ここに生きるRea(s)oN
ReoNa Acoustic Concert Tour 2022 "Naked"
5/12 KT Zepp Yokohama
うわ、同じ世界に本当にいたんだ…
別界隈の推しに会ったときも思ったけど、
画面越し、スマホの画面越しの好きな人が
同じ世界線に存在しているんだと思うと、
なんだか すごくドキドキしてしまう。
わたしは2階席のH列だった。
思ったより距離が近いことにびっくりして、
でもはっきりとお顔がわからなくて、
視力の低下を感じた。眼鏡、買わなくちゃなあ。
でも、顔が小さいことと細いこと、
かわいいことだけはわかった。
それと…やっぱり声が綺麗だったなあ。
そこが、わたしがReoNaちゃんに
惹かれた理由のひとつ。
安心する、柔らかい、心に語りかけてくるような、
そんな声質だと思うけど、歌声にしっかり芯があるところも素敵。
表現力と歌唱力…とか色々と言いたいことはあるけど、とても素敵な時間を過ごせたっていうのが、ひとこと感想かな。
⋆͛☽︎.*·
ReoNaちゃんが登場して、
響いたのは たくさんの拍手だった。
声をあげないのはもちろん、
楽器の余韻をしっかり味わって
最後の1音が消えるまで拍手をしないところとか、ReoNaちゃんが話そうとしたら
すぐに拍手をやめたりとか。
素敵な人たちばかりだな、と感じた。
規模の違いはあるかもしれないけど、
どこでやっても ライブってやっぱり
叫びたくなってしまうものだと思うから。
コロナ禍だから当たり前。と片付けてしまえばそれまでだけど、心置きなく楽しめた。
ReoNaちゃんの言葉を借りて言うとしたら
みんなしっかりと"お歌を受け取る"つもりで
来場しているんだなって感じた 🐈💐
その気持ちが、あの心地よい空間を
作り出していたのだと思う。
~ ⋆͛☽︎.*·
わたしがReoNaちゃんと出逢ったのは、
ハッピーシュガーライフという作品だ。
基本課金しない勢のわたしが、たまたま放送期間にアニメを視聴していて、そこでSWEET HURTと出逢えたのは奇跡…って言ったら大げさかな。
流れた瞬間、なんだ、この素敵な声は…!
と思ったのがきっかけ。
わりと初期に見つけていたんだなあ…
その頃からもっと応援してればなあ…なんて、
今はちょっと悔しく思う。
ReoNaちゃんと再開したのは、ANIMAだった。
SAOと略される、ソードアート・オンライン。
今も親しくしてくれている友人が、
高校1年の頃に好きだと言っていた作品だった。
キリトとアスナが結婚するだとか、
ラブラブだとかその程度の情報は頭の片隅にあった
けど、当時の私はアニメをあまり見ていなかった。
(まあ今もそんなには見ていないけど。
気分になったら見まくる。)
それで、大学生になってやっと追いついて。
ユージオの旅立ちのシーンに使われていた
"虹の彼方に"に恋をした。ていうか泣いた。
あのシーンとあの歌声を合わせたらダメよ…
やっぱりReoNaちゃんの
歌声好きだなあって、再確認した。
1回目から見ていた THE FIRST TAKEに
登場したときは、とても嬉しかった。
素敵な作品を知るのに 早さなんて関係ないと思うけど、乗りたくないのか乗れていないのか、わたしは流行に遅れて好きになる傾向がある気がしていて。
よく、推しは推せるうちに推せって言うけれど、
こうして 直接お歌を受け取ることが出来て
本当によかったなと思う。
すでに長文の羅列だけれど、
ここからはセトリを振り返っていこうと思う。
( ない語彙力がどこかに旅してしまった…笑 )
➸ セットリスト
―――――――――
1. ANIMA -Naked Style.-
ライブの始まりに相応しいスタートだった。
演出すごいな… 照明がどんどん変化して、
かっこよかった。心臓がダンスしてた。
ANIMAをアレンジしておしゃれにした、というより
全く新しい曲としてのANIMAを見た気がする。
パッと聞いて ANIMAだ!ってならないというか、
う〜ん、上手く言えないけれど とにかく素敵だった。
今から魅せるよ、お歌届けるよってReoNaちゃんの
気持ちが伝わってきて 1曲目にピッタリだったな。
これまで、ライブに行きたいとは思っても
行動に移したことってなくて、登場の瞬間から、
言葉にならない感情が溢れてしまったんだ。
2. Let it Die
I'm bleeding as breathing, hurting as beating
my heart There's no way to remedy it……… の
パートがとても好きだったから(まずReoNaちゃんの英語が好き)それを生で聞けて嬉しかったな。
3. Independence
…来た〜!!!
