#32 みんな違ってみんないい!? 【書評】これからの世界をつくる仲間たちへ
◾️はじめに
スーパーメディアクリエイター。現代の魔法使い。様々な分野で活躍する落合さん。彼の本、少しは読んでおかないと。写真は世界をつくる人たちはみんなそれぞれどこか違う。という事で。
◾️要約
これからの世界をつくるのは専門性をもって常識を疑い、突き詰める人たちであり、色々なところで(そういった人がアイデアを実装し)世界は変わっていく。今の技術、これからの技術でしかなし得ないことで生活そのものが変わっていく。まずは自分の専門性が何かを考え、そこで勝負する事が大切。
◾️感想
世界を生きるではなく世界をつくる、そして仲間というタイトル。なんかいいなぁ。
ただ決して楽な世界ではない、確固たる自分を築かなければ立ってられもいない、世界なんだよな。まさにワンピースの”新世界”だな。
自分がそこへ行けるのか。行って立ってられるのか。・・・いや、つくるのか、つくり手になるかだな。よし、自分で何ができるか考えよう。
と、前向きに進み出そうとさせてくれる本。
◾️オススメ
新世界をつくろうとする人に。つくり手になりたい人に。
◾️要約(詳細)
◆第1章 人はやがてロボットとして生きる?
コンピュータは総当たり戦が得意で、これまでホワイトカラーが担ってきた仕事はコンピュータに勝てないので、ブルーカラーが重要になることもある。単純な管理としてのホワイトカラーの役割ではなく、メカニカルアーツとしてコンピュータを知り、そこにアイデアをかけ、実装していくことこそが今後求められる。
※実装して世界を変える。それはまるで魔法をかけるよう。今の魔法も未来では当たり前かも。
◆第2章 今を戦うために知るべき時代性
ホワイトカラーはロボットに変わっていく中で戦っていくために自分に価値を生むことが必要。
そのためには言語化し、ロジックに基づき伝えることが大切。
※大切なのは自分という個人に価値を生む事。
◆第3章 天才ではない変態だ
これから求められるのは専門性であり、それは何かをコスト効率よくこなす天才ではなく、興味をもって当たり前を当たり前と思わず問題を生み出していく変態性が鍵になる
※マッキンゼーにいる人たちも疑問に思う→仮説を立て、検証をとことんやる人たちって書いてあったな。
◾️アクション
・自分の専門性を探そう
・言語化の訓練をしよう
◾️読みやすさ
★★