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【展覧会レポ】「光のメディア」展 @ 東京都写真美術館

先日、東京都写真美術館で開催中の「光のメディア」展に行ってきました。

アーティストたちによる様々な【光】に焦点を当てたコレクション展です。

【それぞれの光】

本展覧会では、アーティストが表現した【光】の描写に注目したものとなっています。以下、私が感じ取った各作者と【どんな光を演出したのか?】を記述していきます。写真が撮れなかったので、ぜひ作品を鑑賞されたらこのレポと読み比べていただけますと幸いです。

バーバラ・モーガンは、残像としての光を描きました。W.ユージン・スミスは、明暗を差し込む光として表現。ヨゼフ・スデックは影に、ハリー・キャラハンは記憶として光を再現したように思います。

中でもジェームズ・ウェリングはゼラチンシルバープリントのカンバスで抽象主義絵画のような作品を生み出しました。これが写真なのか?!という一品です。

佐藤時啓は、インスタントカメラによる一瞬の光を記録し、マイナー・ホワイトは影が作る光、そして光が作り出す影の世界を残しました。

全体的に作品の解説などはありません。だからこそ解釈がたくさん生まれる展覧会でした。どの作品も非常に魅力的でしたのでぜひ実際に鑑賞して皆さんの解釈やご感想を教えて下さい!

撮影ができなかったので、文字だけのレポとなりましたが、素敵本当にな世界観でしたのでぜひ訪れてみてください。

◆公式サイト

展覧会は6月5日まで東京都写真美術館で開催中です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

※執筆にあたり、公式サイトやチラシ、解説パネルなどを参照しています。

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