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ダークカティーリアでディバイドバトル3rdプレファイナルに行ってきた話

ビルディバイドの事実上サービス終了告知により界隈それどころではないでしょう。私も正直そうです。

でも出た大会の記録を共有するのが、学術集団としてのもぎせんのルールで、全敗でもnoteを出すのが私のルールです。ノーモアパブリケーションバイアス。

リスト

メインデッキ。ファイナル出場のsphereさんのリストと90%くらい一致していますが、好みの差が出ていますね。
Dデッキ。Dデッキチャンネル今後どうしたらいいですかね。

ちなみにダークカティーリアという呼称は、私が勝手に名づけました。MTGのダークフェニックスからのオマージュです。MTGにはイゼットフェニックスという赤+青の定番アーキタイプがあるのですが、その異端気味な亜種として黒+青で組まれたディミーアフェニックスというものがあり、ダークフェニックスという通称がついています。これのオマージュで、本来青白で組むカティーリアに対してアウトローな亜種としてダークカティーリアと勝手に呼んでいます。そう呼んでるのはたぶん僕とsphereさんくらいですけど。

構築とデッキ選択の意図

一言で言うなら、強いローグ(メタ外のデッキ)を使いたかったから、です。

今回の環境は圧倒的デッキパワーを誇るフラッシュバッカーに規定されていて、フラッシュバッカーの中でメタを張り合うか、それに追従しうるごく限られたテリトリーで挑むか、というところであったと思います。

しかし、特にこのゲームは大型大会では雑多なテリトリーが持ち込まれる傾向があり、トレンドだけを見てメタを張りすぎると有象無象に対して勝率が取れない可能性が高いと考えます。このため、多くの対面に対してパワー負けしない、純粋に出力の高いデッキを選びたかったです。

一方、私自身のファクターを考えると、私は掛け値なしのエアプで各種情報に疎く、対面経験も明らかに足りていません。さらにおじなので、対戦練習に使う時間も若者ほど取れません。このため、トップメタのいずれかを使ったとしても、その差分で負けてしまうように思います。

ではそんな弱者がとる選択は?そう、強いローグですね(?)

ダークカティーリアは、腐っても揺り籠なので最低限の出力が保証されています。一方で異端構築ゆえに対策されづらいです。また、対面する側として最適解をとりづらく、これを使ってトップメタ相手の練習を行うことにより、一方的な対戦経験を押し付けることができるかもしれません。さらに、ゲーム中にカティが見えないように立ち回れば、安全に着地するタイミングを作ることもしやすくなるかもしれません。

と言うことで、安心信頼の揺り籠パワーで雑多に負けづらく、異端構築ゆえに知識経験の差をうやむやにできる可能性があり、意識外からのカティで勝負を破壊できるかもしれない、という3点から、このデッキを選びました。

大事なことは、ちゃんと調整して技術を磨ける人にとっては最適解ではないということです。少なくとも自分はちゃんと極められるなら純正PSIの方が強くなれると思っていますので、その辺り誤解のないようにお願いしますね。

使い方

このデッキの使い方ですが、基本は揺り籠パワーを押し付けます。カティで勝とうとしないでください。しょうがない時だけカティに頑張ってもらいます。これです。似たデッキを使っていたsphereさんの見解は違うかもしれません。でもこのnoteは弱者のnoteなので、こういう闘い方になります。

最強生物だがフォロー必須。最低2枚、できれば3枚構えたい

昨日今日で何度も「カティ出てきませんでしたね??」と指摘されましたが、それでokです。合ってます。

カティは確かに場持ちはメチャクチャいいですし、対面すると本当に退かなくて絶望しますが、自分で使う分には割とあっさりと退場します。ショット切札、全体除去、上からスタック百獣王、などなど。なので、カティを定着させて勝とう、というイメージだけで勝とうとしてもなかなかうまくいかないと思います。そもそも超常で回収できないのでさわれないゲームも多いですからね。

基本的には、出力が高いオーバードカミーリアをめぐる攻防に付き合ってもらいながら、テリトリーでリソースを確保しつつトークンユニットで押し込む、一般的な揺り籠の展開で消耗させていくのが良いと思います。それで倒し切れるのが1番いいです。

カティを出していいのは、オーバードカミーリアをめぐる攻防で相手の手札やエナジーに隙ができた時、もう1枚カティを持っていて戦線にも余裕がある時、アグロを止めなければいけないギリギリのタイミング、カティを出して定着させないと負けてしまう状況、カティの除去に手札を使わせたい時、とにかくブラフで凌ぎたい時、などに限ると思います。

