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広島への原爆投下に関して
※以下の文章はWSA Center代表のマイケル・アンダーソンによるWSA Center Americaのオンライン総会での開会の挨拶です。
1945年8月6日8時15分に広島に原爆投下から77年が経ちました。
原爆でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、今も後遺症に苦しむ多くの方にお見舞い申し上げます。
あの日から77年が経った今でも、世界各国で多くの戦争が起こっています。
77年経っても人間は過去の悲劇を繰り返そうとしています。
核兵器を持っていることで他国よりも優位に立った気になり、核兵器の使用をちらつかせ他国を威嚇している国もあります。
人間は過去を学ばなくなったときに再び同じ過ちを引き起こします。
日本政府は唯一の被爆国の政府として、核兵器使用の悲惨さを世界に発信し、核兵器廃絶を目指し、原爆で苦しむ人をこれ以上出さないことを約束すべきだと思います。
あの日、あの時広島で何が起こったのか。
われわれアメリカ人はそれを正しく知る必要があります。
それは人間が人間相手にやってはいけないことでした。
アメリカ人には「あれは仕方なかった。」と考える人もいますが、大量の人を殺戮した兵器の使用に「仕方なかった。」という言葉が何故出てくるのでしょうか?
あの日多くの人が愛する人を失いました。
私達アメリカ人が多くの日本人の命を奪ったのです。
アメリカ人は真珠湾攻撃を受けたときに「Remember Pearl Harbor」と言い日本人を恨み、攻撃しました。
終戦時、日本人も内心は恨んでいたかもしれません。
しかし日本人はアメリカ人を攻撃しませんでした。
あの日から77年、日本とアメリカは今では良き友となっています。
日本は今こそ唯一の被爆国として、その悲劇を食い止め、その悲劇が再び起こらないように国際社会に強く呼びかけるべきだと思います。
以上を私の開会の挨拶とさせていただきます。
WSA Center代表
マイケル・アンダーソン