『共に描く』が披露された時、鼓動が高鳴った。それと同時に、曲中に自分が書いた歌詞がふと思い出され、脳内再生される。知らず知らずに芽生えた思い出が、ひとつの楽曲を通じての十分すぎる満足感をくれた。私は白キャンのヲタくでもなんでもない部外者だ。でも、彼女たちの楽曲にどこかで触れ合い、思いを馳せた。そうして、共に歩んできた。未来を、物語を、"共に描いていた"。この先もそうして同じ世界を歩んでいくのかと思うと、ふと心が熱くなった。
ありがとう、白キャン。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の現場でお会いしましょう。
※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。