【ヲタ活レポ】第39話「パラダイムシフトってなに?」〜一宮フォーエバー篇
■今回のテーマ曲■
■第39話「パラダイムシフトってなに?」■
2022年10月19日に渋谷のWOMBで開催されたQUEENS主催の対バンQUEENDOMに行ってきたので、今回はそのレポとなる。
この日は、なんと声出しが解禁!!屋外ライブでは徐々に声出し解禁されていたが、ついにライブハウスでも解禁されることとなった。
主催QUEENSのほか、群青の世界、Pimm's、Mirror,Mirror、PRSMINが出演した。群青の世界での声出し解禁は約3年ぶりということもあり、大切な瞬間に立ち会うことができたと感じている。メンバーの村崎ゆうなさんや水野まゆさんは、群青の世界として声出しライブが初めてということになる。
また元主現場のPimm'sでの声出し解禁も3年ぶりということもあり、非常にノスタルジーを感じる一日でもあった。
今回は、声出し解禁したことをフックにいろいろと話していきたい。
本日のハイライト
【僕の声、君の表情】
◎セトリ◎
カルミア
RIBBON
最終章のないストーリー
僕等のスーパーノヴァ
群青魂
まずは、主現場:群青の世界から。声出しがオッケーだった時代でもそこまでコールやMIXが目立ったていた現場では正直無かったように思う。個人的に想い入れのある「カルミア」はむしろ声出ししたくないと感じたくらいだ。しかしながら、「RIBBON」や「僕等のスーパーノヴァ」などハイテンポな楽曲ではメンバーコールや、MIXを打つことの楽しさをやはり感じた。ステージのメンバー自身もとても嬉しそうな表情だったように感じた。
終演後の特典会でも、各メンバーに声出しのことを聞いてみると、、、
それぞれの思いの丈を語ってくれた。やはり声出しはメンバーにとっても嬉しいらしい。
以前は声出しこそ至高、それが全てみたいなヲタくをしていたが、コロナ禍になり振りコピやペンライトだけでも様々な表現ができることを知り、より総合的にヲタ芸を考えるようになった自分がそこにはいた。とはいえ、3年ぶりに叫ぶ推しの名前は自分でも誇らしげな気持ちになるくらい清々しく、声を出すことの快感を思い出させてくれた。
そして当日会場で感じたこととしては、コロナ禍に入る前の楽曲にはコールが入るが、それ以降の楽曲にはコールを入れづらい風習みたいなものだった。入れていいのか、何を入れればいいのか、この3年間で失われた文化は大きかったのかもしれない。だからこそその先陣を切ろうと謎の決意のもと叫びまくった(笑)。声を出さなくても良いか、と考えていた己はどこへ(笑)。
最後の最後で、やはり声出しといえばこの楽曲、ということで「群青魂」が披露された。この間何度か披露されたが、やっぱりMIXの入る群青魂は本当に楽しかった。
声を出せることの魅力は、自己表現とそのことによって生まれる満足感や達成感、自己肯定感と満たされる承認欲求なのだろう。今回より一層感じたのは、個々が発するその声援が一つの集合体となって会場に一体感を生む瞬間の爽快感だ。特にトリを務めたQUEENSでのステージとフロアを連結させる声の魅力に圧倒された。アイドルライブには、やはり声出しは適度に必要なのかもしれない、そして声を出すことでその一体感を感じ、自分の存在価値をここに示したい。叫んだっていいんだ。そんな自由な現場がまた普通になればいいなと感じられる時間だった。
【パラダイムシフトって何?】
その言葉を検索してみると、以下の通りとなる。
ここ数年はまさにパラダイムシフトの連続だったことだろう。そして、この言葉で連想するのは、
ムカ着火ファイヤァーーーーーーーー!!!!
この日のPimm'sは神がかったセトリで、「Moo!」「うりゃおい。」「kimi to boku」など声出しで盛り上がる楽曲の連続。そして「ムカ着火ファイヤー」!2019年の12月23日以来、本当に3年ぶりに聴いた(泣)。。。意図せず自然と声が出てしまう「あ〜ファイヤー、ファイヤー!」「ふ〜っ、ふ〜っ!」。やはりPimm'sの楽曲は骨身に沁みる。最高に楽しい時間をありがとう!
そんな高揚から思わずPimm'sの特典会に参加した。これもおそらく3年以上ぶりになる小林智絵さんに。
Pimm'sの主現場を私が離れてから、どこか申し訳無さを感じていた。というのも、やはり絶対的に郡司英里沙さんという存在を当時推していた為、喧嘩別れしたような感覚に勝手に陥っていたのだ。
出だしのこの展開で本当に救われたし、嬉しかった。疑問に思っていた先のことを聞いてみる。すると、
普段は一人称が「うち」の彼女が「あたし」になっていたことを考えるとおそらくそれほどの衝撃だったのだろう。取り越し苦労でほんとによかった。3年ぶりにこの気持ちが解消されることになったのは本当に嬉しい。
まさに、パラダイムシフトな時間だった。
何卒。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の現場でお会いしましょう。
※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。