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歓声と光に包まれる 240224
2024年3月10日
たくさんの愛と歓声と光に包まれながらツアーの一幕が降りました
それと同時に
彼らのChapter1の大きな一幕が降りたんですね
2023年夏のNCT Nationから
2024年3月UNITYのツアーまで
毎月のようにコンサートとカムバを通して
彼らの姿を見られたことは本当にうれしかったし
当たり前じゃないことだなと浸って生きています
まだ自分の中で整理をつけるのが惜しくて
言語化できていなかった
ソロコン(TY TRACK)から書き留めます
TY TRACK
▽公演までのはなし▽
1月末、テヨンさん初となるソロコンサート
“TY TRACK”の開催が発表された
前々からあるかも...???
のような話はしてくれていたものの
11月26日に「1月はもう居るか分からない」
と言っていたために
正直先の話になるのかなと思っていた矢先だった
開催日は2月24,25日@オリンピックホールと
11月に行ったKSPO DOMEの同じ敷地にある会場
何があろうと行きたいと思った。
大袈裟のようだけれど
テヨンさんは
私の私に対する希望が薄れた日に
私の目に入ってきて、光をくれた存在だったから
ここまで海外に足を運んだり
サイン会に応募したり
成績に貢献したくてアルバムを複数買ったりした
アイドル?芸能人?は初めてで
ソロコンサートは
「光を与えてくれてありがとう」の
感謝を伝えたいの気持ちが一番大きくて
絶対に見届けたいと思った。
そして
毎日チケットが確保できているか確認しながら
「早く来てほしいけど終わってほしくない」と
期待を膨らませながらも
公演後を考えては虚無感を持ってしまうような、
そんな一ヶ月だった
▽公演のはなし▽
会場に入るとMMMの掛け声動画が流れていて
툥프で掛け声をしながら、会場は温まっていった
初のソロコンサートの名前は“TY TRACK”
TY TRACKの名は練習生時代を含めると
10年目になる名前だと言っていた
歌手テヨンを象徴する名前であり、
彼の奇跡・ストーリー性を盛り込んだ内容に
ぴったりなタイトルだった
会場は3000~4000席規模の小さな会場で
当日は、予告されていたステージ構成に加えて
後方にステージが増えていた。
“隅まで会いに行く”気持ちが表れていて
心が温かくなった
内容は
1stアルバムSHALALAや2ndアルバムTAP
だけでなく、初披露の曲やYoutubeで披露してくれた曲たちなど。2時間を超えた。
公演を終えて感じたことは
『自分に正直な人だ、だから好きなんだ』
ということだった
孤独感、迷い、憂い
そして「成長した」テヨンさんの世界を
歌とパフォーマンスで、全身で浴びた
ソロコンサート開催日は
2ndソロアルバム『TAP』の発売日前だった。
『TAP』のプロモーションなどで話す姿では
「成長した僕がみられると思う」と
多くの場所で話していて
謙虚でストイックなテヨンさんが「成長した」と
表現するとき、その言葉がどこまで彼自身に正直なのか、分かっていなかった。
誰かを安心させるための優しさなのかなとか
考えていたから。
けれども、公演を通して彼の言葉を
「パフォーマンスによって納得させられた」
という言葉が適しているかもしれない。
それくらい、前を見る目が真っ直ぐだった
公演終わりの挨拶で見せた
あのスッキリした綺麗な笑顔が忘れられない
SoundCloudやソロアルバム、SNSを通して
感情を文字にして届けてくれるテヨンさん
不安だとか迷っているとか
対象は違えど、同じ人間なりに抱く感情を
素直に文字にしてくれる時(曲も含め)
うれしくて共感して、助けられてきたから
そんな曲たちのパフォーマンスを見られたことが
幸せだった
特に「彼の言葉に納得させられた」という
ステージが、404シリーズだった
アートを感じた演出も、圧倒的だった
言葉が出なかった
圧倒されながらも、わたしは
アートは傷から生まれ
傷と傷の間で何とか存在を保っている
その一部に光があたり、美しさとして煌めくのか
そんなことを考えていた。
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404シリーズの演出では
404 File Not Found→404 Loadingの間、
レーザーが彼の身体を斬るように
斬り口は光の層を作っていた。
そのレーザーはまるで時間の歪みのような
(パラレルワールド感)時間の経過と、
彼の一皮剥けた(成長)過程のようなものを表しているのかな、と直感的に感じた
404 File Not Found
404 Loading
“手放すのがこわい、ひとりがこわい
自分が光を無くしても、他の星を輝かせる黒い星”
そんな姿から
“光を付けずとも君と夜空を駆け抜け
君の心の中で一緒の夢を見るよ、一緒に始めよう”
そんな寄り添ったメッセージへと変わっていった
「成長」という言葉に
完全にフィットする話かはわからないけれど
前までは
「ごめんなさい」という言葉を
bubbleなどで伝えてくれることが多かったのが
それが徐々に「ごめんなさい」が減っていった。
前向きなメッセージを届けようとしてくれているのかと思いながらも、
内容の変化は
みている側も変化を感じる部分だった。
自分と見つめ合い続ける中で
ひとつの答えを見つけたんだろう。
という感想と同じに
まだ終着点ではないからこそ
[(404)Loading]なのかなと思ったりした
これからもテヨンさんの変化は
続いていくのだろう。たのしみだね
MCでは、bubbleやLiveで見るような
柔らかく、툥프の声に耳を傾けるテヨンさんが
会場を柔らかくしていた
リーダーのテヨンさんとしてではない時の
ステージやMCも初めてで、
何だかすごく柔らかく見えた
自分はテヨンさんを
『遠くて近い』と表現して生きていて
コンサートを経ても、その感情は変わらなかった
“遠い”というのは
お辞儀や挨拶が丁寧だったり
お話を丁寧語でするという距離感を言っていて
すごくありがたく、失ってはならない遠さだなと思っている
“近い”というのは
SNSや返信、コメント、呟きを見ていたりして
それらを拾って返すという心の距離感が近いこと
〜が話題になってるらしい!
