B Dash Camp 2022 ファイナル進出!リアルに会ってこそ生まれる絆/株式会社Hogetic Lab
私たちは、WSDBのオフィスをご利用いただいている企業様に、事業内容や、オフィスの魅力、今後の展望など各企業のオリジナルストーリーをお伺いしています!
_______________________
事業内容についてについてお伺いさせてください
”データドリブン経営をすべての会社、人に届けたい”をパーパスに、企業向けにデータ活用ツールの提供やコンサルティングなどを行っています。
具体的には、主に2つのサービスを提供しています。
1つ目は、自社データやYouTube、TwitterなどのSNSデータをノンコーディングでデータ分析・活用を行うことができるツール【Collectro(コレクトロ)】の提供です。
従来では、オープンデータを集める場合、エンジニアの力を借りて専用のクローラーを開発してもらう必要があり、敷居が高いものでした。ですが、【Collectro(コレクトロ)】を使用することで、エンジニアの手を借りずにデータを簡単に集めることができるようになり、そのデータを活用していくことができます。データ活用の需要は年々増加していて、利用クライアント数は、大企業を中心に毎年導入が増えいます。
2つ目は、社員や経営層がデータアナリストの思考・スキルを身につけられるように育成するサービス【Bizschola(ビズスカラ)】です。
こちらは、ある意味、クライアント企業のデータ分析・活用の顧問といったところでしょうか。クライアント企業内にデータアナリストを育成していくことで、データ分析・活用を内製化していくことができるようになります。
データ分析・活用は、これからの時代に必要な事業領域ですね。創業当時から事業は順調だったのですか?
いえいえ。最初は副業という感じでした。もともとDeNAで働いている時に社内サークル的にスタートした事業で、共同代表であるCOOの白石と4人くらいでユルく始めました。当時は、個人的に繋がりのある企業など、4〜5社くらいを受け持ってデータ分析・活用をしていました。
その後、2020年4月に白石と2人で「株式会社Hogetic Lab」として創業し、最初の1年はデータ分析の受託を中心にやっていました。
世の中ではデータ分析のニーズが高いのに、データ分析・活用の業界において、芯を食ったソリューションがまだないと感じたため、「スタートアップとして本腰入れてみようか」と思い、資金調達や採用などを加速させ、今に至るという感じです。
なるほど。創業当時はどこにオフィスを構えていたのですか?
最初は二子玉川の1LDKにオフィスを構えていました。築50年くらいのマンションで40㎡くらいの部屋です。半年くらい居ましたが、「もう少しクライアントさんのオフィスから近い方がいいね」ということもあり、青山一丁目のワンルームに移転しました。ただそこは二子玉川より狭かったので、約3ヶ月で、今のオフィス(+SHIFT NOGIZAKA)に移転してきました。
+SHIFT NOGIZAKAに移転されたキッカケは何だったのですか?
少しスピリチュアルっぽくなっちゃいますけど、実は夢で見たのがきっかけです。ある日、「大きなオフィスに移転したら、事業がスケールする」という夢を見まして、その翌日にCOOの白石と、複数のオフィスを内見しに行きました。
当時の僕たちには+SHIFT NOGIZAKAの賃料はやや高かったのですが、二人とも内見した時にビビっときて、即決で入居することを決めました。
夢で見た翌日に移転を決めたなんてスゴいですね。+SHIFT NOGIZAKAにビビっと来たのはナゼなのですか?
一番大きな理由としては、+SHIFT NOGIZAKAのコンセプトでもある”セミシェア型オフィス”という点です。
元々ワイワイすることが好きで、良いコミュニティを築きたいという思いから、創業当時から社内バーを作り、いつも社員と飲んでいました。
一般的なシェアオフィスでは、パーティションで区切られいるだけだったりするので、周囲に他企業さんがいて話しにくい時もあるかと思います。
+SHIFT NOGIZAKAではフロアを丸ごと借りることができて、僕たちだけしかいない空間になるので、込み入った話ができ、社内文化を醸成しやすい環境だなと感じました。
さらに、執務室とは別で、会議室やカウンタースペースがあることや、10席くらいというサイズ感も僕たちに合っていました。カウンタースペースは特に気に入っていて、今でも週1回は4〜5人で飲んでいます。
あと、僕はオフィスビルだとテンションが上がらないのですが、ホテルライクな内装なので、その点も良いですよね。
+SHIFT乃木坂移転後に何か変化はありましたか?
