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【ヲタ活記録】第9話「カルミア-覚醒-」
■今回のテーマ曲■
■第9話「カルミア-覚醒-」
4月30日にSHIBUYA O-WESTで開催された、群青の世界『0のポラリス』に行ってきた。
『0のポラリス』は無銭ライブで、普段のワンマンライブとは違った盛り上がりを見せている。当日のセットリストは以下の通りだ。
◎セトリ◎
青い光
真夏のヘリオス
アイワナビー
青空モーメント
群青魂 ☆
令和アンセム ☆
Howeverlong
カルミア
未来シルエット
PUZZLE
僕等のスーパーノヴァ
☆を付けた2曲に注目して欲しい。コロナ禍になってからの約2年間、封印され続けた『群青魂』『令和アンセム』が復活したのだ。当日だけだったかもしれないことを思えば、このライブに参加できたことを本当に幸せに思う。そもそも封印の理由は語られていないのだが、おそらく発声がライブでできなくなったこともあり、盛り上がる楽曲の代名詞であるこの2曲が封印されたものと思われる。おそらく、復活の理由には、このライブ直前に発表されたメンバーの横田ふみかさんの卒業が関係していたのではないだろうか・・・。真意はわからないままだが。
当日のハイライト
【卒業】
◆横田ふみかさんのTwitterアカウント
横田ふみかさんは初期から活動されているメンバーで、昨年後半に一度活動を休止して、最近復活したばかりだった。体調面やメンタル面での負荷があったようで、今回グループからの卒業をすることとなった。
私自身は、彼女とそんなにたくさん思い出がある訳ではない。だが、実は同じ誕生日だったこともあり、生誕祭イベントには何度か行ったこともある。やはり5人揃っての群青の世界という印象があっただけに、そんな私でも卒業発表はショッキングな出来事だった。
最後までアイドルでいる彼女の姿を焼き付けたい。そう思いながらライブを観ていたら、自然の涙を流している自分がいた。ステージ上で全力の笑顔を振るまう彼女。その裏で、抱えきれない葛藤や辛さがあったのかと思うと目が熱くならずにはいられなかった。
「終わりあるほど、美しいのならば。」
『僕らのスーパーノヴァ』の歌詞にあるように、彼女の姿はまさに美しさそのものだった。
残念ながら彼女の卒業公演に行くことができないので、残りのライブで彼女の姿をしっかりと見届けたいと心から思う。
【アッセンブル】
この日は、私のヲタく仲間が数多く駆けつけてくれた。普段は別の主現場の彼らとアッセンブルできたことは本当に嬉しい。とはいえ、私は元来の性質でライブ中は「ステージと自分」だけの世界に入り込んでしまう。途中で駆け付けたヲタくのことも目に触れず・・・申し訳ない(笑)。
『群青魂』が聴けたことも嬉しかったのだが、個人的には『令和アンセム』が本当に好きな楽曲だったので、一夜限りでも復活してくれたことが嬉しかった。両方の楽曲にブランクがあり、振りコピを一部失念してしまったことが悔やまれるばかりだ・・・。後は、待ちに待った『真夏のヘリオス』を聴けたことが最高だった。
それでも結果的に、同じライブを皆で体感できたことが嬉しかった。また機会があればぜひライブに遊びに来て欲しいし、私も皆さんの主現場に遊びに行きたい。
【推し契約:済】
先日のライブで、メンバーの一宮ゆいさんに【推し契約】をした話を思い出して欲しい。今回の特典会では、まさにその返答を貰った(笑)。特典会冒頭、アクリルシート越しに近づいてきた彼女は小声で「×××」と私の本名をつぶやいた・・・。「これで推し契約だね」と続ける。まさかこんなにも明確な返答が来るなんて(笑)。アイドルおそるべし。そして、あげた手紙の感想を聞くと、「何よりも字が綺麗で、本当はすごく真面目でちゃんとした人なんだなってゆいち思ったよ」と言われた(笑)。推しに【字が綺麗】と褒めてもらえるのは何度目だろうか。にしても、字が綺麗で見直されるのも、何度目かだったのでむしろそうなのかという感覚になった。
とにかく、予想以上に素敵な返答をくれた一宮ゆいさん。本当に推しメンがこの人で良かったと実感する。
そんな彼女は最近インスタを開設!ぜひフォローしていただけたら幸いだ。
【カルミア-覚醒-】
後半パートでは、ライブレポと合わせて自分のことを書いていく。興味がなければ読み飛ばして欲しい(笑)。
『カルミア』という楽曲はメンバーの工藤みかさんが作詞を担当した楽曲だ。本当に素敵な歌で、私はその日からアカウント名の苗字を「kalmia」にした。現在のアカウントは一身上の都合で「the whip」と当時とは別物にしているのでこの苗字は既についていない。12月23日にはこの苗字を付けた「whip-kaimia」としている。この話はまた別の機会に・・・。
そして、この4月30日が、誕生花:カルミアの日だったことを知る。なので、この日も「whip-kaimia」としたい(笑)。
ヲタくとしての自分は、自分でありながらある種フィクションのような存在と思っている。だからこそ、その設定をしっかり保っていきたいと考えてしまう。共感やご理解をいただけたら幸いである。
では、「kaimia」だった自分は何が違うのか。。。今の自分よりはこの当時のヲタくとしての自分はかなりクレイジーだった(笑)。だからこそ、そのパワーを自らに召喚できるような意味合いをこの名前を付ける日に設定した。【覚醒】である。当日は封印曲を披露されたこともあり、いつも以上にライブ中に激しく盛り上がった自分がいた。本当に何年ぶりだったろうか。
私はライブ中は基本的には以下で楽しんでいる。
・振りコピ:振付をコピーキャットして一緒に踊ること。
・推しジャン:推しが歌うタイミングや楽曲の盛上りでジャンプすること。
・ケチャ:オチサビなどで推しへ手を伸ばすこと。
・憑依:楽曲中にステージのメンバー同様に想いを込めて体感すること。
・ミックス:コールやミックスと呼ばれる声出し(現在は禁止)。
・サイリウム:二刀流、逆手持ちを基本としていた(現在は封印)。
今回のライブでは「憑依」が特に激しかった。気持ちが入り過ぎたなというのは自分でも覚えているが、他者から当日の私の様子を聞くと、それはもはやパフォーマンスしている側と同じ気持ちの入りように見えたとのことだ(笑)。
ライブをどんな風に楽しむのかは人それぞれだと思う。それぞれの楽しみ方で(迷惑にならないように)楽しんでほしい。今回のライブではいわばパワーのネクストレベルを知ったように感じる。最後の主現場:群青の世界でもっともっと自分とステージの体感を繋げていきたいと個人的に感じた1日だった。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の現場でお会いしましょう。
※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。何卒。