花菜

自分の根幹の確かさを信じる気持ちが今日も私を支えている

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最近の記事

都会 会社 マッチングアプリ

 マッチングアプリを始めた。正確には入れ直した。今年だけでも三回目?寂しさへの忍耐力が衰えて、ついつい。アプリを入れては三日間携帯にへばりつき、疲労困憊でアンインストール。その繰り返し。  身長や年齢、写真だけを頼りに、相手の価値や可能性を値踏みする。きっと私も値踏みされている。そして、AIの自動返信機能ばりに、テレアポセンター並みに会ったこともない相手に即応答。  私は今でも孤独や寂しさを大切にしてる人に憧れる。自分もそうありたいから、一人で旅をしたり出かけたりすること

    • 壊れたメガネの修理にやっと手をつけ始めた、そんな旅

      はじまり  向島に行くこととようたさんに会うことを目的に直島へ行ってきた。  向島は人口10人くらい?直島の本村港から船で3分くらいの離島。ようたさんは直島に住居を持ちつつ向島の集会所を守ってる。育ててる。 直島について  直島の一部の山は精錬による公害ではげてるらしい。三菱ケミカルは直島唯一の会社であることから、直島では「会社」と呼ばれているらしい。島民の9割は会社員。流行同然の芸術に惹きつけられた観光客向けのホテル開発が外資系企業などにより進行中らしい。 ようたさ

      • セクハラされた気持ちの処方箋ってありますか?

        この間友達だ、と思ってた人から セクハラされた、というか 気持ちを踏み躙られたと思ってる。 安心して信頼してた相手から 私がどう感じるのかを全く想像されていない、 一ミリも思いやりのない言動をされたことが 何よりも苦痛で、絶望でしかなかった。 あの人の家に泊まるのは2回目で 初めて泊まった際には、 あの人の彼女が私へ用意してくれた寝袋で 私は寝た。一階で、ひとりで、寝た。 あの人は二階で彼女と寝た。 だから私は、当然のごとく 2回目も同じ状況になるだろうと思い込んでいた。

        • みんな、どうやって自分を説明してる?

          自己紹介する時、自己開示する時、自分を定義づけて、簡単に説明することが要求される。春なんかは特に。 そんな時、できる限り自分をよく見せたいもんだし、そもそも自己肯定感が低いと人に寛容になれないタチなので、自分を全肯定する処置として、過去の自分の選択や言動を擁護したがる私がいる。あの時は、仕方なかったんだとか、私は可哀想な境遇を辿ってきたんですとか。 そうやって自分の都合に沿うように、しんどかった時間や上手くいかなかった関係性を解釈してきた。 そうやって自分を擁護するってのは

        都会 会社 マッチングアプリ

          やりたくない事やりたい事2024

          あけましておめでとう! やりたくない事 慣れる。暴飲暴食。流れでの飲酒。コンビニ飯。徹夜。寝坊。守れない約束。嘘をつく。引きこもる。予定を詰め込む。携帯に張り付く。自分を守るため、自分から逃げるために人を称賛して距離をおく。自分を謙遜する。無視する。平日ランチの外食。反省したフリ、同情したフリ、気にしてないフリ、できるフリ。エステに課金。ニキビを潰す。ヘソを曲げる。喧嘩を避ける、事なかれ主義。安い買い物。スタバに通う。ローンを組む。人に理想を押し付ける。言葉をそのままの意味

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          「自分の枠」を「広げる」ということ

          先日、わたしは「自分の枠を広げるために半年間の行動計画を立ててください」って課題をもらいました。あなたの成長計画を立ててください、自己変革を遂げてくださいと言われているようで、少し気に障ったと共に、その様な捉え方しかできない卑屈な自分、このままでいいのかとセルフビンタしました。 わたしは自分のことを「他者の枠」から「外れる」ことや、それを「壊す」ことに注力してきた、いわゆる反骨精神の塊だと思っています。他者を相対化し、選択や行動を蓄積することで、今の自分を形成してきた。

          「自分の枠」を「広げる」ということ

          ものさしがおじさんになってた

          今日から三日間、バイト先のスナックがイベントをする。イベントは常連さんや最近来店していなかったお客さんが集う機会であり、店や女の子のファンを増やし繁盛に繋げるチャンス。 私は6年も在籍してるけど、ファンがつかない。よくお客さんに、はなちゃんは好かれないように振る舞ってるよねと言われる。 最近来店するお客さんの数が減少傾向にあり、一雇われの身として私は自分の役立たずさに苦痛を感じていた。 自分のプライドを捨てて、お客さんに好かれよう、特に今日からのイベントは、と、躍起にな

          ものさしがおじさんになってた

          「多様性カツアゲ」ダメ、絶対!人ひとりの中にある「多様性」

          様々な人が持つ様々な個性の総体を「多様性」とし、「多様性」が受け入れられるべきもの、善いものとして強調される今の世の中は、今までの「周りと同じことが最善」とされていた世の中で、頑張って同質化に励んできた人々が表に引きづり出され、急遽「己の個性とはなんぞや」「個性を出せ」とカツアゲされている舞台にも見えてしまう。人々はインスタントな脅しに、ものや経験を買い、装うことで応急処置をとる。 個性とは、今日明日に用意できるものではなく長い時間軸の中で無目的的な選択を蓄積したのちに、振