守りきれない攻撃を凌いで逆転できる「かも」しれない。定着したらそのまま勝てる「かも」しれない。そういう2つ目の勝ち筋、プランBを作ってくれるのがダークカティーリアの強みです。

不必要な早期にカティにリソースをオールインして、退場したら負け、みたいなのが1番良くない。

プレファイナル戦績

春カタリナ 先手 勝ち

春ですが、多面展開を重視したウィニーアグロタイプ。無理に殴らずゆっくりコントロールする方針で。小型除去を当て続け、手札が詰まったところにカティを通して勝ち。

プラズマエンド 後手 勝ち

感覚支配が通りやすいので相性有利。終盤マキシラさんが投下されてヤバかったものの、切札を構えられていたので通さずセーフ。

フラッシュバッカー 後手 負け

ここにきて開放事故。9枚積んでても引かないときは引かない。さらに揺り籠効果発動に対して「魂の価値」で墓地から追放、を2回喰らって万事休す。

エメラルダス 後手 勝ち

ガーベラを入れていないので、カティが間に合うかどうかの勝負。遅滞戦術・サイキックスピアーの引きとトリガー次第だが、なんとか間に合わせてカティ定着させて勝ち。

フラッシュバッカー 後手 負け

フラッシュバッカーが標準以上に動けていて、こちらの動きと盾がやや弱めだったので、なんだかんだいい勝負をこなしつつも、普通に負け。次のターンがあればカティ投下+定着できそうだったが、そういうことじゃないよね、ゲームって。

フラッシュバッカー 先手 負け

こんなところで(正当な)カティーリアの家元に遭遇。それはともかく、ラビアンに小突かれたらイエローゾーンが全部バスターで6枚盾が消し飛びました。さらに解放ターンの揺り籠にスタック魂の価値。返し殴られて残りの盾が吹っ飛んで終わり。えっ終わり?終わり???

3−3 圏外(4−2がオポ進出のライン)

フラッシュバッカーに3タテされて敗退です。
完敗です。フラッシュバッカーが最強です。ごめんなさい。

ビルディバイド本編限定大会

翌日の日曜日、ファイナルのサブイベントの目玉として開かれたブライトのカードが禁止、つまりフラッシュバッカーのいない大会。

これのために喜び勇んで池袋に行ったものの、このイベントが大人気で64人の枠に対して倍くらい?倍以上?の希望者が。抽選用の整理券が配り切られてお手製の整理券を急遽作るなど、大盛況でした。そういうことなんですよ。

で、周りの仲間が無事当選していく中、私はしっかり抽選に漏れて0回戦負けでした。
え?え?今日せっかく来たのにこれで何も無しで終わり?帰るの?マジ???

「残念ながら呼ばれなかった方、お持ちの整理券は...」
 (おっ?整理券と引き換えで参加賞だけワンチャンもらえたりするのか?)
「...記念にお持ち帰りいただいて大丈夫です!」 ズコー!

4人トーナメント

悲しみを拭うように、サブイベントの4人トナメを数回やって帰りました。

初日のサブイベントプロモ群。そういえばラピッドファイアもやりました。虚無でした。

みなさんセカンドデッキ以下もたくさん使っていたと思うのですが、自分は使いたかったけど使えなかったカティーリアを主に使いました。カティーリアだけだと、土日の4人トナメはトータルで13−2くらいだったと思います。レダちゃんに2回貫通された以外には負けてません。でもフラッシュバッカーには当たってません。そういうことです。

物販・くじ引き

土曜日には物販でBee本舗さんのデッキくじを引きました。

おまけ、多分当初の告知でデッキ構築に難があって修正した名残なんだろうけど、律儀だなあ

中当たりくらいでしょうか。こんなデッキを50種類も作る熱意に敬意を表します。おんたむさん生きてください。

物販購入ごとに引ける公式のくじ引きは今回もガッツリ外れました。あまりに外れているので写真すらありません。前回に引き続き、今回もシールは全くシャッフルされていませんでした。悲しい。

終わりに

突然?のサービス終了宣言でショックが隠しきれませんが、この2日間やその前1か月の準備期間に限らず、ずっと遊べて楽しかったです。練習に付き合ってくださったサーバーの皆様ありがとうございます。動画を見てくださった方、大会で声をかけてくださった方、ありがとうございます。今後何をするかはこれから模索しますが、変わらず何かと繋がりが持てるといいですね!ではまた次の記事か動画で!

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