【展覧会レポ】テート美術館所蔵 コンスタブル展
みなさん、こんにちは。
本日は、三菱一号館美術館で開催しているコンスタブル展に行ってきました。
ずっと来たかったので、ようやくです、、、。
ジョン・コンスタブルは、イギリスの風景画家として有名ですが、そのバックボーンをあまり知らなかったので、この展覧会を非常に楽しみにしていました。
撮影ができなかったので、写真は少なめです‥。
まず、地下から入れる入り口があって驚きました!煉瓦造りの壁面が素敵です。
今回の特別展では、ジョン・コンスタブルの生い立ちから、どのようにアカデミーの中で成功していったのかを作品と共に追体験できます。
ずばり、コンスタブルはイケメン!お金持ち!才能あり!という完璧タイプ(笑)他の画家が病みまくりななか、珍しいくらいにクリーンな方だったんだろうなと感じました(笑)
彼は主に故郷の農村を題材に風景画を制作しています。この時代では、そういった場所への繋がりが大切だったんだなと様々な展覧会に行く度実感します。
風景画を描きたい!という彼の希望とは相反して、この時代はまだまだ風景画が下火、、、生計を立てるために肖像画などを積極的に制作していきます。
コンスタブルがすごいのは、その絵画的才能だけではなく、ビジネスとしてのアートを確立させていた点にあると思います。どんな絵が求められているのか?アカデミーに気に入ってもらえる構図やサイズなどはどんなものか?常にマーケティングをしながら作品に着手していたように思えます。
最後には撮影できる絵画もあります。
ご覧の通り、美しい風景画ですが、特に注目すべきは「雲」の描き方かなと感じます。
コンスタブルはどうしたら、空や雲を美しく描けるのかを探求していたようです。
三菱一号館美術館の展示にはほぼすべての作品に解説(キャプション)が付いているので非常にわかりやすいです。
緊急事態宣言で当面休館となってしまいましたが、5月末まで開催予定ですので、ぜひ再開後は訪れてみてください。
↓公式サイト↓
https://mimt.jp/constable/
最後まで読んていただきありがとうございました。
※展示パネル等を参照しています。
Wup
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