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百均素材で作る折りたたみボックス(製作過程全文無料)

イベント什器に木箱を使いたいけど嵩張るから輸送が大変!というお話を聞きまして、作ってみました折りたたみボックス!
材料費節約と軽量化のため、あえて百均の素材だけという縛りで作りました。

什器用として作りましたが、男前インテリアやナチュラル系のインテリアにも馴染むので普段使いにもおすすめです。
丈夫にしたい場合は、同じ寸法で12mm厚くらいのベニヤでも作れます。(あまり薄いのだと蝶番つけるときにビスが突き抜けます)
ただしその場合、切るのは大変なのでカットサービス使うのがおすすめです。
また、ビスが通りにくいので電動ドライバーがおすすめ。(ベニヤは丈夫なのでインパクト機能付きでもok)

折りたたんだ状態(未塗装)
組み立てた状態(未塗装)

以下制作過程です。
やってみたら意外と折り畳んだときにパーツ同士がぶつかってしまって上手くたためず途中で切り直したり付け直したりしています。

①材料と道具

【材料】


DAISO
すのこ20×45cm 2枚 100円×2
すのこ25×40cm 1枚 100円
板材 50×25cm 1枚 200円
木工用ボンド 100円
(水性ニスや塗料 100円)

seria
蝶番 6個入 2袋 100円×2

【道具】


のこぎり
ドライバー(あれば電動が便利)
定規
鉛筆
色を塗る場合はハケと容器
完成を急ぐなら2cm程度のビス2本
ささくれ気になるならやすりor紙やすり(80〜100番手くらいの荒目でok)

※インパクトドライバーはパワーがありすぎて木が割れるので、電動ドライバー使う場合はインパクト機能の無いもの使ってください。

②木材のカット

板材とすのこをカットします。
45×20のすのこを板を接続している棒の際でカット。両側2枚とも切ります。

板材を切ります。
まずは半分にカットして25×25cmを2枚→さらに切って25×18.5cmに(2枚とも)。
残った端材から15mm×17.5cmを2本。
※ホムセンなどの角材(1〜1.5cm角)使っても良いです。


すのこと板材カット後
箱の壁になります

切り口はそこそこささくれが出るので気になる方はやすりや紙やすりで削って整えてください。

③角材の取り付け


すのこに角材をくっつけます。
底板が抜けてしまうのを防ぐパーツです。
すのこの板を接続している棒の下端に橋渡しをするようにつけます。
左側に寄せるか、右側に寄せるかはお好みですが2枚とも同じ側によせてください。
急いで完成させたい時はビスを使います。百均では手に入らないのでこちらはホームセンターで購入。

使用したビス
※この時は試作で角材が長いですが、このままだと上手く畳めないので後ほどカットしています。

④蝶番で接続


蝶番をつけていきます。
板材の方が低いので先に板材につけます。
板材から蝶番が半分はみ出る位置でつけます。

上下の位置は自由ですが、ある程度揃えた方が見た目は綺麗です。

ねじは蝶番についているものを使用

すのこと板材、合計4枚をつなぎます。
板とすのこの隙間を開ける必要はありません。

※角材カット前の写真です。このままだと折畳めないので後ほどカットしてます。

最後に四角に組んで蝶番で留めて壁は出来上がり。

⑤底板のカット


底板になるすのこ(25×40cm)が少し大きいので、中にぴったり収まるようにカットします。
実測で切るのが1番確実ですが、測って切る場合は横幅34cm(壁のすのこと同じ長さ)になるように切ります。

⑥完成(未塗装)


底板をはめて完成。
底板は平らな面を下にします。

底板を出して潰すとこんな感じです。

⑦塗装

木目を出して色を変えたい場合は水性ニスをつかいます。
色をつけたい場合は水性塗料を。

私は家にワトコオイルがあったので、ドリフトウッド3にダークウォルナット1の割合で混ぜて着色しました。
古材のような色になります。

塗装はカットが終わった段階でしてもOKですが、乾くまで作業できないので急ぎの場合は最後で。

箱として写真の向きで使う場合はこのままで大丈夫ですが、本棚など横向きにして使いたい場合は底板を固定しないと外れてしまいます。
底板の固定方法と、カットや組み立てのわかりやすいイラストは以下に有料で掲載します。

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