参加を手放すということ
こんにちは、ラボメンバーの鈴木です。
私たちはCOVID-19での緊急事態宣言が解除になってからも、月1回、オンラインでの実験室を継続しています。
7月度は土曜に設定したのですが、別件でどうにも参加できそうにない。
そんなとき、私はどんなふうに感じるのだろうな、そう思いながら、当日を迎えました。
やっぱり、参加できなさそう…
雨のバス乗り場で、未練がましくスマホからつないでみたりしたけれど、バスが来てタイムアップ。降りてすぐに再接続も難しく、今回は参加を諦めました。場に気持ちを残しながら。
何かしら、ここに関わっていたい。
責任とかとは違う気持ち。これは何だろうと考え、思い至ったことを、恒例の「大人リフレクション」に参加し、言葉にできました。
私たちは、実験室で沸いてきた様々な気持ちを着地させ、自分の傾向に気づく場として、実験室のあと、「大人リフレクション」と称する振り返り会を実施しています。
ここ数ヶ月で導入されてきた「仕事」「勉強」のオンライン化は、兎角効率に寄りがちだけど、この実験室は、それとは異なる、温度感のあるご近所づきあい的な場。それがとても豊かだと思ってる。
だから、私は関わっていたいのだな、と。
私たちの当初の目的は、WSDの学びの場とともに、インクルーシブな場をつくること。
その準備が再開できる日を待ちながら、
オンラインでの実験室を継続していきたいと思います。
<おまけ>
今回の「大人リフレクション」では、公教育のオンラインの在り方や各校の違い、自治体のこと、国家予算のことなど、多岐にわたりました。考えること、思うことが増え、インプットとともに、アウトプットすることの大切さも感じています。
(すずきかおる)