私の仕事の決意表明。相手の話をただ聞くのみ。
こんにちは。
今週は聞く力について書きます。
皆さんは仕事でどんなスキルが欲しいですか。日々仕事に追われてて考える暇がない、という方はもし宜しければ今日の私のnoteを読んで考えるきっかけになればいいと陰ながら思います。
私は仕事で知財を担当しているので、特許ネタを探しに行きます。※特許:会社の技術を知的財産として権利として保護すること
「ヒアリングいってきて」と上司に言われたら、メモを持って技術者に会いに行く。何か特許にできそうなものはないかな…と考えながら。
ここでの私の仕事は「相手の話を聞いて課題を整理する(引き出す)」ことです。とはいえ、これはどんな仕事にも共通してくる業務(スキル)なのかなと思います。
知財担当してからまだ1年経たない私は、まだまだ相手の課題を引き出しきれない。
どうして上手くいかないのか、理由がありました。
話を聞いていない
なんてシンプルなんでしょうか。
でもこれは紛れもなく事実でした。
私は相手が話しているときに「次はどんな質問しようか」と一生懸命に考えているのです。これを考えていると、相手の話が入ってこないのです。
相手が大事な話をしているにもかかわらず、一方で私は「ふむふむ、なるほど…つまり…うーん(良い質問しないと…)」そんな事を考えて途中から質問を思いつくことに頭フル回転。まるで池上さんから「良い質問ですね~」と言われたいかのように(笑)
一度、上司のヒアリング現場に同席したときがあります。
その時、上司はいたってシンプルな質問しかしませんでした。
「なぜ?」
相手の技術者が答えると、さらに突っ込んでいく。
「どうして?」
さらにさらに
「なるほど。それはなんでですか?」
そして目当ての情報を手に入れた時に、
「つまり~~ということですね」と上司は得意顔で念を押す。
この時、私はなんとなく腑に落ちた。これでいいのか、と。
質問はヒアリング前に何個か考えておくで十分。それで、話を聞くときは聞くことに集中する。しっかり相手の話を聞いて、掘り下げていく。
私はしっかり話を聞いてなかったんだなと実感しました。当たり前のことができていなかったみたいです。
次のヒアリングの時は気を付けよう。
ヒアリングをうまく終えた上司は宝を見つけたかのような得意顔です。
私も宝を見つけたいし、特許ネタを見逃さない力を得たいと強く思いました。
来週から気を付けよう。
一歩一歩前進できるように、頑張りましょう!
実はこの教訓は下記の本からヒントを得たので、最後に紹介しておきます。
話すことだけでなく聞くこともコミュニケーションの大事な要素だと実感。
頑張りましょう。
ではでは。