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【イジンデン】青緑美術闘技場というデッキ【デッキ紹介】
みなさん、イジンデンしていますか?
第4弾、発売されましたね。
いろいろととんでもないカードが出てきて驚いているダイバーさんたちも多いかと思います。
そんな中で、今回は以前紹介した青単美術闘技場がいい感じに強化をできそうなカードがたくさん見えたため、このデッキの紹介をさせていただこうと思います!
地味に弾の始めに公開する記事が道長じゃないの初めてですね。
形としてはだいぶ強化されたと思いますので、ぜひご覧になってください!
※以前紹介した青単美術闘技場をベースに強化していますので、よろしければぜひ以前の記事もご覧ください!
デッキレシピ
![](https://assets.st-note.com/img/1735492655-ocWVRehs4B0xjpUv1KEQanOm.png?width=1200)
ひとまず4×10のシンプルな形
デッキ概要
デッキコンセプトとしては、シンプルなビートダウンになります。
2ターン目を目標、遅くとも3ターン目に円形闘技場で殴りきるプランをメインに考えています。
以前の青単美術闘技場では、メアリーやルソーなどの妨害系イジンを用いて時間を貰いながら円形闘技場を決めに行く形でしたが、ひとまず今回は自分の動き、速度メインで考えました。想定しうる第4弾の環境がとても高速だったので、2ターン目闘技場の再現性をぎりぎりまで高めようというイメージです。
結果として、かなり再現性が高まりました。
それを成し遂げることができた追加カードたちの紹介をしていこうと思います!
採用カードについて
緑のニューフェイス 歌川広重
![](https://assets.st-note.com/img/1735494523-8LfEXl9RpDvs0Y4IrQM2O76A.png)
まずは、緑を入れる理由となった歌川広重から。
効果は単純、2枚ドローして2枚捨てる、もしくは「美術」カードを1枚墓地に置くというもの。簡単に言うと2倍ドナテッロです。そのワードだけで強いですね。
2枚ドローができるという点がわかりやすく強くて、円形闘技場をとても探しやすくしてくれます。レベル3ということでドナテッロ→広重という形で2ターンの流れを綺麗に進められるところも高ポイント。
更に、手札交換効果であり手札が増えはしませんが、ペリーを捨てての面展開、リバイバルのリアニメイト先を用意するという点でも優秀な効果です。
手札が増えないという点も、正直早々に決めきるのが目的のこのデッキではさして問題にはなりません。この2枚捨てられるという点、後述しますがかなり重要です。これにより、ペリーで打点を用意しながら2ターン目に闘技場を貼るという動きがとてつもなくしやすくなっています。
リバイバルが好きな筆者にとって、事前公開された瞬間から心を奪われる1枚でしたが、実際にこのように使ってみてリバイバルとの親和性の高さと広重自身の器用さでかなりデッキを支えてくれるいい1枚となりそうです。
ちなみに、事前公開時点で組まれていた青緑闘技場では、伊能忠敬を採用しているケースがよく見られたかと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1735495927-dYeTq5BWKMV6ACbO8zfpxGHX.png)
ハイケイ使用に際して色条件を無視するというとてつもない効果を持っている伊能忠敬ですが、採用するメリットとしては
・リバイバルを介さなくても一度墓地に逃がした闘技場を回収して貼れる
・マリョク配置権を増やすことで魔力コストの捻出や闘技場の素出しが狙いやすい
という点が挙げられます。
ですが、個人的に、「伊能忠敬自体が緑を要求すること」と「伊能忠敬自身がキーカードを探しに行く力がないこと」の2点が気になりました。
墓地から拾う効果も墓地に落とす前提、マリョク配置権を増やす効果も結局のところ闘技場を引いている前提、リバイバルするにも手張りするにも別途マホウの使用が必要になってしまうという点も考え2ターン目闘技場という目標を考えたときに仕事ができる可能性が少ないなと考えました。
なので、伊能忠敬をメインとしたデッキのサブプランとしての円形闘技場ならあり、円形闘技場を主軸としたデッキへの伊能忠敬の採用は正直難しいのかなという印象です。
このような考えのもと、歌川広重のためにのみ緑を採用した形になりましたが、それでもいいと思えるぐらい広重がいい味を出してくれます。
ただし、今までのカードだと、4枚のためだけに対応色のマリョク4枚という形はだいぶ強気に攻めている構築になるかと思います。こんなんじゃ基本広重を出せないだろという…
そこを解消してくれるのが、次の2枚です。
無色の新鋭 カルドロンとソリッドビジョンδ
![](https://assets.st-note.com/img/1735497096-d3UkWmfANbTPGJQciZ9vDE2n.png?width=1200)
まずはカルドロン。多色デッキの希望です。
マリョクゾーンに置かれた際に手札を墓地に送るか裏向きで魔力ゾーンに置くかを選べる効果。さらに魔力ゾーンにある間に墓地の色すべてを得るという効果。
一気にレベルを3伸ばせることで前述の伊能忠敬のような魔力レベルブーストの役割を担い、手札を捨てることをメインの動きとしているこのデッキにおいて、墓地にある色を参照していることで色事故、というか緑の確保をしやすくしています。カルドロンをカードリストで見た時に衝撃を受けましたね。こんな緩い判定で色事故緩和していいのかと。
ただし、使ってみてわかるのですが、カルドロンは手札消費が激しくなります。各カラーの種と違って、手札のカードを利用することになるのでその分動きづらくなる可能性もはらんでいます。ですが、前述の通り早々に勝つことを目的としたデッキのため、消費の激しさはあまり気にしなくても問題ありません。そもそもロングゲームになってしまうと打点が追い付かなくなる可能性がありますので。
