2023年。背伸びをしてみる
ここ数年で人々は、価値観や世の中の流れの変化を体感していることだろう。2023年。私もそのひとりで、目に見えない焦りと自信を胸に、自分のクリエイティブを存分に磨いていくぞ!と。今までの自分より大きく背伸びしてみようと考えている。
背伸びのきっかけ
美大を卒業して数年。デザイン事務所でのクライアントワークや事業会社での事業成長に応じた制作現場を経験してきた。
今年の春。
3回目の転職を機に、ようやく自身のクリエイティブに対する向き合い方や想い、視点が少しづつ芽吹き始めたと気づいた。普段は会社員としてクリエイティブの立場から組織の価値を最大化することに向き合っているが、もどかしいシーンも往々にしてある。そんな、「根拠のない自信 × 日々のもどかしさ」によって第2の働く環境を作ろうという決断に至った。
携わってきたお仕事
ブランド、サービスをつくっていく
前職では主にコーヒーサービス、ブランドのクリエイティブ他、本の装丁、オウンドメディアサイトなどのサービスデザインにも携わる。
コーヒーサービス
コーヒーマニア向けのアプリサービス。
サービスの立ち上げからブランドづくり、ロゴ、サービスサイト、パッケージ、同梱物のグラフィックなどのクリエイティブを担当。ビジネスモデル、マニア心理など表現だけでない要素を編集し独自の世界観を構築するプロセスを経験できたお仕事。
コーヒーショップの製品リブランディング
定番商品のリニューアルから限定商品のパッケージデザインに携わる。
もともとブランドがもつ世界観やクリエイティブを育みながら、製品の個性や訴求に応じた表現を意識したお仕事。特殊紙を使用した印刷を行ったりと、技法実験をしながら約3年間で約20本近くのパッケージを制作した。
駆け出しの頃 (デザイン事務所時代)
広告、アーティストのDVD装丁、舞台、イベント、内装壁グラフィックなどのアートワーク、ブランディング企画、飲食店やコスメブランドのコンセプトメイキング、展覧会企画など、とっても濃く、多岐にわたる経験をさせてもらった。(権利の関係で案件を公開できないのがもどかしい)
怒涛の日々だったが、表現やクリエイティブの力を信じている仲間との日々はかけがえがなく、とても大事な経験だった。
直近、携わってきた事例の一部を記載したが、いろいろなアウトプットを経験してきた。
これから創ること、もの
「即物的なものではなく、永く根付くブランド価値をクリエイティブの視点で提示していく」ことが今一番取り組みたいこと。
永くというのは、100年、200年といった定量的なものでなく、「心に残る = 永く根付く」と考えている。
表現者だけでなく、考察者。時には哲学、思想家の要素を兼ね備えたクリエイターとして、新たな第一歩を踏みだす。
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