【ヲタ活レポ】第144話「最後尾」〜君と僕の未来シルエット篇
■今回のテーマ曲■
■第144話「最後尾」■
新都市ホールでの特典会は混雑を極めていた。だからこそ同日23:30から開催される延長特典会にかけていた。群青の世界としてここが僕の最後の現場となり、メンバーとの最後の特典会となるからだ。場所は六本木のビッグハウス。
何度か群青の世界の特典会やイベントで来たことのある聖地的な場所だった。
僕は24:00を回ったくらいの時間に現地に到着した。翌朝8:00まで開催しているまさかのオールナイト特典会。多少手薄になる時間があるものと思っていた、、、。しかし、会場は最後の最後まで混雑極まりなく、深夜帯の時間とは思えなかった。結局翌朝までいたが払い戻しを何枚かする程に特典会を回すことができなかった。全メンバー行くこともできず、どこか不完全燃焼に終わることとなった。何よりも、常に"取り急ぎ"感があって最後の特典会とは到底実感できなかったのが本音である。
そして、これはその場に居た全員が感じたことだと思うが、深夜27:00代くらいのメンバー休憩時間に眠気との格闘が始まった。全員がうずくまって眠りこける姿は何かに集団催眠をかけられたようにすら感じた。まさに己の鍛錬が試される場所であった。。。
エピソードハイライト
結局のところ、、、手持ちの特典券に対してすべてを使うことができずに終わった。
十分な時間は無かったけれど、メンバーたちとの時間だけは本当に幸せを感じた。それがアイドルのすごいところだとあらためて感じた。
町田ほのか
ラストライブの手紙で一番感動して涙が止まらなかった。同じ現場(monogatari)を知る彼女は、まるで自分の分身のように感じていた。そんな彼女が初めて言葉をつまらせながら語る苦悩に感情移入せずにはいられなかった。
本当にこのグループに入ってくれてありがとう。
その気持ちだけだった。ぜひ生誕祭をやってほしい、そんな想いを伝えると、、、
どこまで行っても同じムジナなのを感じた。ぜひ2024年も彼女に会えることを期待して待ちたい。
もちろん最後は、この言葉で締めた。せーの、「サーイコー!」。
工藤みか/クドミ・クドリ
2019年、11月10日。初めて工藤みかさんとチェキを撮った日だった。実は群青の世界で一番最初にチェキを撮ったのは彼女だった。圧倒的な歌声とビジュアルに惹かれ、whipが最も好きなアイドル像であったからだ。実際に話をしてみてからも、彼女の圧倒的主人公体質が本当に素敵だなと感じていた。
もっと歌い続けて欲しい。そんな本心を伝えると、、、。
いつの日か、またステージ上で楽しそうに歌う彼女の姿を観ることができるのだろうか。ぜひその時には、『カルミア』や『Puzzle』のように作詞もしてほしいなぁと感じた。あなたの歌があって、歌詞があって、そしてその天真爛漫さがあったから群青の世界は皆から好かれていたグループだったと僕は胸をはって言える。
本当に群青の世界として歌い続けてくれて、ありがとう。
横田ふみか/ふみふみ
特典会に行くことができなかったけれど、君のリクエストで特典会の休憩時間後に急遽用意されたカラオケタイムで『真夏のヘリオス』を聴けたことがどれほど嬉しかったか。僕の大好きなこの歌は正直干されていた(笑)。ラストライブでも聴けなかった。だからカラオケ企画だったけど、群青の世界の最後に聴いた楽曲にできて本当に嬉しかった。ありがとう。
これからも同じ誕生日同士、夏には君のことを思い出したい。そう感じている。
卒業して、また戻ってきてくれてありがとう。猫派が多い中、ぽてちという最愛の存在を登場させてくれてありがとう。いつもセトリをあげてくれてありがとう。
村崎ゆうな/ゆうな嬢/うなすけ
きっと最後の特典会は行けないと思ったからトークポートを取って正解だった。まずは謝りたい。推し変からの推し戻りをして本当にごめんなさい。でも、貴女の存在があったから、僕は推しメンと最高の関係性を築くことができたんだと思う。別の世界線でなら貴女を推していたのだろうか。。。
