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目的に生きる(オープン社内報)

「3人のレンガ職人」という
イソップ童話の同じ話を2回聞きました。

・1回目は先週末の高校教諭向け探究研修にて。
・2回目はアチーブメントの経営実践塾にて。

旅人が町をあるいており、
3人のレンガ職人に出会って、
旅人が職人に「何をしているのですか?」と尋ねたお話です。
3人のレンガ職人はそれぞれ次のように答えました。

1番目のレンガ職人:「レンガ積みをやっているだけだ」
2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」
3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」

3人のレンガ職人の要約 

この話は、人生を生きる上で、
とても大事なことを教えてくれます。
「目的」という前提が重要ということです。
本日は、私の3人のレンガ職人経験入れながら、
オープン社内報を執筆したいと思います。

一人目のレンガ職人(日々に生きる)

この人は、
おそらく親方から言われたことを、
ただただひたすらやっている職人です。
自分で目標も設定せず、
もちろん目的もなく、
ネガティブなことをつぶやきながら
レンガ積みの仕事をしているのでしょう。
私の人生を考えると、
義務教育の勉強とかは、
こういう感じだったかもしれません。
親や学校が勉強しろというから。
そういうレールが敷かれているから。
だから、思考することもなく、
ただただブツブツ文句を言いながら勉強していた。
そんな感じでしょうか。
モチベーションも上がらず、
勉強・偏差値という意味では、
可もなく、不可もない。
そんな感じだったと思います。

一人目のレンガ職人は、
自ら思考することもなく、
ただただ、日々を無目的・無目標で生きるだけ。
そんな人を表現しています。

2人目のレンガ職人(目標に生きる)

二人目のレンガ職人は、
家族のためにお金を稼ぐために仕事をしています。
お金を得る。という目標があるので、
感謝をしながら一生懸命働いています。
ただ、基本的にみているのは「お金」だけです。
もし、レンガ積み以上に報酬が得られる仕事が見つかったなら、
そっちの仕事へ変更するでしょう。

私の過去の経験としてシェアしますと、
大学卒業して就職したのは、
日本のトップ企業である富士通の営業でした。
処遇に関して悪くはなかったですが、
外資系と比べるとその差は大きかったです。
もっと、やりがいを見つけたい。
年功序列じゃない、実力主義の評価を得たい。
お金がもっと欲しい。
そんな気持ちで外資系のMicrosoftに転職を決めました。
目標に生きているので、
もっと高い目標や報酬が得られる会社へ移りました。

二人目のレンガ職人は、
目標に生きてはいますし、
それなりに肯定的に頑張っていますが、
画一的な目標なため、
ロイヤリティが低い状態だといえます。

3人目のレンガ職人(目的に生きる)

3人目の職人は目的がしっかりしていて、
その目的を果たすために、
自分自身がどんな貢献ができるのかを思考しています。
その仕事にオーナーシップを持ち、
主体的に動いています。

この3人目のレンガ職人は、
まさに今の私だと思っています。
目的に生きている。
起業をした理由は目的があるから。
Uターンしたのも目的があるから。
仲間と一緒に働くのも目的があるから。
すべてが目的ベースです。

3人目のレンガ職人は、
目的に生きており、
モチベーションが切れることがありません。
目的に向けて、
プロセスに乗った目標設定をしながら、
成功体験を積み重ねていくことでしょう。

まとめ

私がここ1週間で2回も同じ話を聞いたのも、
このことをみんなにもインプットしようと思えたし、
そして足りていないことにも気づけました。

まず、このストーリーの中で皆さんに
一番伝えたいことは、
「目的に生きよう」ってことです。
無目的・無目標は言語道断。
目標がお金だけなど自己中心的なものもNG。
その先の先にある目的に生きよう!
ってことです。

そして私が、
みんなにもっと目的に生きてもらうために
やらなければならないタスクとしてメモ。

①事業の目的を言語化する
※会社のパーパスのみならず、事業ごとに目的を言語化。

②メンバーの目的の可視化
※①と②の方向性の一致を導き出す。ここは仕掛中。

③目標の設定
※目的ベースの目標設定。できた!の連続を作る。応援する。

以上、今週のオープン社内報でした!
いつもありがとうございます。

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