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"一宮ゆい"という推し

いつか、もっと詳しく書いていきたい。今は衝動的に、とにかく文字にしたいと思った。


群青の世界の一宮ゆいさん。私の推しメンだ。彼女との出逢いは2019年の秋に遡る。当時まだいろいろと患っていたヲタくだった私は、アイドルという存在を恋愛とか尊敬とか自己投影の対象として見てきた。意味合いごとに最上級の推しメンがいて、そのそれぞれとの関係性を大切にしてきた。

あの頃の一宮ゆいさんとの関係は、まだ何者でもない、そんな感覚だった。『未来シルエット』という楽曲に陶酔し、そのイメージを植え付けていたことだけはあったと思う。ハッシュタグ【#一宮ゆいしか勝たん】をとても喜んでくれたことを今でも覚えている。

当時応援していたあらゆるグループが解散し、推したちが活動を閉ざしていく、ワールドカオス時代が私にとってのコロナ禍だった。そんな時に救ってくれたのが群青の世界だ。楽曲はもちろん、一宮ゆいさんという存在が、私をまだアイドルヲタくでいさせてくれる理由になった。

しかし、関係性を築くなかで村崎ゆうなさんという新メンバーの存在がそれを脅かした。顔の濃さや、雰囲気など何かが私を魅了して止まなかった。結果、グループ内で推し変をするに至ってしまう。言い訳をすると、当時、もう深いヲタくになりたくないと考えていた私は、昔なら絶対にしない推し変をアイドルに向き合う自分に対しての決意表明として行動してしまったように思う。とはいえ、この行為に一宮ゆいさんからは激しい批判を受け、険悪なムードが半年くらい続いた。。。その間、今までに感じたことのない「現場に行きたいのに行けない」という感情に悩まされた。以降、この気持ちと向き合いながら私の後悔と反省の時節が始まるのだった、、、。

翌年の一宮ゆい生誕祭。この場に訪れたことで、なんとか彼女との関係性を再び持ち直すことができた。想いが伝わったのかは定かではないが、この頃ほど気持ちが救われたことはヲタくをしていてなかったと感じる。

そうして2021年後半から2022年にかけては、彼女との関係を取り戻すかのように思い出をたくさん紡いだ。復活した夏フェスや、群青の世界の様々なイベントにライブ、SNS、手紙、ヲタくとして自らが楽しみ、そして彼女が喜ぶことをたくさんしたいと感じ実行してきた。自身のツイキャスでも彼女のことばかり話、タイトルコールを動画で撮ってもらったりした。ふざけ合うようで、どこかヲタくと推しの関係を築き始めている感覚がたまらなかった。

昨年、ポイントカードの特典として1分間動画が用意されていた。40ポイントを貯めた私は、その特典を先日受け取った。その内容は私がリクエストしたわけでもないのに、私のツイキャスに関わる内容であった。おふざけだったとしても、本当に嬉しかった。それは、彼女が無意識に私が喜ぶことを選んで動画にしようと考えてくれたその行為自体に対する喜びそのものであろう。何度も動画を観てしまったのは、内容もさることながら、彼女が私のことを想って作ってくれたこの動画が嬉しかった。

そして私がこうした話をすることで、一宮ゆいさんのイメージが周囲でより素敵になっていくことが私自身たまらなく嬉しい。

推しとヲタくの関係性。そこにどこか恋愛感情を求めがちだった私が、そうではない、アイドルとファンという立場で変換できるようになったのは自分の中でも驚いている。

別にTOになりたいわけではない。ただ、彼女の中に私がいてほしい、それだけなのだ。この動画を通じてなんとなくそれを体感できたように思う。

私の心の中にたくさん入ってくる。

これからももっとたくさんの思い出を作っていきたい。

どうしても溢れる気持ちを書き走ってみた。

一宮ゆいさんは、私にとって過去最高の推しメンです。


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