趣味が同じで、行きたい美術展をせーの、で言い合ったり、絵を描いて欲しいと言ってくれたり、『カルミア』のロケ地を教えてくれたり、特典会に行ってなくてもいつも想っていてくれたことが本当に嬉しかった。こんな言い方は正しくないかもしれないけど浮気したのが貴女でよかった。
これからも素敵な僕のマルチバース元カノでいてください←。
発展途上なんかじゃない、正真正銘のアイドルになった貴女へ。
一宮ゆい/ゆきち/ゆいちゃん
最初はそんなに深入りするつもりもなかった。気になる子とチェキを撮りたい、そんな軽い感覚だった。
でも、いつの日からか僕の中でゆいちゃんが居ないと耐えられない、そんな存在になっていた。それまでの経験から、もうガチ恋もしたくない、なんなら推しメンも作りたくない。だからライトな気持ちでヲタくをしていきたい、そうでないと後で辛くなるだけだから。そんな風に決め込んでいた、はずだった。。。
でも、ゆいちゃんとの時間や思い出が増えるたびにこの人をもっと応援したい、僕ができることすべてしてあげたい、そんな気持ちでいっぱいになった。だから封じていたペンライトを新調し、手紙を書いて、推し契約をした。プレゼントを選んだりする時にゆいちゃんのことを考えるのが本当に楽しかったし、幸せだった。どんなに日々の生活で辛いことがあってもゆいちゃんのことを考えるだけで、会えると思うだけで全部吹っ飛ばせた。ゆいちゃんから花束が欲しいと言われた時、本当に嬉しかった。
二人の間で"雪解け"と言っている事象が、結果的に関係を強固にしてくれたと思っています。でも、あの時はグループ内推し変をして本当にごめんなさい。それでもゆいちゃんに通い続けて良かったと今では心から言うことができます。
「一宮ゆいしか勝たん」ってツイートをしたことを心の底から喜んでくれたり、やることすべてに反応してくれたのが僕も嬉しかった。
最後の特典会では、今までのチェキ帳を持参して、二人でそれを眺めて懐かしんだ。雪解け前のチェキが見たいって言うから、ここだよ?と教えると、、、
笑い話にできたことが嬉しい。
ここ最近で、ゆいちゃんが僕によく投げかけてくれる言葉だ。アイドルではなく、第一の人として見てくれることが嬉しいと言われた。
それはこちらの台詞であって、昔、ゆいちゃんにこう言われたことがその根本である。
"実直"のように、貰った言葉をそのまま僕もゆいちゃんに想っていたし返したかった。
それでも刻一刻と近づいてくる別れの時。朝8時まであんなに長いと思ったのに、もうそこまで日がさしている。。。
「さよならは言わないよ。」
「これで最後だと思ってない。」
「また会えるって信じてる。」
そんな言葉を並べてきたけど、いよいよ最後の特典会となったその時、、、
「散々強がり言ったけど、やっぱりすごく寂しいよ。これから先、どうしたらいいかわからないよ。」
と涙ながらに本音を吐いてしまった。そしたら涙が止まらなくなって、ゆいちゃんの顔が滲んでしまった。
そんな風に言ったゆいちゃんを見て、「大好きだよ。」とつぶやいた。
昔、ゆいちゃんに聞いたことがある。僕のこと、好き?って(笑)。いろんな人のことを考えてか「うーん、どうかなぁ」みたいな濁し方をされたけど、この時の「大好き」は僕に宛てられたものだった。少なくともこの瞬間だけでも、ゆいちゃんがそう想ってくれたことが幸せだった。
群青の世界としての二人の物語はこうして幕を閉じた。
だけど、きっとまだ終わっていない。そう感じたいだけかもしれない。でも僕はその直感を信じたい。これから先の僕の人生に、ずっと一宮ゆいが登場しますように、と。
最後に、群青の世界でのチェキ総数を上げていきたいと思う。
群青の世界:一宮ゆい、完。
一宮ゆい、続。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。