となって把握しているなら理解できるのに
実地の呟きを見ていたりする人。
本当に謙虚な方であり
툥프に興味を持ってくれているのも伝わってくる
愛の伝え方が様々ある中で
テヨンさんは真っ直ぐで献身的で
自分には凄く煌々として見えるときがある。
その真っ直ぐさを濁りなく受け取りたいなと
改めて思わせてくれた。
MMM(Move Mood Mode)で
툥프の掛け声を聴いたとき
パッと笑顔になった瞬間に胸を締め付けられて
「これを失いたくない」と切に願った。
そして、MMMが終わった後のMCで
もう一度、툥프とテヨンさんで一緒に歌った
凄く綺麗だったし、歌い終わってすぐ
テヨンさんは「凄く優しいね」と言っていた
その言葉の優しさも忘れないよ
「ここにいる全員が툥프なのか」とふと思う瞬間も
何だか胸がいっぱいになって、
全員の声が届いて欲しいと思ったし
テヨンさん自身も感じようとしてくれていた
アンコール前の公演最後の曲はRun Awayだった
Run Awayは“成長”を凄く表す儚くて強い曲だなと思って、最後の曲であることも納得だった
“過去のことは気にしないよ
僕が孤独で弱かったから君は僕の元を去ったけど
君なしでひとりで立ち向かったら、今こうしてる
そんな僕は君から逃げるよ
君が僕にしたみたいに。
君は美しいし強くて完璧で
君のことが気になる
恥ずかしがらずに教えてよ”
恋心のような歌だけれど
404 File Not Foundで歌っていたような
“自分が全て捧げるから。離れていくのがこわい”
という姿からの変化を強く感じて
ストーリー性とはこういうことかと思った
アンコールは
Long flightとBack to the Past
Long flightでは、客席にテヨンさんが登場し
後方から客席の間を通ってステージに上がった。
「ひとりひとり顔を覚えて帰らなきゃ」
そう言葉にしてくれたように
心が近くて優しいテヨンさんの気持ちが伝わった
Long fightが終わり、Back to the Pastの前
「昨日、ひとりでランスルーをしていたら、涙が出てきたんですが、皆さんを見ると安心感というか、凄く気分がいいですね。
僕は強くなったみたいです。もう泣きませんよ。
I don't cry anymore」
と言っていた。
Back to the Past、
24日はご両親やお姉さんも公演に来ていた
生い立ちを歌詞に落とし込んだ大切な曲を
歌いながら、目には少しずつ涙を浮かべていた。
そして、お姉さんが涙する姿を見たテヨンさんは
すぐ目から大粒の涙を流していた
「僕は強くなった。泣かないよ」と言っていた中
ご家族の顔を見たら泣けてきてしまった
そんな姿が、大好きな大好きなテヨンさんだった
曲が終わり、ご家族へのお話をしてくれた。
「10年間、(家族と)本当に会えなかった。
でも今、少しは自分の夢を叶えたと思うから、
もう少し僕たち、幸せに生きようね」と
涙なしではきけないお話だった
10年という長い間、10周年という表の裏側で
どれだけ悩み、葛藤を抱えていたのかなと考えては、涙が溢れてしまった
そして涙を拭いたテヨンさんは
どこか、ひとつの区切りを終えたような
スッキリした笑顔を見せてくれた
▽公演おわり▽
大きな歓声に包まれて幕を下ろした後
ステージを捌けるテヨンさんは
両手を伸ばして客席に手を振ってくれていた。
本当にきらきらしていて
「この瞬間は忘れないでいよう」と思った。
何年後も、この笑顔を守るひとりになって
テヨンさんに歓声と彼を照らす光を届けたいと
そう思った
会場のドアを挟んで世界が違っていた
「今まで居た場所は別次元?夢?だったのか」
と思うくらい、圧倒されていた。
会場の空気から脱した時の脱力感は
感覚的にしっかりと覚えてる
そして、会場を出るとき、
一輪の薔薇をいただいた。
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私はピンクの薔薇を
テヨンさんが準備をしてくれた宝物です
ピンクの薔薇の花言葉は
「誇り」「愛してる」だった
テヨンさんに薔薇という象徴が似合う理由も
表れているような、素敵なプレゼント
툥프の誇りだよ、そして툥프の自分を誇れるんだよ
今まであの席にいた自分は、少しでも
テヨンさんを笑顔にさせられた
ひとりになれただろうか、そうだったらいいな
と願いながら、会場をあとにした
自分の感情に真っ直ぐで
自分を応援してくれる人に真っ直ぐで
沢山の歓声と光に包まれた舞台の上が
一番似合う人だと再認識し
そんな存在に出会えて感謝した。
次、会う時は自分も成長して
胸を張った姿で、テヨンさんに会いにいくね
ソロコンサートを経て
少し前向きになれた気がします
幸せをありがとう
これからも툥프として
テヨンさんに声を届けるひとりです