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【ヲタ活レポ】第204現場「最後の魔法が解けた日から」〜Time:sora篇/アイドルユニバース

■主題歌

■第204現場「最後の魔法が解けた日から」

NEOJAPONISMの日比谷野外音楽堂(以下日比谷野音)ライブに行ってきた。
まず、今回チケットを譲っていただいた知り合いのヲタくの方へ感謝の気持を述べたい。記念すべきライブを観ることができたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

※撮影はすべて著者によるものです。

何度か、日比谷野音のライブには足を運んできたが、これほどまでに会場の設営が作り込まれていたのは初めてだった。

和風をテイストにした入り口や灯籠など、夕暮れの日比谷野音の雰囲気を存分に引き立てる装飾がライブまでの時間をより特別なものに演出してくれた。

至る所に灯籠あり、雰囲気を演出していた。

ステージには5つの巨大スクリーンが貼られていて、2階建ての組ステージがいつもとは違う日比谷野音を際立てる。

開演との同時に始まったのは、太鼓や三味線などの和楽器による生演奏。そして、コンテンポラリーな動きをしつつも、どこか侍を思わせる女性ダンサーが登場。その後に、NEOJAPONISMのメンバーがステージに降臨した。

90分のノンストップライブの後に、やっとMCが入る(笑)しかし、あっという間の展開に、そんなにも時間が過ぎていたとは全く思えなかった。

滝沢ひなのさんの言葉がエモかったので、ここで引用したい。

「(これまで私たちが)どんだけ泣いとったか知らんやろ?だってみせてないもん。(中略)今日ここに立てたことは、ここまで繋げてくれたあなたのおかげてす。本当にありがとう。」

滝沢ひなの

2019年の12月に新体制となり、この日でちょうど5年を迎えた。5年という月日は到底当たり前に迎えられる年月ではないし、同じメンバーでここまで歩んでこられるグループもそうそういない。だからこそ、ヲタく人生の中で片足突っ込んでるような僕みたいなヲタくでさえも、その言葉に、ライブに胸を打たれずにはいられなかった。


今年のTIFで観た『幸せなんだ』に心打たれ、今まで認識はしていたNEOJAPONISMの魅力を再認識してしまった。

そこからいろんな楽曲を聴くのなかで、ひとつの発見をする。それは、3つの楽曲に「最後の魔法」という共通の歌詞とメロディが登場している、ということだ。それが次の3曲である。

『トゥ・ザ・フューチャー』は旧体制時代からの楽曲であるが、セルフカバーで歌われた。『sky』→『トゥ・ザ・フューチャー』→『Dear』という新体制でのリリース順に着目し、共通する歌詞「最後の魔法」からとある歌詞考察に辿り着いた。

それは、「最後の魔法」という歌詞が旧体制時代のコンセプト:NEO SOUND、NEO CULTUREの代名詞となっており、グループのレガシーを受け継いでいるのではないか?という考察である。そのうえで、以下各楽曲について僕なりの考察を試みた。

『sky』では、旧体制から新体制、そしてリリース時期にの情勢:コロナに影響を受けた内容になっていて、「最後の魔法」はここから続いていく、という意味合いを謳っているように感じた。

『トゥ・ザ・フューチャー』では、旧体制からのレガシーを受け継ぎ、「最後の魔法」が解けてもアイドルとして高みを目指すことを誓っている。

そして、『Dear』では、2023年のアメリカ遠征を経て帰国したNEOJAPONISMが、今一度日本で自身らの道を歩み始め、ファンとの絆を大切にし、これからも変わらずここに居るということを表現しているように感じたのだ。


日比谷野音のライブのラスト、『トゥ・ザ・フューチャー』で締めくくられたライブ。その最後に「これからもNEOJAPONISMについてきてください。」というメンバーの言葉に、先の考察が僕の中で確信に変わった。

様々なアイドルが解散(現体制終了)やスキャンダルなどに巻き込まれ、グルーブとしての高みを目指すことこそ難しくなってしまった現在。

変わらぬメンバーで、道を歩み続けた彼女たちの姿は本当に輝いていたし、観ていて心を奪われた。そして感情が動かされた。まだ見ぬ空:skyへ。未来を目指して:トゥ・ザ・フューチャーしていくNEOJAPONISMの姿をこれからも応援していきたいと、心の底から感じた。

数多くのアイドル:同志からの花束が届いていた。
そして、たくさんのファンからの想いもそこにはあった。

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の現場でお会いしましょう。

※本記事は、筆者の体験を元に主観で執筆したものとなります。あらかじめご了承ください。

※歌詞考察は個人的な考察となります。ご容赦ください。何卒。

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