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育休中になったドケルバン病(腱鞘炎)の話

先日皮膚科に行った。
1ヶ月くらい前に、ふと、左手の甲の手首に近い部分がうす紫っぽくなっていることに気づいたのだが、その後も変わらず続いていたからだ。

変色部分は、五百円玉より少し大きいくらいの範囲。

何となく、思い当たることはあった。

以前、まだ母乳をあげていた時期(4ヶ月くらいの時)に、左手の手首から親指にかけて強い痛みを感じるようになっていた。

市販のサポーターをつけたりして、3週間くらい様子を見たけど改善せず、整形外科で診てもらった。

そこで「ドケルバン病」という言葉を聞いた。随分仰々しい感じがする。
要するに腱鞘炎のことらしい。

医師からは、手首へのステロイド注射を提案されたが、母乳をあげているし、なんとなく抵抗があった。
そのため、一旦は塗り薬を処方してもらい、改善しないようであればステロイド注射を打ってもらうこととした。

塗り薬を使って1ヶ月ほどまた様子を見たが、全く改善しなかった。
とにかく手が痛くて、抱っこもおむつ替えもしんどい。お風呂で自分の髪を洗うときも痛すぎてしんどい。

あぁ、妊娠出産育児期って痛いことばっかだなぁなんて考えていた^^;

流石に生活に支障が大きすぎるということで、2回目の診察時にステロイド注射を打ってもらった。

即効性があるということだったが、症状が落ち着くまで私は2、3週間以上かかった。整形外科で購入した本格的なサポーターも併用して、やっと治ったという感じだ。

そんなこんなで、今回の手の甲の変色は、この間に塗った薬とかステロイド注射がもしかして関係しているのかなあと思っていた。

案の定、皮膚科では、おそらくステロイド注射が原因でしょう、とのことで特に薬も処方されず、しばらく様子を見てほしいとのことだった。

既に気づいてから1ヶ月ほどは経過しているので、「しばらく」がどれほどの期間になるのかが少し心配なところである。
すごく目立つわけではないけれど、手の甲なので目に入りやすく何となく気になってしまう。

ところで、こうなった原因はドケルバン病ということになるが、どうも妊娠出産時期はなりやすいらしい。ホルモンの関係とかで。

再発することもそこそこあるらしくて、ステロイド注射を打っても、数ヶ月で痛みが出る人もいるらしく、まだ他人事ではない。

ステロイド注射は何回もできるものではないので、最悪手術ということになるようだ。

病院のサポーターはやはり改善に繋がった感はあったので、もし育児中に同じような手首(から親指にかけて)の痛みを感じた方は、早めに受診してみてほしい。




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