Independenceとは、独立の意。
オラオラしていないのに、とてもかっこいい1曲。
(表現が下手すぎるでしょ)
ちなみにわたし、ガンゲイルは未視聴で、
神崎エルザ名義だと、3曲しか覚えていない。
(あとはstep,step とRea(s)oN。
ピルグリムは来年のために予習しなければ…!
というか、全曲抑えたいところ。)
幾百とある選択へ…のコーラス、
びっくりした。かっこよかったな〜!
テンションがすごく上がった。
4. foget-me-not
イントロでもう、うるっときてしまった。
ライブ前にセトリを検索したとき、
演奏率高かったし定番だろうなと思ってたけど
とても好きな1曲だから、…あぁ、やっぱり最終的に
全てが同じ感想になってしまう、、語彙力よ……
落ちサビっていうんだろうか、わたしどの曲でも大抵、曲が静かになるところが1番好きなんだけど、ReoNaちゃんが大切に大切に歌うから、
とても、響いた。
5. 虹の彼方に
これは、完全に泣かせに来てるよね…?
fmnから繋げないで (=繋げてくれていいんです
ありがとう最高でした)
FIRST TAKEで、何度も何度も聴いた曲。
イントロで泣けちゃった。(fmnと同じ感想やんけ)
6. カナリア
ステージ上の鳥籠のライトが黄色く光って、
この流れはよくないなあ…(泣く)と思ったら
やっぱりカナリアで。
ハッピーシュガーライフを見ていたから、
いろいろ思う曲でもあったりして。
枯れた蔦の葉〜のところでは 緑と黄色だったり、
本当に歌詞や雰囲気に合わせて
照明がたくさん変化しているなって感じた。
7. 生命線
白いライトが差し込む生命線の演出、
とってもかっこよかった。
MVだともっとスピード感のある感じだったけど、
ライブではより丁寧に歌っているのを感じて。
さすが…!と思ったのは 〜文学的で 退廃的で 現実的で 空想的で … の部分の表現。
強弱がしっかりしていて、表現が多様で、
たくさんの感情が込められてた。
カラオケなんかにいくと、歌が上手いなと
思う友だちは何人もいるけど、
やっぱりそれとは違う。届けるって気持ち。
生歌ならではだし、プロだなあと思った。
8. ないない
一言で言うなれば、表現力…!
いや全部そうだよって声が聞こえてきそうだけど。
実際、そうなんだけど。本当に丁寧に大切に
伝えようとしてくれているのがわかった。
初めの怪物感というか、怪しい感じ、
なんて言うんだろ、英語の発音みたいに
日本語を発音する感じ。好きだな。
その表現にしっくり来て、思わずうわ…って呟いた。
途中の英語パートもしっかり歌ってくれて、
最後、花瓶の音の再現もよかったなあ。
9. Lotus
ロータスだったんだ…… っていうのが
最初の感想になってしまった…(苦笑)
ずっとルータスだと勘違いしてた。
お恥ずかしい。。英語が出来ないことがバレた。
ReoNaちゃんの 泥の中でこそ、
綺麗に咲く花もあるんです、って言葉で
うわあ、Lotusだ…って深呼吸して。
わたし、イントロのメロディがとっても好きで…
( いやさ、ReoNaちゃんの多くの曲を手掛けてらっしゃる毛蟹さんとハヤシケイさん、ほんと天才なんだよね、どストライクなの毎回毎回…誰なのって思うけどほんとにいつもありがとうございますって言いたい)
メロディだけじゃなく、歌詞もとても素敵で。
ReoNaちゃんの歌は、
いつもわたしの心に刺さる。
10. 猫失格
初披露のお歌。
表記が、ねこ失格なのかネコ失格なのか…
フル漢字では無い気がしているけれど、
とりあえずこれで。分かり次第書き換えよう。
タイトルを聞いて、猫ちゃんをかわいがっているReoNaちゃんにぴったりな題名だな、なんて
呑気にって思っていたけれど、中身は恥の多い…と
紹介があったように、なれませんでしたと繰り返す
歌詞。語り口調で… 絶望年表に近いのかな。
優しいメロディだけど切なくて、とても好みだった。
11. Bad Day
いろんな曲をカバーしてきて、ってお話をしていて。
この子は、アニソン、ボカロ、洋楽…全部好き嫌いせずに素敵だなと思う曲をそのまま吸収しているんだなと思った。わたしは、洋楽になんだか苦手意識があってほぼ聞かないのだけれど…(意味が分からないことが大きいんじゃないかなと分析しているけれど) YouTubeのReoNaちゃんのカバーは聴いたな。
聞かず嫌いせず、いろんな曲聴いてみなきゃな…
12. テディ
新曲ここで来るんだ!
履修済みだったので浸れた。
ReoNaちゃんは、絶望系アニソンシンガーを
掲げていて、応援者ではなく代弁者である。
だからこそ、テディの背中を押さない、
手も引かないって歌詞は響くものがあったな。
ただ、隣にいてくれる存在に
救われることってある思う。
わたしは話すことが苦手だから、
中学生の頃大好きな友だちが悩んでいるとき、
泣いているとき、ただ隣にいることしかできなくて。
こんなわたしでいいのかって常に思っていた。
何もできない自分が無力に思えた。
だけど、「ありがとう」って言われたんだ。
それでもいいんだって思えた。
それをなんかすごく思い出して、
そうやって絶望というか、ネガティブな心のそばにいてくれるんだよね、ReoNaちゃんの歌は。
13. 絶望年表
最初をReoNaちゃんが演奏してた。
鉄琴かなって思ったけど、カチカチ押す音が
聞こえたしトイピアノだったのかな、視力め(笑)
アニメイトなんかの記事で、初演奏で参加したって書いてあった気がする。ゆっくり大切に押してたな…
" 違う姿に憧れて "
" どこにもいけないことに気づくだけ "
" 飛び降りたら"
だとか。散りばめられた歌詞。
わたしは絶望したことはないけれど、
でもそれでも、優しい夢を見たくて
そばにいたいって想いにはとても共感できる。
14. Someday
MVをイメージして、黄色だったり
ピンクだったりの色が使われていたな。
タテカワユカは、take away から来てるのかな。
響きがとても似てる。
音楽ナタリーのNakedのインタビュー記事に
電車に対して特別なものを感じているって書いてあったけど、わたしがどこかに逃げたいって思ったときにも思い浮かぶのは、電車だなあ。
「それも愛情なのよ」の部分でいつも、
"ふざけんな"って言いたくなる。
全てに立ち向かわなくていいんだって
逃げてもいいんだって
どこかに逃げられる場所があったらいいな、って。
自分の、諦めた夢を思い出してしまった。
15. SWEET HURT
先にカナリアを歌ったから、ないかと思ってたのに。出逢いの曲を歌ってくるなんて…ずるいよ。
でも冷静に考えたら、"Naked"だもん。
しかも、照明がピンクと青で、さとちゃんとしおちゃんをイメージしてるのかなって、というか わたしにはそうとしか見えなくて、、混じり合うピンクと青。
最高だったな。
16 ライフ・イズ・ビューティフォー
泣ける、感動したなんて綴っておいて、
わたしが涙を零したのは ラスト、
ライフ・イズ・ビューティフォーの曲中だった。
だってあんなお知らせするんだもの。
ReoNaちゃんも感極まっていたように感じたけど、
それを感じさせない歌声だった。
ReoNaのライブに、
アンコールはないと言いましたね。
あなたとわたしの一体一だから、
もう一度はない、今の全力で、って。
アンコールはとてもわくわくするし好きだけど、
そんな考え方を持つReoNaちゃんが好き。
来年、武道館でのライブが決まって、
それまでの道のりとして、
歪と響のツアーも決まって、
その報告を 初参戦にして
直接聞くことができて 本当に嬉しかった。
「手も引かない」「背中を押さない」
辛さも弱さもだれにも言えない
私にとって 最高の代弁者、ReoNa。
生きる意味も理由もわからないけど、
きっとあなたがそのひとつだと、
そう思わせてくれた。
あなたがくれた Rea(s)oN……
___ 逃げたその先で、
ReoNaちゃん、あなたにまた逢いたいです。
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余韻に浸りすぎて 書き終えるのに
2週間近くかかってしまった、、
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