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導入編:よく聞く“プロンプト”って?プロンプトを正しく記述すれば業務効率は上がる!

こんにちは!リートン公式noteです✨
 
生成AIが注目されてきた昨今、「AIの活用で仕事がはかどる!」「日々の業務を効率化できた」というニュースやトピックスを目にしませんか?
 
しかし、まだまだ実務にAIを導入していたり、思ったほど活用できていると実感している方は少ないかもしれません。
 
この記事では、生成AIを使いこなすのに、まず攻略すべき「プロンプト」について説明します。

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生成AIでよく耳にする「プロンプト」とは?実際に「プロンプト」の指示をみてみよう

AIがプロンプトについて紹介し「実際にプロンプトの指示を見てみよう」と話している

生成AIにおける「プロンプト」とは、生成AIに対しての命令・指示を指します。
 
AIでは、様々な情報や言葉、画像などを生成してくれますが、このプロンプトで上手に指示だしをしないと、思ったような内容を生成できません。
 
例えば、リートンを使って、効率的にメルマガを作成するにあたって、「プロンプト」の入力ケースと回答結果を、みてみましょう。

あなたはマーケターで、いまメルマガの作成をしています。

プロンプト例①まずはストレートに

メルマガの作り方をおしえて

リートンのAIタスク処理を利用して生成

このプロンプトだと、汎用的なメールマガジンの作り方を教えてくれるようですね。

ただ、あなたはすでにメールマガジンの配信方法については理解していて、具体的にどんなメールマガジンにしたいかを、悩んでいます。
 
その場合、より詳細にシチュエーションを指定します。

プロンプト例②シチュエーションを設定する

あなたはプロのマーケターです。
SNSマーケターに向けたメルマガの件名のアイデアを教えてください。

リートンのAIタスク処理を利用して生成

誰に配信する、どんな件名のメールマガジンなのかの指定を追加するとこのような回答に変わりました。
メルマガのタイトルには「限定」「締切間近」などの切迫感のあるコピーも利用されます。メルマガの件名に活用出来るようなタイトルも、プロンプトで指示を出せばアイディアが多く生まれてきます。

プロンプト例③より詳細の情報を与えて生成

さらに、ターゲットの心理ごとに、詳細のテキストまで表形式で回答してほしいアドバンスプロンプトを見てみましょう。

あなたはプロのマーケターです。下記を踏まえて、メルマガのテーマを考えてください。
"""
#メルマガの目的
無料相談をしてほしい
#メルマガのターゲット
SNSマーケティングにまだ踏み切れていない中小企業の広報や経営者
#回答例
表形式で回答する
|メルマガのテーマ|読者の心理|問い合わせを促す訴求テキスト|
"""

すると、下記のような形で生成されます。 

リートンのAIタスク処理を利用して生成

プロンプトの重要性を理解いただけたでしょうか?
「思ったような形で生成されなかった」と、活用をあきらめてしまったという経験もあるかもしれませんが、そんなときは「プロンプト」を見直してみましょう。
プロンプトを正しく的確に記述すれば、AIは業務効率を上げるサポートをしてくれます!

プロンプトを作るコツは?

「プロンプトの良し悪しが生成内容や質に直結するのはわかったけれど、具体的にどのように書いたらいいのかわからない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、まずプロンプトを作る際のコツについて、簡単にご紹介します!

プロンプトの要素を理解する

プロンプトは生成AIに対しての命令のことを指すとお伝えしましたが、求めている内容により近い形で生成してもらうにはプロンプトがどんな要素で成り立つのかを理解する必要があります。

生成AIにおけるプロンプトは、主に下記の3つの要素で形成され、この内容が充実していればより求めているような形で生成されやすくなります。

  1. 命令・指示

  2. 補足情報

  3. どのように出力するかの指示

これらを文章で作成したり、「#」「”」などの記号を活用 して書き分けて上げることで、それぞれのテキストがどのような意味を持っているのかをより理解しやすくなります。

最初はシンプルな指示から、修正していくのもアリ

逆に、複雑な情報を生成させたい場合は、シンプルなプロンプトから作成し、その後具体的な内容や構成を伝えるというやり方もおすすめです。

一度で生成を終わらせるのではなく、文章を箇条書きにする、口調を変更するなどを一度に指示せず、地道にプロンプトで修正していくと、求めていた形で生成できる場合もあります。

最新モデルのAIを活用する

生成AIに、求めている内容を生成してもらいたいなら、最新モデルのAIを活用することもとても大切です。

例えば、画像生成ができるAIについても、最新の「SD3」であればテキストを追加した画像の生成まで可能となっています。

モデルが新しければ新しいほど、生成される内容もより精密になるため、より自分が求めている内容で生成できるようになります。

ここからは、AIってこんなことにも使える!というプロンプトの例をご紹介します!

