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otatakahiko
読むと胸が痛くなる本
中学生のころ
林真理子さんにはまっていた。
初めて出会った小説は
山梨の普通の女子中高生の日常的なストーリー。
主人公はちょっと鈍臭くて冴えない。
かわいい子はクラスの男子や先生
親戚のおじさんにだってちやほやされる。
当人たちも自分がモテることをわかっている。
(主人公はそちら側ではない)
周囲の子への羨望というか嫉妬がベース。
主人公はやや自意識過剰ぎみだけど
わからなくもない。
女の子なら多くの人が通ってきた道だと思う。
久しぶりに読み返した。
![](https://assets.st-note.com/img/1653269383247-DwNDAUDyVF.jpg?width=1200)
図書館で借りてきた本は
昭和59年初版。
38年を経てきた本は
すっかり焼けている。
本に夢中になっていた頃から
そんなに時が経過してしまったのかと
少し切なくなった。
読み返したのは
江村恵子さんの企画に参加するため
企画はどれでもそうだけど
言葉にするために考えることが必要。
企画のおかげで自分の気持ちを
再確認することができました。
私のルーツみたいな本で
参加できてよかったです。
江村恵子さん、素敵な機会を
ありがとうございました。
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