司法試験での使用教材(民法)
こんばんは。
成績届きました。
思っていたよりは高かったので満足です。(特定回避のためnoteやSNSで詳細な公開するつもりはございません。)
合格要因よくわかりませんが、終わり良ければ総て良し(個人的に)。修習頑張ります。
今回は、民法の使用教材をご紹介させていただきます。
①コアテキスト民法シリーズ
平野先生の著書です。受験界では少数派かもしれない。
値段設定の割には論点の収録数豊富なので個人的には結構好きです。図解も一応ありますし、応用的論点についても言及がされています。他の基本書になかったら平野先生のテキスト読めば大体書いてある気がします。日評シリーズのハードカバー版とかも、買いはしませんでしたが、図書館でよく読んでました。
コアテキスト民法は、全部で6シリーズありますが、全部2500円前後だった気がします(気になる方はAmazonかなにかで調べてください)
②授業資料(早稲田ロー)
神教材でした。早稲田ローの民法は事例演習形式なのですが、必修科目を受講するだけでかなりの演習量が積めます。また、解説も詳しいので、争点の所在や、発展的な論点についても深く検討することができました。
延期期間に、復習の意味も兼ねてほぼ全部答案構成を行いました。答案例みたいなものもwordで作りました。
ロー在籍時は、事例を解き進めてわからなかった点を先生に積極的に質問して理解を深めるなどしていました。
この場を借りて先生方にお礼申し上げます。
③択一六法
主に短答対策と、細かなところのインプットにつかっていました。
これか辰巳の出している条文・判例スタンダードを使って短答などで不足している知識を入れていくのは一つ有効な勉強方法だと思います。
④TKC模試
令和2年3月実施のものです。現場でいい答案が書けなかったので、復習しました。模試の話は後日書こうと思いますが、弱点把握くらいの位置づけでいいと思います。
⑤判例百選
授業レジュメで重要な部分はあらかた拾えていたので、不足している部分を百選で補いました。解説はそんなに読んでなかった記憶。
⑥過去問
令和2年度の司法試験から改正法での出題でしたので、あまり深追いはしませんでした。改正法下でも変わらない問題は趣旨・実感を読んで考察し、改正法で処理が変わるものについては、改正法だとどのような処理になるかを自主ゼミで検討していました。
こんな感じですね。基本②をメインで使っていたので、演習書はあまり使っていませんでした。
民法の演習書でいうと、例として下記のものが従来定評があると思います(先輩方の話を聞く感じ)
もっとも、上記②が充実していたので、私はこれらの演習書には触れませんでした。また、勉強当時は改正対応してないものが多かったので民法の演習書はあまり手を広げていませんでした。
試しに平野先生の演習書を買ってみましたが、私にはハイレベル過ぎて理解するのに時間かかりすぎるのであんまりやりませんでした(先生すみません)。
やるとしたら、(例えば)以下の教材を使うのもありなんじゃないかなあと思っています。
私は使ったことがないのですが、周りの受験生はこの辺りを持っていた記憶があります。興味のある方は図書館や書店で立ち読みしてみて自分に合うか確かめるとよいと思います。
改正法対応の演習書は、今後増えると思いますが、今年に限っては演習書選びは苦戦するのかなという印象を持ちました。そういった意味では早稲田ローは1つ民法学習に有利なのかもしれません。もともと優秀な先生方がそろっているし、最近中田先生とか呼んで力入れてるし。
今日はここまで、また更新します。