麻将連合ってどんな団体?その2
皆さんこんにちは。
今年も例年通り暑さで溶け気味の岩瀨です。
久々の更新となる今回も前回に引き続き私が所属する麻将連合という競技マージャン団体のあれやこれやについてご紹介させて頂きます。前回の記事もぜひ合わせてご一読くださいませ。
今回の記事では麻将連合が主催している対局。その中でもとりわけ選手のみが出場できる対局についてご紹介させて頂きます。
μリーグ
μリーグは麻将連合が誇る最高峰リーグです。
他団体でいうところのAリーグにあたります。
麻将連合の顔である認定プロの中のさらに上位10名の選手によって行われます。
今期の出場選手は以下の通りです。
忍田 幸夫(永世将王、将王通算5期)
三上 龍玲
木村 和幸(将王通算1期)
小林 剛(将王通算4期、将王獲得なら永世将王戴冠))
三原 孝博(将王通算2期)
石原 真人
黒澤耕一郎
藤原 健
原 浩明(将王通算3期)
山本 裕司(将王獲得なら生涯グランドスラム達成)
(以上期首順位順敬称略)
ぜひとも混ざりたい素晴らしい面子ですが今の私が入れてもらってもやり合える気が全くしないのが辛いところですね。イマニミテロヨ。
μリーグの対局ルールは一発、裏ドラ、聴牌料(不聴罰符)なしの半荘戦です。
半荘終了後に順位に応じて
1位+12000点
2位+4000点
3位▲4000点
4位▲12000点
上記の順位点が加えられます。
全8節32半荘を戦い上位3名が将王決定戦へ進出し、下位若干名がμ2リーグへ降級となります。(μ2リーグの降級点との兼ね合いで降級人数は変動します。)
将王決定戦ではμリーグを勝ち上がった3選手と将王を加えた4名で半荘15回戦を戦い、トータルスコアが最も大きかった者が団体の頂点である将王となります。
現将王は最終節での大逆転劇で決定戦を制したむく大樹選手。
μリーグの対局の注目ポイントはやはり聴牌料(不聴罰符)がない中でのせめぎあいでしょうか。
放銃ギリギリまで踏み込み、ギリギリまで攻める一方で相手の攻撃はギリギリでかわす。
生放送ではぜひそんなギリギリの勝負や美しい(一部ユニークな)所作をお楽しみ頂けたらと思います。
対局は第4月曜日に開催され、YouTubeやニコニコ生、OPENREC等で生放送しておりますのでぜひご視聴ください。
私岩瀨も実況やら解説やらで時々出演しておりますので何卒よしなに。デモヤッパリハヤクセンシュトシテデタイデスネ。
μ2リーグ
認定プロが出場するリーグ戦形式の対局です。年度によりプレーオフがあったり無かったりと良いシステムを模索しておりますが、全対局終了後上位若干名がμリーグへ昇級となり、下位の選手には降級点がつきます。
降級点がついた選手は翌年以降に昇級ポジションとなって降級点を消さないかぎりμリーグへ昇級することが出来ません。
対局ルールはμリーグと同様です。
ツアーランキング戦
私岩瀨の「本場所」がこのツアーランキング戦です。この対局はトーナメントツアー選手のみによって行われます。
ツアーランキング戦に関しては以前記事にまとめておりますので今回は割愛致します。興味がある方はそちらの記事もぜひご覧くださいませ。
ツアーランキング戦を勝ち上がった4選手による優勝決定戦を制した選手が「将星」となります。(ディフェンディングなし)
現将星は私岩瀨航。
今年も決定戦に勝ち上がり、連覇します。
応援宜しくお願いします。
将妃戦
麻将連合に所属する女性選手のみ出場可能な年間リーグ戦形式の対局です。
対局ルールは一発、裏ドラなし、聴牌料(不聴罰符)有りのいわゆるμカップルールです。
全9節を戦い上位者はプレーオフへ進出、プレーオフ進出者から4名が決定戦へ進出となり、決定戦優勝者が「将妃」となります。
麻将連合の対局ではツアー選手、認定プロの選手のみによって行われる対局では聴牌料(不聴罰符)がなく、それ以外の選手も参加する対局では聴牌料(不聴罰符)がありとなっています。そのため一般の方や他団体選手が出場できる対局はこの将妃戦とほぼ同じルールとなります。
μリーグと同様に順位に応じた順位点が加えられます。順位点はさほど大きくないため素点をいかに増やすかが重要なルールといえます。
現将妃は北出昭子選手。
公式戦初決勝、初放送対局での公式戦初勝利でした。
その他
選手のみによって行われる対局は上記の他にもμカップinスリアロチャンネルやHIP1カップ等が過去に開催されております。(今後の予定は未定)
μカップinスリアロチャンネルは次回ご紹介する「μカップ」を所属選手のみによって行ったもので準々決勝以降を生放送致しました。
私岩瀨の公式戦初決勝はこの対局でした。
(μカップinスリアロチャンネル~冬~)
準決勝では時間最終局に4位から1位になる2000,3900をあがって藤原健、城島清貴、むく大樹の先輩3選手をくだして勝ち上がり、公式戦初決勝となる決勝戦では尊敬する剛さんとの公式戦初対局となり、嬉し過ぎてテンションがぶっ壊れていたのをよく覚えていますが長くなるのでこの話はまたの機会に。
(優勝は石原真人選手、決勝戦の対局者は小林剛選手、下出和洋選手と私岩瀨航)
HIP1カップは非公式ながら不定期で開催され、なんと11回を数える伝統ある?対局です。
BIG1が頂点を決めるのに対して最後尾(HIP)を決めようということが名前の由来となっているそうです。
前回の開催ではトーナメント制での対局を繰り返し勝ち上がり2名と負け残り2名を決めていき、最後まで負け続けた者がHIP1となりました。
「そもそもは力で名を挙げられい選手が、顔と名前を売る一助となる、諧謔味溢れる罰ゲーム。」(稲毛選手のポストより抜粋)だったそうです。
歴代HIP1は以下の通りです。
(初代) 斉藤真史
(2代) 三原孝博
(3代) 山田昌和(スリアロBOSS)
(4代) 渡辺穂高
(5代) 忍田幸夫
(6代) 戸構亮
(7代) 山本裕司
(8代) 近藤國夫
(9代) 川崎友広
(10代) 高見沢治幸
(11代) 岩瀬航
前回の第11回は2018年のスリアロチャンネルの「灼熱限界突破!スリアロ36時間生放送」で麻将連合とRMUの対抗戦形式で開催されました。
勝ち上がりトーナメントの優勝は藤原健選手(麻将連合)。そして第11回のHIP1となったのが私岩瀨。
後の永世将王忍田選手との競り合いに敗れ、1年間μとRMUの主宰公式戦では写真のネクタイを締めて対局をおこないました。
ハデスギルダロ。
第12回の早期開催を切望しております。
スリアロチャンネル様、麻雀プロ団体Liveチャンネル様、その他スポンサーとなってくださる皆様、何卒宜しくお願い申し上げます。(懇願)
終わりに
今回は麻将連合の対局とそれに付随する四方山話についてあれやこれやとご紹介致しました。
次回は一般の方も参加可能な麻将連合の対局についてご紹介したいと考えております。
最後までお読みくださりありがとうございました。