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〇トラマン負けるな!【宇宙一エモいバックドロップ】#毎週ショートショートnote
〇トラマンが大地に立つ!
「ジュワ!」
「グフフフフフフ!」
東京に突然あらわれた巨大宇宙人Xは、ビルを破壊、橋を破壊、なぜか国会議事堂は破壊しない!
(早く倒さないと)
焦る〇トラマンは、すかさずス〇シウム光線を放つ! が避けられた。巨大宇宙人Xは二足歩行で俊敏だ。
(しまった、弱らせてから撃つべきだったのに)
その通り、十分に格闘してから体力が落ちた時に撃たないと外れる。そして外れると〇トラマンの体力が激減してしまうのだ。ふらふらする〇トラマンを、ボコボコにする巨大宇宙人、キックパンチボディブロー。最後はとどめのバックドロップ。そのシーンは宇宙一エモいバックドロップとして最高傑作のきめ技に見えた。
「カット!、バックドロップなんて台本にないぞ」
「すいません」
「いや、まて今のいいシーンだ」
助監督が止めに入るが、監督は満足げだ。台本を書き換えて、〇トラマンがバックドロップで倒れるが最後は勝つシナリオに変更して放送されたがマネするお子様が続出して危険と判断される。再放送もされないため、今は幻のバックドロップ回として評判が高い。