やはり採用にはかなりインパクトがありました。
データ分析・活用という仕事は、フルリモートでもできる仕事なのですが、副業・業務委託のメンバーが「出社したい」と、よくオフィスに来てくれるようになりました。
結果的にコミュニケーション量が増え、正社員採用に繋がっていったり、リファラルが増えたりしています。
実は、弊社として採用広告は一切出していないのですが、家賃の半分は採用コストだと思ってオフィスを活用しています!
それは素晴らしいですね。シェアオフィスの利用は初めてだと思いますが、いかがですか?
完全にシェアではなく、+SHIFT NOGIZAKAのような”セミシェア型オフィス”というのが、やはり僕たちには一番合っていると思います。
月に1回程度、屋上や1Fのラウンジを貸し切って、採用イベントとしてワイン会を開催しているのですが、こういったイベントができるのもシェアオフィスだからこそだと思います。
また、コミュニティマネージャーさんには本当に感謝しています。
僕たちの会社って、いわゆる男子校みたいな所があるのですが、まるで部活のマネージャーさんのような存在です。マネージャーに良い報告をしたくて頑張る、みたいなところもモチベーションになっています。(笑)
男子校(笑)。移転後の事業成長についてはいかがですか?
おかげさまで売上も伸びていて、入居前の2〜3倍くらいに上がっています。
最近では、2022年6月に参加した「B Dash Camp 2022 Summer in Sapporo」では、150社以上のスタートアップ企業の中から、ファーストラウンド(予選)を勝ち抜き、最後の7社に選出していただくことができました。この時に数多くの出会いがあったので、今後もさらに案件が増えていくと思います。
+SHIFT NOGIZAKAに入居してからは、クライアントも仲間も継続的に増えているので、とても良いスパイラルに乗っていると思います。
今後のビジョンについて教えてください
冒頭に言った内容と重複する箇所もありますが、”世の中のデータ格差を埋める”という点については、変わらずやっていきたいです。
データ分析には周辺領域がたくさんあるので、それらも今後は積極的に提供していきたいと思っています。例えば、【Collectro(コレクトロ)】のOEM化や、データアナリストを教育する動画プラットフォーム事業も新たに展開させていきたいと思っています。
これからの展開がとても楽しみですね!最後に、大竹さんにとってオフィスとは何ですか?
コミュニティを作る場所です。
メタバースなどのオンライン空間も良いですが、やはり同じ空間でリアルに会ってこそ生まれる絆があります。それがオフィスで一緒に働くことの価値だと思います。
_______________________
Interview & Photo by AQUARIUS Inc.
終わりに...
大竹さん貴重なお話ありがとうございました。
副業から始まった会社とは思えないほど、社内の雰囲気がとても良く、勢いがある会社さんだなと感じました。
「エンジニアの方と一緒にやるもの」「時間をかけてやるもの」というデータ分析に対する固定概念がいい意味で崩れ、マーケティングの領域やカスタマーサポートの領域など様々な分野で必ず求められていくサービスなのだろうと感じました。
お話を聞く中で、特に印象的だったのは、メンバーに対して「お互いの尊重や尊敬の気持ちを忘れないで」と代表自らが常に伝えているということです。
互いを尊敬し合うからこそ生まれる絶対的なサービスであり、さらに世の中に愛されるべく会社へと繋がっていくのだろうと感じました。
これからも+SHIFT NOGIZAKAと共にさらに大きく成長していきましょう!
_______________________
🔽 +SHIFT NOGIZAKAとは?
2021年4月に「+SHIFT」ブランドのフラッグシップとして新築オープン。内装は素材にこだわり、オフィスで多用される塩ビタイルは一切使用せず、無垢材のフローリングを使用。また手に触れる部分にはファブリックをあしらうなど、 五感を刺激する様々な工夫を施し、本物志向にこだわったオフィス。
+SHIFT NOGIZAKA HP:https://plusshift.jp/place/nogizaka/
WEEK HP:https://week-office.com/
🔽 サンフロンティア不動産が手掛ける新しいワークプレイス「Work Style Design Brand」とは?
https://note.com/wsdb_sunfrt/n/n2f44299b75dd
ぜひ興味がある方はこちらも読んでみてください♩