【展覧会レポ】 永遠の都 ローマ展 @ 東京都美術館
上野の東京都美術館で開催中の『永遠の都 ローマ展』に行ってきました。
◆公式サイト
実は東京都と姉妹都市だというローマ。全然知りませんでした!古の時代から多くの人々を魅了するスポットとして誰もが知る場所ですよね。この展覧会では、そんなローマの歴史を紐解く内容になっています。
展示品は、ローマのカピトリーノ美術館にある所蔵品から厳選された70点!カピトリーノ美術館は世界で最も古い、最初の公共美術館です。
展示構成
①ローマ建国神話の創造
②古代ローマ帝国の栄光
③美術館の誕生からミケランジェロによる広場構想
④絵画館コレクション
⑤芸術の都ローマへの憧れ、空想と現実のあわい
序盤ではローマの歴史や皇帝たちの姿を、そして後半ではカピトリーノ美術館の歴史を交えてローマの魅力に迫ります。
残念ながら撮影がNGとなっているので、ぜひ作品群の迫力を生で体感してみてください。
古代ローマにとって様々なアイテムに牝狼の図像がシンボルとされていることや、18世紀頃には既に実在のローマに空想的なフィクションが足された作品が登場していることなど、現代にも繋がる要素や考え方がたくさんあったようにも感じます。
古きを知り、新しきを知る。まさにそんな展覧会だったように感じます。ローマの皇帝についてもっと知りたくもなりました!
展覧会は上野の東京都美術館にて12月10日まで開催中です。
最後まで呼んでいただきありがとうございました。
※執筆にあたり、公式サイトや解説パネルなどを参照しています。