          「多様性カツアゲ」ダメ、絶対!人ひとりの中にある「多様性」

          近況違和感発情日記

           先日、私がクラブに通っていた18歳くらいの時にミツミツズブズブに仲良くしていた友人たちと集まった。身内で生み出した造語を用いて、互いをいじり合う会話には、深さも意味も要されておらず、今の自分にとっては懐かしくも、少し味気なく感じてしまう自分を残念に思った。  それぞれ学校を卒業し、人生のパートナーを見つけ、先を見据えた関係性や先が想定のつく仕事のもと、今を楽しんでいた。皆が自分の現状を幸せそうに語っている姿を見れて素直に嬉しかった。  そんな中「お前が一番何してるかわから

          近況違和感発情日記

          海士町へ漂流した日

          ふと、海士町へ上陸した時のことを思い出した。 どれだけピチピチの流行の服装を着ても美顔器で顔を擦って顔を塗り固めても誤魔化せない、というか、海士町では何も変わらないんだなって感じた。 他人軸で身も心も装っていた私。いやいや、お前の心はどうなんだい。未完成でもいいから、借り物の言葉ではなくて、お前の考えを聞かせておくれって。生活でも、仕事でも、ずっとそう囁かれていた気がする。 自分が生きやすい環境を考えていると、海士町が浮かぶ。もちろん、内省し過ぎて他人と干渉し合う奥行きが尋常

          海士町へ漂流した日

          安易に生きない

          今日、久しぶりに、やっと、自分の人生の舵を自分で切りはじめることができたきがする。 誰にお願いされたわけでもなく、否定も肯定もされてもいないのに、私は誰かの人生を生きてきた。目の前のことを、見つめて、考えて、感じることを、粗末にしていた。 映画「Into the wild」の少年は、物質主義で欲に塗れた社会や政治家、両親に嫌気がさして、全財産を寄付して、現金を燃やして、車を捨ててアラスカを目指して旅に出た。キャリアは?と聞かれると「キャリアは20世紀の産物」と。ソローを引

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          私はあなたの欲を満たす安価で手軽な生肉ではないしあなたも私の理想を叶える偶像ではない

          私は困っている!怒っている!悲しい!悔しい! 私には尊敬している人たちがいる。 最近気づいたんだ。その人たちに私が向ける尊敬のまなざしには「こうあってほしい」「こうだろう」といった思い込みや押し付けの願望が含まれていたんだと。 本当に申し訳ない。 そのまなざしを向けられた人々は、それに応えなければならないと思ったり、きっとうんざりしているはずだ。反省している。 その人たちは常日頃から、素の自分と、社会や自分が創造した自分像の狭間で揺れ動き彷徨い苦悩しているのかもしれない

          私はあなたの欲を満たす安価で手軽な生肉ではないしあなたも私の理想を叶える偶像ではない

          2022年の記憶を携帯しながら私だけの壁に向かって血を沸かす2023

          時系列はバラバラ。間違えて削除しちゃって、めんどくさくて、載せたい写真を載せきれてない。まあそんくらいの力加減で、生きてていいと思うから。 ちなみに卒業したらイタリアに行こうと思ってる。毎日夢が変わるし、安定には程遠いけど、むしろブレッブレでどうにでもなっちゃえるカタチでいれたらいいな! 「ちゃんと就活してくださいね」「ワーホリなんてやって何になりたいの?何を目指してるの?」って言われるが、しらんがな。私のことを知ろうともせずに生産された金タロ飴みたいな意見はさよなら!自

          2022年の記憶を携帯しながら私だけの壁に向かって血を沸かす2023

          Gabrieleが気づかせてくれたこと

          直島にて出会ったGabrieleの言葉をどうしても書き起こしておかねばならない! Gabrieleはイタリアから東京に来た大学生。登山とかクライミングとかが好きで、何かを始める時、決める時、いつも周りがやっていないことを選んできたらしい。身長が高すぎて、直島の古い日本家屋の天井に3回くらい頭をぶつけて脳みそが壊れる!と笑いながら本気で辛そうにしていた。 Gabrieleとは宿が同じで夜な夜な色々と話してくれた。そんな中私の話を聞いて Don't hate yourself

          Gabrieleが気づかせてくれたこと

          近くにいると遠く感じて遠くにいると近く感じる

          大学生活2ヶ月目に突入しようとしております。 大学で新しい友達はできず、バイト先のスナックが居場所化してます。これでいいのか。でもこれがいいからこうしてるんだと。 近くにいると遠く感じて遠くにいると近く感じる、休学中は、この言葉がしっくり来る人付き合いの仕方をしていた気がします。 毎日を駆け抜けるのが精一杯で、雨の様に新しい出会いが自分に降りかかり、もはや雨水の中で溺れていたけれど、今は、水不足で砂漠化してるかもしれないです。 1年半旅しつづてけいたから骨を休めるいい

          近くにいると遠く感じて遠くにいると近く感じる

          檻からネバーランドに移住する過程の近況報告 feat. ラブレター

          1年半ぶりに大学に戻ってきた。 客観的かつ批判的な視点が足りなさすぎる私は、他学生の意見に勘で賛否をつけたくなるし、論文を出せって言われてんのに、エッセイやルポタージュしか出せないし。 好奇心が旺盛すぎるあまり、自分で目の前に用意した問いを深める隙があれば次の関心ごとへと一夜限りでトリプル不倫してしまう。それゆえ卒論の研究計画を一文字も書き進められておらず、海士町にいる長松さんに泣きつく日々。 先週までオンライン授業だったのが今日から対面開始!1人で黙々と弁当と本を食べ問い

          檻からネバーランドに移住する過程の近況報告 feat. ラブレター