感受性、豊かチーム
なんでもないシーンが、印象に残る。
改札でお別れするときの、色
あの景色、改札はいつも切ない
通学、走った御堂筋のホーム、いつも別れの場所。
見えなくなるまで振り返ってくれた景色。
ひとりになって、さて、がんばるか。
無理やり前を向く私の、弱い強さ。
切ないが詰まっている
忙しくしていると、ひとつひとつの感情の機微を見逃してしまう
見逃す、というより、すどおりしてしまう
でも私は心のテンポが遅いから、すどおりしたつもりでも
できてなくて
こうやって時間をかけて、形にして言葉にして
目に見えるようになって
やっと
吐き出せるのだ
だから今更、なんの時の
どの涙かわからない涙が
今更あふれでるのだ
いつの私かわからないけど、
きっといつか泣いてしまいたかった分だね。
がんばったね、つらいこともあったね
でも私は一度も、逃げなかったのだ
ゆっくりでもよくて、ちゃんと進んできたのだ。
そんな私を、私は誇りに思うぞ。