誰が為の企業
企業とは何ぞや?と改めて考えさせられる記事でした。
賣咖啡也能幫助逾 2.5 萬人!成真咖啡董座為何要拿一半獲利在非洲鑿水井? https://www.managertoday.com.tw/articles/view/68122?utm_source=copyshare
記事を簡単に訳すと、
台湾の大手飲食チェーンの創業者の一人であった王さんは55歳の時にその飲食チェーンを退職し、再び創業をした。1回目の創業が利己だったのに対し、2回目の創業は利他を目的にしたとのこと。
2回目の創業はコーヒー。始めはオンライン販売をしていたが、今は実店舗でも展開しており、コーヒー豆の仕入れには自らエチオピアまで赴き、その時にエチオピアの人々が水を汲みに行くのにかなりの時間と労力をかけていることがわかり、その現状を何とかしたいと考え、
創業した企業の利益の50%を寄付することにしたとのこと。
もうこれだけでも涙ちょちょぎれる話で、企業のあるべき姿がここにあるのではないかと。そもそも、企業はなんのために、誰のためにあるのか。というのははるか昔から存在する議論であり、各々の企業にはそれなりの理念、哲学があるのだけれども、うわべなところも多いことは否めない。
あえてきれいごとかもしれないのだけれども、
企業が存在するのは、
この世の中を良くするため。に他ならないと思っている。
が、一方では、それを実現するためには、企業の存続が大前提であり、そのためのお金儲けは必要である。
世の中を良くする。のが、本来の目的で、
お金を稼ぐ。のが目的を達成するための手段であるはずなのに、
本末転倒になっている企業が殆どな気がしてはならない。その中でも、成真咖啡のような企業があると、何だか感動すらしてしまうし、応援したい。続く。