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麻将連合ってどんな団体?

皆さんこんにちは。
麻将連合所属、トーナメントツアー選手の岩瀬航です。
今回の記事では私が所属する競技マージャン団体、麻将連合(読み方はマージャンレンゴウ)について簡単にご紹介したいと思います。

「麻将」と書いて「まーじゃん」と読む。

「麻将連合」という団体名を初めて目にした方が真っ先に疑問に思うであろう「麻将」って何?という疑問があります。
常用漢字でこそないものの世間一般でメジャーな「麻雀」という字ではなく、あえて「麻将」の字を使っていることには理由があります。

大雑把に説明すると「麻将」は「マージャン」の中国語表記です。
というのも実は中国では「麻雀」という言葉は「雀」を指す言葉として使われていてるそうで「マージャン」を指す語としては「麻将」が一般的なのだそうです。
これに加え日本健康麻将協会が「1998年から日本でも賭けない麻雀の総称を[麻将]と表記することとし、この言葉に新しい意味を持たせ[賭けないマージャン]をアピールしていく」としたことに合わせ、団体発足当初は麻「雀」連合であった当団体の名称を現在の麻「将」連合へと変更したそうです。

ちなみに「μ」は愛称でして
麻将連合→Mmahjong  Union→頭文字MU→μとなったそうです。それ故「μ」は団体の正式名称ではなく、厳密にいうと麻将連合μと書くと…「頭痛が痛い」などと同様の二重表現にあたるのです。

会員の種類

麻将連合には3つの会員の種類があり、入会した会員を以下の3種類に分類することが出来ます。
1つ目は私を含め団体の名前を背負って対局を行う「選手会員」。
選手会員の中にも団体の顔である認定プロや私の肩書きであるトーナメントツアー選手、女流ツアー選手に加え功労選手(シニアクラス)とさらに分類されます。
麻将連合という組織の中でもとりわけこの選手会員が対外的に言われるいわゆる「プロ団体」の部分になります。
私ごときが書くと怒られそうですが一昔超えて二昔くらい前は麻将連合所属選手というだけで同業者からは一定のリスペクトを頂けるブランド力があったとかなかったとか。

2つ目は「個人会員」。
こちらは年間6000円(1月あたり500円!)でどなたでも入会することが可能です。入会すれば今日からあなたも麻将連合の一員となり、麻将連合の各種対局への参加費の割引等の特典を受けることができます。
というのも前述した通り麻将連合は組織の名称であり、そのプロ部門が俗にいう「プロ団体」に相当します。言い換えればそれ以外の会員はプロ団体所属者ではないけれど麻将連合の一員ではあるのです。

HPより抜粋すると以下の通りです。

麻将連合に入会するのに資格は、不要です。
・麻将連合の対局をたくさん楽しみたい。
・麻将連合の考え方、活動を支援したい。
・これから道場に通って自分の腕をあげていきたい。どなたでも大歓迎です。
また、麻将連合は、μカップを始め様々な地域で競技会の主催を行っております。
法人を経営の方やグループで参加されたい方は法人会員のシステムをご検討下さい。

とのことです。
「Mリーグを観て剛さんのファンになりました!」、「Mトーナメントに出場していた忍田さんを応援したい」という方は毎月500円から気軽に応援できるシステムとなっておりますのでぜひご検討くださいませ。

3つ目の会員の種類は上記文中の「法人会員」です。法人会員は年間60000円で入会することができ、入会すると個人会員以上に様々な特典を受けられるようになります。
詳細に関しましてはぜひ麻将連合事務局へお問い合わせ頂けましたら幸いです。

で、どんな団体?

麻将連合の対局では基本ルールとして一発、裏ドラ、槓ドラなしのルールを採用しております。
外部の方が参加するμカップ等の対局や女性選手のみによって行われる将妃戦は聴牌料あり、ツアー選手のみによって行われるリーグ戦形式の対局「ツアーランキング戦」や同様に認定プロのみによって行われる「μリーグ」及び「μ2リーグ」の対局では聴牌料がなしとなっています。

団体の特徴としては所属人数が他団体に比べてかなり少なく、平均年齢が高い点があります。当時学生であった私には団体に20代の選手が私の他に本田さんのみであり、デビュー戦の対局者4選手(岩瀨含む)の年齢の合計が180を超えていたらしいというのはなかなか衝撃的でした。

その他にも書きたいことは多かれど今回は怒られそうなのでこのあたりにしておきたいと思います。最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。

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