「モルック」コロナ禍にお勧めスポーツです
ボーリング×カーリング×ダーツのようなスポーツ「モルック」をご存知だろうか?
ソーシャルディスタンスが保て、子供からお年寄りまでもが楽しめる競技として注目を集めている。マイナーだが、近年では芸能界でも、さらば青春の光 森田さんを筆頭に挑戦する人が増えている。モルックはフィンランド発祥の競技で、木の棒(モルック)を3~4メートル離れた木製のピン(スキットル)に向かって投げて50点ピッタリになるまで得点するスポーツ。倒れたスキットルの本数やそれに記された数字に応じて点数が入り、50点を超えて得点すると25点まで減点される。今回はモルックを通じ、様々な世代と交流をし、モルック学生連盟にも加盟している経済学部2回生の西脇彰汰さんに取材した。
――どうしてモルックを始めようと思ったのですか。
「コロナ禍にピッタリのスポーツだと思ったからです。昨年の緊急事態宣言が発令された折、遊びが制限される中で何かできるか考えた時に思い浮かんだのがモルックでした。テレビのバラエティを見ていると芸人がやっていてその存在を知りました」
――実際にやってみてどうでしたか。
「一回始めたら抜け出せません。学生だけでなく、色々な年齢層の人と平等に楽しめるので、とても良いスポーツだと感じています。」
――モルックの魅力は何ですか。
「地域を超え幅広い世代の人とつながりが持てることです。オンラインでもモルック対戦ができるため、普通では会えないような人たちと沢山対戦し、仲良くなることができます」
――子供と大人で競技の向き不向き等はありますか。
「全くないとは言えませんが、比較的少ないスポーツだと思います。男女一緒に競技することができ、スポーツが苦手な人でも楽しめます。僕自身球技などはあまり得意とは言えませんが、モルックはスーパー上手とよく言われます」
――読者の皆さんにお伝えしたいメッセージを。
「今年モルックの学生連盟が作られ、将来的にはオリンピック・パラリンピックの競技になるのではといわれているほどで、今一番勢いがある熱いスポーツです。運動が苦手な人も得意な人も是非一度モルックに触れてみて欲しいです」
記者 藤原