【ささげ】EC運用の屋台骨「コンテンツチーム」の業務を紹介します
こんにちは、ダブルス・パートナーズ広報です。
当社の特徴として、ECサイトの構築から、コンテンツ運用、撮影、倉庫業務と、ECを運用するために必要な作業をワンストップでお受けできる「cago cloud(カゴクラウド)」というサービスがありますが、今回はECの屋台骨を支える存在の「コンテンツチーム」の業務についてご紹介していきたいと思います。
【cago cloud(カゴクラウド)】は以下の3タイプから選べます。
①standard ②フルフィルメント ③Fulfillment by ZOZO
詳細はこちらから
それではいってみましょう。
主な業務内容を教えてください。
コンテンツチームでは、「ささげ」を行っております。いわゆる「バックヤード業務」になりますが、EC運営をしていくうえで必ず発生する作業です。
「ささげ」とは...
「さ」:撮影・・・商品の撮影
「さ」:採寸・・・商品の採寸
「げ」:原稿・・・商品コメント
それぞれ頭文字からとった用語になります。
バックヤード業務は、ECを動かしていくための「車」で言うと「タイヤ」の役割なのかなと思います。高機能のエンジンだけでは走れないことを考えると、やはりタイヤかも知れないですね。
撮影について
撮影時に気をつけていることなどありますか?
商品の撮影については、私自身も感じていることですが、売上を大きく左右する要素となるので責任は重大だと思います。
ほぼ”ささげ”の言葉通りの順に、
1.まず商品画像で興味を持ってもらう
2.次に商品のサイズや、どんな特徴があるのかコメントを読む
という流れからの購入が一般的で、商品画像ってその入口になりますよね。
ある程度の撮影レギュレーションは決まっていますが、商品によっては撮影のポイントも違いますし、そこをお伝えするのは大きな役目かなと思っているのと同時に、一番気をつけているポイントでもあります。
機材についても教えてもらえますか?
カメラ
カメラは
Nikon D7100/ D7500
Canon EOS 80D/ 5D Mark IV
などを使用しています。
撮影ブース
こちらが撮影ブースになります。置き撮りやトルソーなど、アパレル商材の他にはアクセサリーなどもこちらで撮影しています。
現在はコロナ禍の影響もあって、モデル撮影はいったん中止していますが、通常営業ではモデル撮影も行っています。アパレル商材は、着たらどんな感じになるのか、サイズ感はやはり気になるところなので、着用画像も需要は高いです。
苦労している点はありますか?
撮影って意外と体力勝負なところもあるので、撮影の姿勢によっては腰がやられることもあります。(笑)
あと、照明があるのでとにかく暑いんです。撮影あるあるですね。
技術的な面でいうと、これも”あるある”なんですが「モアレ対策」は撮影から画像加工の流れで対策をしています。
一例をあげるとこんな感じになります。
※左:撮影時に発生するモアレ 右:モアレ対策の画像加工
このように、ヒトの目で商品を見た時と同じように画像でちゃんと表現できるよう、モアレした画像を加工で補う作業もしています。
課題はありますか?
コロナ禍によるEC需要の高まりがあるため、商品を実際に手に取らなくてもいかにディテールをより詳細に伝えることができるか、不満の無いバーチャルなショッピング体験をしていただけるようにしていきたいと思います。
あとは、さきほども言った通り着用画像の需要も高く、イメージも湧きやすいため、購入するためのハードルをひとつ下げる手段ではあるので、どういう形で展開できるかまだ模索中ですが着用画像は撮っていきたいです。
それを補う形でオンラインでフィッティングできる「unisize」さんの導入というのも一つの手になるかと思います。
最後に
今は撮影した【画像】で商品の魅力を伝えていますが、今後は【動画】も加わってくるので、サイズ(容量)などの影響でインフラ(サーバー)の問題もでてくると思いますが、画像とあわせて商品の魅力を伝えていけるよう、常に思っていることではありますが「伝える」という目的を追求し、もっともっと技術を磨いていきたいと思っています。