業務効率化のためのプロンプト①メールなどの草案作成

記事の前半でも、メール作成については細かく解説しましたが、テンプレで利用できるメール文章も、生成AIで簡単に作成できます。

プロンプト例

 あなたは優秀なビジネスマンです。以下の情報を元に取引先へのメールを作成してください。
"""
#目的
打ち合わせの日程調整
#メールの詳細
先日相談してもらった新規サービスについて、詳しいヒアリングをしたい
以下の日程で打ち合わせが可能
・9/1 14:00~17:00
・9/2 11:00~17:00
・9/3 11:00~17:00
打ち合わせは30分を予定
#希望するアクション
提示した候補日の中から選んでほしい
#冒頭のあいさつ
いつも大変お世話になっております。
株式会社Aの田中でございます。
#宛名
株式会社B
山田様
"""

リートンのAIタスク処理を利用して生成

そのままコピーして利用できるメールがすぐに作成できるので、同じ内容で複数の宛先に送らなければいけない場合などに活用してみましょう!

業務効率化のためのプロンプト②スプレッドシートの関数生成

Googleスプレッドシートを活用する際に、記載漏れが生まれないように特定のセルに設定を作りたいときなど、生成AIに質問すれば簡単に操作方法を知ることができます。

プロンプト例

Googleスプレッドシートについて質問です。

A列に日付が入った際にD列が空白の場合、セルの色を赤に変えるにはどのような設定をすればいいか、手順を踏まえてわかりやすく教えてください。

これで手順通りに設定すれば、特定のセルが赤色になるように仕様を作れるため、抜け漏れがなくデータ管理を行うことができます。

業務効率化のためのプロンプト③コード作成

UIデザインの画像をリートンの「AIタスク処理」のProモードで読み込ませ、プロンプトを作成すれば、画像を基にしたHTMLの作成もできます。

プロンプト例

UIデザインの例

この画像を基にHTMLコードを生成してください。
"""
#概要
この画像は、ヘルスケア管理システムの運動ペースを管理する画面のイメージです。
""" 

リートンのAIタスク処理「Proモード」の生成内容を一部抜粋

簡単なイメージ画像から、ここまでのコードを生成できるのはかなりの業務効率につながるのではないでしょうか?

業務効率化のためのプロンプト④画像生成

例えば、画像を生成する際に「ペンギンの絵を描いて」と伝えたとしましょう。

※リートンのAI画像生成を利用して生成。

 確かにペンギンのイラストですが、写実的な内容になっています。

では、より具体的に「北極の地で、親ペンギンと子ペンギンが1体ずつ立っているイラストを描いて。テイストは日本アニメのようなデジタルアート」とプロンプトを作ってみます。

※リートンのAI画像生成を利用して生成。

写実的な印象から、かわいらしいペンギンのイラストに変わりましたね。

 このように、プロンプトには「ペンギンのイラストを描いて」という命令だけでなく、「北極の地で、親ペンギンと子ペンギンが1体ずつ立っている」という補足の情報と、「テイストは日本アニメのようなデジタルアート」という生成の方向性を伝えることで、更に生成内容が正確になっていきます。

まとめ|プロンプトを正しく記述すれば業務効率は上がる!

 今回は実務でも活用できるプロンプトの例をご紹介しました。

 生成AIを活用するためのプロンプトはもちろんこれ以外にも数多くあり、求めている情報や内容によってカスタマイズしたり、質問の仕方が変動していきます。

リートン公式noteでは、これからも実務に役立つプロンプトや生成AIについて発信していくので、ぜひフォローして普段の業務に役立ててみてください!✨

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