「起業の科学」で新規事業の要所を抑える
おはようございます。
今回は新規事業、事業創出のヒントになる本をご紹介します。
これまで、多くの新規事業本を読んできましたが、最も全体が網羅されており、特に検討初期において頼りになると感じるのが、この本です。
『起業の科学』
何よりもまず、課題にフォーカスすることが重要であり、具体的に、どのような課題に注目することが、事業化への確度を高めるか、という部分の記載が、他の本にはない、この本の魅力です。
その、解くべき課題の条件とは、
高い専門性
業界や現場の知識
市場変化に対する理解度
となっており、とにかく、自分自身がこれまでに経験してきた業界や領域にこそ、取り組むべき課題、自分が解くべき課題が眠っているということです。
つまり、まずは経験や知識の広さと深さを獲得したうえで、それを更に深めていく、というステップが重要だと感じます。
また、本書では、課題を特定したうえで、それをどのように解くべきかの、ソリューションのヒントも与えてくれます。
10のフレームワーク、そして、リーンキャンバスの書き方など、本書の知見を活かすことにより、事業創出の確度を高めていけそうです。
これから新規事業に取り組み始める方や、行き詰まっている方には、必読の本ではないでしょうか。