そしてソリッドビジョンδです。ソリッドビジョンシリーズは正直気を抜いてデッキ構築をしていたら間違いそうで筆者は怖いです。
役割としては、青単美術闘技場におけるリドローの位置づけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1735498324-HTu30p86nxGwgZ5stLyYUfdh.png)
ソリッドビジョンδから見た時のリドローとの比較については以下のようになります。
メリット
・無色であること
・青魔導は任意のため手札を捨てない選択肢が取れること
デメリット
・リドローと同じ枚数となる2枚を引いた際に2枚捨てないといけない
特にデメリットの面を考えてリドローでよくないかなと考えていました。
ですが、せっかくだし新弾のカードを使いたいという気持ちでお試しで使ってみた結果、かなり好感触でした。
まずは、手札を2枚捨てられるという点。
繰り返しとなってしまいますが、ペリーを出す行為と墓地にリバイバル先を確保する動きを1枚で賄えるのがだいぶ優秀です。リドローの場合、魔力に円形闘技場を置き、手札からペリーを捨てることで実現可能ですが、リドローで引いた円形闘技場を落としたい!でもペリーで打点も伸ばしておきたい!というもどかしい場面も多々…
ですが、ソリッドビジョンδだと、事前に魔力に闘技場を仕込むことなく、引いてきた闘技場とペリーを同時に捨てるというような動きができるため、動きの柔軟性が格段と上がります。
この時点で明確にリドローにはない利点があると感じます。
さらには、次のようなパターンで、ソリッドビジョンδは真価を発揮します。
![](https://assets.st-note.com/img/1735522105-1OZMDwIRGtW5029ESuBNHQ3m.png?width=1200)
後の2枚は自由(ペリーや広重があるとよし)
カルドロン始動をする場合に一番強い動きだと思っています。
流れとしては
①カルドロンをマリョク配置
②カルドロン効果で円形闘技場を裏魔力として配置
③円形闘技場をコストにソリッドビジョンδを発動
④魔力コストで墓地に送った円形闘技場のおかげでカルドロンが青を獲得しソリッドビジョンδの青魔導が発動可能
⑤2枚ドローして2枚捨てる
⑥ドナテッロを召喚
という形です。
すると初手1ターン目にデッキを3枚引くことができ、必要パーツを引き込める確率が格段に上がります。手札次第では1ターン目からペリー込みで3体のイジンを展開することや、カルドロンで2色達成というような動きが可能です。
この動きこそが、発動に青を要するリドローとの明確な差別化点です。リドローの場合、カルドロン始動で動くことはできないので、初手に青魔力が必須になります。そうなると魔力配分をまた検討する必要もありますので…
さらに、青魔力始動といっても青種である必要があり、次のターンに目指せるレベルが3になってしまうという制約も出てきます。
無色/レベル2/裏魔力の確保ができるというカルドロンの利点を、このソリッドビジョンδが本当に最大限活かしてくれると感じています。
このタイミングで言うには早計かもしれませんが、現時点で筆者の感覚としてこのデッキにおいては δ > リドロー という優先順位になるかなぁという印象です。
例えばこれでペリーを1体展開しつつ広重とリバイバルの確保、2ターン目にリバイバル闘技場とすれば2ターン目6打点の確保です。ソリッドビジョンδが2枚捨てるためペリーを2体、下手したらドナ込みで3体展開できる可能性がありますので、無理をしない動きをしながらも今まで以上の速度や打点で詰め切ることがやりやすくなります。
あまり使う機会はありませんでしたが、あえて青魔導を発動せずに1ドローで留めることで、手札枚数を減らさずにパーツを探しに行くことも可能になりますので、当初リドローでいいじゃんと思っていた気持ちから変わって、なくてはならない1枚になるかと思います。
今後青主体のデッキ、というか筆者が大好きなリバイバルを主体としたデッキを組む時には採用を検討していいレベルのいいエンジンになるなと…美術/リバイバル強化はうれしいですね!
総評 引ける、捨てられる、だから再現する
以上のように、今回追加したカードたちにより、1ターンに引ける枚数/捨てられる枚数が格段に増えました。
そのおかげで「パーツが足りない!」や「リバイバル先が墓地に送れない!」というようなジレンマからだいぶ解放されています。
ひとまずは自分を最優先と考えた構築なのでここから対応札の採用などいろいろ調整していくことになるとは思いますが、新カードをふんだんに使った新時代の速攻といえるレベルで綺麗にまとまったのかなぁと思っています!
基本的な動かし方
もうこれはシンプルです。
2ターン目に闘技場を出して6点以上で殴ることを目指してください。
魔力レベルは4か5、それに合わせて墓地か手札に闘技場の準備。
なので、マリガン基準としてはそれらを行える見込みがある手札を目指しましょう。
今のリストだと相手への干渉はストームのみです。それ以外は数の暴力で攻めてしまおうという脳筋仕様なので、そこらへんは必要や好みに応じて調整してみてください。
…動かし方の説明短すぎるけど、ほんとにこれしかいうことないです!
おわりに
以上、第4弾1発目、青緑美術闘技場の紹介でした!
第4弾は始まったばかりですが、とてつもない高速環境の予感…
そんな中でも、注目のカードがたくさんありますのでいろいろなデッキを作って遊んでいきたいですね。
大会で勝てるデッキや面白ギミックデッキなど、いろいろな面での楽しみ甲斐があるようなカードが見えていますので、期待と不安と共にこの第4弾を楽しんでいきたいと思います!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました!