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【RYF Connect 2024】色は匂へど散りぬるを

Connect 2024

Raise Your Flag Connect 2024に参加してきました。

聞いた事ない人からするとなんぞやって感じですが、私は昨年Raise Your Flagという団体(一般社団法人だそうなので、会社と言った方がいいかもしれない)が開催しているファシリテーター養成講座を受講しておりました。そしてConnectは、そんな講座の受講生が一同に会する(とはいえ任意ですが)イベントです。

3日間、

自然物でオブジェを作ったり、

宇宙人が来てそうランキングNo.2受賞作
タイトルが思い出せない…



大運動会したり、

玉入れしたよ

温泉行ったり、

さくらが咲いていた

大切な人に手紙を書いたり、

深夜に白目剥きながら2日目の準備をしたり、

大深夜テンション

朝からストレッチしたりCreepyNutsを踊ったり、

こうやって見るとやばい集団...笑
To the 一番上♪
なにがなんだか

学びを発信してみたり、

みんなのワークショップ受けたりお話を聞いたり、

たんけんたい
たのしそう!
こちらもおもしろそう!
お話聞かせてくださってありがとうございました!

みんなで花火したり、

暗くてあんまり上手く撮れなかった

深夜までクイズ大会をしたり(クイズに夢中で写真撮ってません)、

1年後の自分に手紙を書いたり寄せ書きしあったりしました。


参加出来て本当によかったなあ、と心から思います。自分が目指す場づくりやファシリテーションのあり方を模索していく上で、色んな人のファシリテーションを見ることは学びにつながりました。そして、色々な立場の色んな人とたくさん話が出来たこと、また、一緒に場を作れたこと、とっても楽しかったです。

つくる

このConnectで、わたしも1つ場づくりに挑戦しました。

2日目の朝にあった「集合知ワークショップ」という、自分の1年間の学びをスケッチブックにまとめ、みんなに発信する時間です。

表紙をデコりまくる私

わたしの1年間があまりにも怒涛すぎて、落ち着いて自分の学びや変化、成長を整理する場がほしかったので、やってみることにしました。1人でワークショップをやるのは少しハードルが高かったこともあるのですが…

発信者として名乗りを上げていたのは私を含めて5人(もっといると思ってた)。1日目の夜にスケッチブックを渡されて、夜中までみんなでぎゃあぎゃあ言いながら作りました。なんだかんだで楽しかったです。ざっくり内容は聞いたけど、みんなの発信が聞けなかったのが残念…。

ここで発信したことで、改めて自分の変化について深堀することができました。そもそもどうしてファシカレに参加しようと1歩踏み出せたんだろうとか、職場の人たちからどんな刺激をもらってたんだろうとか、1年かけて何がどう変わったのかがより具体的になった気がします。

また、この1年が自分にとって大きな価値を持つものであったことも実感することが出来ました。「みんなと一緒」が苦手な自分が、抵抗なく色んな人と一緒に何かをやっているということ。それこそが私の大きな成長であると思っています。

一緒に場を作ってくれた仲間たちと、興味深く聞いてくれたみんなに感謝!


あと、一眼を持っていきました。みんな持ってくるかな〜と思ってカメラを持ってきたら自分しかカメラを構えていなくて、あれ?ってなりました。笑

カメラと私

ワークショップに参加している間はコーディネーターの皆様方が撮ってくれました。自分が撮る側なので基本的には自分が写った写真ってないのですが、今回はそれなりに写っていてちょっぴり嬉しいです。

写真はわたしなりの場への貢献かなって思ったり思わなかったり。みんなの笑顔や真剣な表情、手元、その全てを私なりの視点で切り取って、みんなにはこんな素敵な一面があるんだよ!って本人たちに見せてあげたい瞬間がたくさんあります。仕事にしたいってほどではないけれど、写真を通してもっとたくさん何かを伝えられるようになりたいです。

つながる

行く前にメンバーを見てみたら、思ったよりはじめましての人が多くて焦りました(元々そんなにつながりを広く持っていたタイプではないので当たり前なのですが)。確実に人見知りを爆発させるか、変にテンションを上げてしまって浮くかの2択だやべえ…とヒヤヒヤしながら行ったのですが。

そんな心配は杞憂でした。1on1とかオンライン上で話していた人もたくさんいたし、はじめましてでもはじめましてな気がしませんでした。

自分は写ってないけどお気に入りの写真

たった3日でしたが、1ヶ月分くらいはいろんな人と話したし1ヶ月分くらい交友関係も広がった気がします。こんなわたしをあたたかく受け入れてくれたみんなに感謝。

そして改めて、このコミュニティとの出会いが自分の世界を広げてくれたのだと実感しました。

ここで出会う人たちはみんなあったかくて、それでいて好奇心がとても旺盛で、行動力のある人たちです。

そんな人たちにいつも刺激をもらっています。(前の記事にもそんなことを書いた気がしますが)

同期で11期のポーズ。わたし違う人の名札してるな…
たからもの

やってみたいこともたくさんできて、ひとつひとつゆっくりだけど実現させていきたいなあと思っています。こういう時に夢ノート(前回の記事参照)を活用するんですよね!知ってます!

むきあう

Connectから帰ってきて1週間が経ちましたが、改めて思い返してみても2023年は自分にとって「人生の転換点」と言っても過言ではない1年でした。職場でもたくさん新しい挑戦をさせてもらったし、ファシリテーションを学ぶことを通じて様々な人と出会い、新しい世界をたくさん知ることが出来ました。

もともと好奇心は旺盛な方ですが、「やってみたい!」をすぐに実現しようと動き出せている今のわたしは、昔のわたしが見たらびっくりするほど素直になりました。

学問の世界に片足を突っ込んでいた大学〜大学院時代、メタ的に物事を見るということを叩き込まれ、なんだかちょっぴり斜に構えた人になっていました。そういう自分になるからこそ、この学問の世界に馴染めるのだと、そう思っていたのです。(実際は元々の性格的にあんまりうまくいってなかった気もしますが笑)

ものごとを斜め上から眺め笑っていたあの頃のわたしが、子どものように色んなことに突進していく今のわたしを見たら、どう思うでしょうか。変わっちまったな、と思うかもしれません。大学院の仲間たちも、RYFや会社でのわたしの姿を見たら「いつのまにそんなに意識が高くなったのか」と驚くかもしれません。

でも、わたしは意識が高くなったわけでもなければ、ものごとを斜め上から見ることをやめたわけでもないのです。

相変わらず人文学という世界は好きだし、本も一般社会人よりはハイペースで読むし、メタ的な視点を意識的に持とうともしています。哲学することも、歴史について考えることも好きです。

発信のときはちょっとだけそんな自分を否定するようなことを言いましたが、過去の自分もまだわたしの中にいて、どうも嫌いになれないのです。大学院の仲間たちと読書会を開き、小難しい本を片手に長時間語り合うこともやめたくない自分がいます。

大学院でお世話になっていた恩師がチラッと言っていたような気がするのですが(そのあと自分でかなり解釈を重ねたので先生が言っていたものとは意味が変わってるかもしれない)、「この世界は総じてクソだが、そんな世界でも美しく愛すべきものはある」という考えは今も変わっていません。

みんなと世界の見方は違うかもしれないけれど、そんなわたしも「わたし」なのだと思います。

実はこの一週間、暇さえあればそんなことを考えていました。「わたし」に思いを馳せる時間なんて今まであまりとってこなかったので、自分でも驚いています。

でも、考える機会があってよかったです。このままだと、全く違う2人の「わたし」に苦しめられそうな気がしたので。

そんな機会をくれたことも含めて、Connectに来れて、濃い2泊3日を過ごせてよかったな、と思います。このような時間を作ってくれて本当に感謝!コーディネーターのみんなも一緒に参加してくれたみんなもありがとうございました!


おまけ

ちなみにタイトルはいろは歌より。「匂い立つような色の花もやがて散ってしまう」という意味です。諸行無常っすね。

世の中が目まぐるしく変わっていくように、「わたし」という存在も目まぐるしく変わっているのだなと思ってこのタイトルにしました。

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