「起業の科学」で新規事業の要所を抑える

おはようございます。
今回は新規事業、事業創出のヒントになる本をご紹介します。

これまで、多くの新規事業本を読んできましたが、最も全体が網羅されており、特に検討初期において頼りになると感じるのが、この本です。

『起業の科学』

何よりもまず、課題にフォーカスすることが重要であり、具体的に、どのような課題に注目することが、事業化への確度を高めるか、という部分の記載が、他の本にはない、この本の魅力です。

その、解くべき課題の条件とは、

  1. 高い専門性

  2. 業界や現場の知識

  3. 市場変化に対する理解度

となっており、とにかく、自分自身がこれまでに経験してきた業界や領域にこそ、取り組むべき課題、自分が解くべき課題が眠っているということです。

つまり、まずは経験や知識の広さと深さを獲得したうえで、それを更に深めていく、というステップが重要だと感じます。

また、本書では、課題を特定したうえで、それをどのように解くべきかの、ソリューションのヒントも与えてくれます。

10のフレームワーク、そして、リーンキャンバスの書き方など、本書の知見を活かすことにより、事業創出の確度を高めていけそうです。

これから新規事業に取り組み始める方や、行き詰まっている方には、必読の本ではないでしょうか。

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