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【ヲタ活記録】第2話「一宮ゆい」(前編)

■今回のテーマ曲■


■第2話「一宮ゆい」

 群青の世界 定期公演「青の記録」に行ってきた。早3回目。今回はメンバーの一宮ゆいさんがセットリストを考えた公演になっている。当日のレポを私と一宮ゆいさんとの物語も合わせて綴っていきたい。
 長くなってしまったので、

 ・前編:一宮ゆいさんとの今まで
 ・後編:青の記録レポメイン

として執筆したいと思う。(すみません。。。)

画像参照元:https://twitter.com/aoseka_official

 一宮ゆい。今年で22歳になる群青の世界のメンバー。その独特なキャラクターからついた異名は【奇人】。まるで芸術家のような思考センスを持ちながら、整った容姿から発揮される10000%のアイドルオーラ。一度見たら誰もを虜にしてしまう。メンバーも語るように、まさに彼女は群青の世界の顔、入口だ。以下は彼女のプロフィールとTwitterリンク。ぜひフォローしてあげてほしい。

◎プロフィール

画像参照元:https://gunjonosekai.com/profile/

◎公式Twitter


【一宮ゆいとの出会い】

 彼女との出会いは2019年の暮れ。たまたま行ったアイドルのフリーライブに出ていた群青の世界を観て「未来シルエット」に感銘を受けたことに始まる。好きになるとすぐにでも現場に足を運ぶ行動派な私は、その直後に開催された無料公演に赴き、その後も対バンなどで群青の世界を観始めた。
 最初にチェキを撮ったのは工藤みかさん(以下クドミ)だった。私の推しはだいたい顔面が濃いタイプの人が多く、歌唱力がえげつない場合が多い。クドミはまさにそんな人柄だった。以下は彼女のTwitterアカウント。

 しかし、その後もライブに足を運んだり、You Tubeで動画を漁るたびに、気になっていったのは一宮ゆいさん(以下ゆきち)だった。私の傾向として、入り口になったメンバーが二番目の推しとなり、当初【この人は絶対に好きにならないだろうな】と感じているメンバーこそ真の推しメンとなるケースが多い。今回もまさにそのセオリーだったわけだ(笑)。
 彼女はTwitterをよく見てくれていて、当時の僕が現在進行系でPimm'sのヲタくということなどをよく理解してくれていた。彼女自身がアイドルを好きということもあり、心境や状況の理解はとても早かったように思う。今でも覚えている言葉がある。群青の世界は周年となる日が12/23なのだが、奇しくもこの日は僕がヲタくを一区切りつけた日(Pimm's郡司英里沙さんの卒業した日)でもある。次の周年ワンマン来てくれる?と彼女に聞かれて郡司さんの卒業公演があって厳しいという旨を告げると、彼女はこう言った。

「あ、それは仕方ないよ。むしろごめんね。しっかり見届けてきて。」

アイドルの発言なのかと思った。普通なら自分たちのところに来てほしいと冗談交じりに濁してくるところを、こうした言葉でイチヲタくを想ってくれたことが嬉しかった。この時、僕は彼女を推し(応援)していこうと決めた。

【グループ内推し変という罪】

 2020年。世間がコロナウイルスという未曾有の事態と直面するなか、私にもヲタくとして未曾有の事態が訪れた。それは、群青の世界のメンバー体制が変わり、新メンバーとして二人が加入したことに由来する。そのうちの一人、村崎ゆうなさん(以下ゆうな嬢)との出会いだった。【発展途上のアイドル】と自称する彼女はあまり表情を変えない不器用そうな第一印象だった。はっきり言って大好物だ(笑)。そして映画が好きということもあり話が盛り上がったり、好きな服の系統、鳥が嫌いなところなどいろいろと私の前任者(元カノ)との共通項が多く戸惑った(笑)。何かをフラッシュバックしているような感覚に彼女と話すたび感じた。しょうもないヲタくで申し訳がない、、、。
 以下は彼女のTwitterアカウント。

 最初のうちは曖昧だったが、徐々に特典会でもゆきちからゆうな嬢への足取りが多くなった。その様子はもちろんすぐ近くにいる彼女:一宮ゆいさんにもしっかり認識されているとわかっていながら。ある時、私はゆきちにこう言われた。

「グループ内推し変って、一番やっちゃいけないやつだよ!」

所詮無数のヲタくの一人だし、深い意味はないだろうと感じていた。しかし、その後も彼女に会うたび、今までと何か違う違和感を感じていた。そうこうしているうちに僕は彼女の特典会に行くのをやめてしまったのだった。

【雪解け】

 2021年の初秋。一宮ゆい生誕祭が開催された。ライブ後の特典会で僕は久しぶりに特典会でゆきちのところへ行った。

「え?!来てくれたんだね!嬉しい、ありがとう。もう仲直りしよ?意地悪しちゃってごめんね。」

彼女は大罪を犯した僕にこう言ってくれた。この時、いかに生誕祭に来てくれることが本人にとって嬉しいものなのかがよくわかった。それと同時に、彼女がヲタくとしての僕を大切に思ってくれていることも伝わった。後日、彼女の言葉で「昔から知っている人が、離れていってしまうと本当に淋しくなる。」というようなことを目にし、きっと僕がここにあたることを感じた。 
 一方通行なはずのアイドルへの想い。それが違ったと感じた瞬間だった。この日を境に僕らは【雪解け】をしたのだった。

【月イチの男へ。】

 それからは以前同様に、むしろよりアイドルとヲタくとしての絆を勝手に感じながら私はゆきちとの特典会や日々のツイート、ライブを楽しめるようになった。【奇人】と呼ばれる彼女に付けられた私への異名は【月イチの男】だった。この頃、私が書いた自分のヲタく人生についてのnoteを彼女が読んでくれたらしく、程よい距離感で群青の世界現場に通う旨を読み取りこの異名が名付けられたようだ(笑)。

 「自分だけを見てほしい」そんな彼女の願望はわかる。私もヲタくとしてそんな風になれたらどれだけ幸せなのかと幾度となく考えてきた。でも、現実はもっとリアルで、彼女一人に対して何百というヲタくの人生が絡んでくる。その中で少しでも印象に残ればとヲタくをやってきたが、どうやら自分が思ってる以上に印象に残っているのかもしれない。アイドル相手とはいえ、一人の人間とのコミュニケーションに変わりはない。この先もしっかりとそのことを意識して、一宮ゆいさんを推して(応援して)いきたい。


ライブレポは後半に続きます。
前段が長くなりすみません(笑)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

the whip

※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。

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