Twitter(現X)で元相互に粘着されていた話
はじめに
ジャンルは何であれ、創作活動をしている者にとってSNSでの情報発信は欠かせないもの。
しかし、沢山の人に作品を見てもらえて便利な反面、トラブルや迷惑行為に遭遇するのがこのSNSの怖いところでもあります。
私自身も迷惑行為にはしばしば頭を悩ませておりました。心無いコメント、粘着行為、フォロバ目当てのフォロー、勧誘、などなど。
その中でも一番頭を悩ませたうえ長引いた【いいね粘着】について書き残しておこうと思います。
いいね粘着は日々いいねをされるだけなので、なかなか辛さを理解して貰えない厄介なものです。
今回は少しでもこの厄介さをお伝え出来たらと思います。
いいね粘着と監視
Twitterでの出来事です。相手は同界隈の元相互、若い男性でした。そもそものフォローはあちらから。一度リプを頂いた記憶がありますが、普段から交流をしていた訳ではありません。
ですが、交流はなくとも攻撃的な発言や愚痴が目立つので先に私からリムーブしました。いつの間にか相手方からもフォローを外され、何事もなく終わったと安心しておりました。
しかしそれから程なくして、何故か急に私のツイートへ『いいね』をしてくるように。最初は共通の相互も多いし偶然目に付いたのだろうと気にしていませんでした。
ところが、一月経っても三月経っても『いいね』は止みません。『いいね』はほぼ毎ツイートで高頻度なうえ、私のフォロワーより早くしてくる事もあり、少しずつ怖くなってきました。
向こうはフォローフォロワー共に4桁いるのでそんなに頻繁に私のツイートが目につくとは思えません。
後からこれが【いいね粘着】だと知ります。
更に追い討ちをかけるかのように当時あったフリートまで見に来る始末。【監視されている】と確信したのはこの時でした。
とは言え、相手方も創作活動をしているのでいつか飽きるだろうとスルーしていました。ブロックして逆上されても嫌ですし。
【いいね粘着】や【監視】では被害を訴えたところでどうにもならないのもスルーしていた理由のひとつです。
やめてくれる気配はなく相手方からの『いいね』通知が頻繁に来る日々が続きます。直接なにか言ってくる訳でもなく、ひたすらフォロー外から『いいね』をされるのはとても不気味でした。相手が異性なので余計に怖かったです。
粘着が始まって一年が経過した頃、ストレスから難聴とめまいを起こすようになります。限界を感じ、アカウントの削除へと至ります。
その後は別のSNSで細々とやっていたのですが、やはり拡散力のあるTwitterで宣伝出来ないのは痛手。難聴も無事に治り、新しい活動もはじめたのをキッカケに思い切ってTwitterを再開する事にしました。
しかし【新アカウント作成からわずか5日で発見され『いいね』再開】という最悪の展開に。
通知を見た瞬間めまいを起こしました。ストーカー的な怖さも感じたので流石にブロックし、Twitterにもダメ元で報告。
報告は予想通り却下されましたが、メールで詳細の聞き取りがありました。
それから数ヶ月後、アカウント新設時の件もあり共通のフォロワーを確認しようとブロックを解除した事があります。
解除は一時的にだったのですが、その隙にまた『いいね』されていた時はもう笑うしかなかったです。すごい執念。
再度ブロックし、やっと終わらせる事が出来ました。ここまで約ニ年、とても長かったです。
終わってから思う事
まずは様子見などせずに即ブロックして終わらせれば良かったと後悔してます。実際ブロックして何事もなかった今だから言える事ですが……
アカウント削除も後悔してます。新しいアカウントも結局すぐに見つかってるので、休止にしておくべきでした。
そして未だに疑問なのが、ほぼ接点のない私に粘着していた理由です。
当初はフォローを外された腹いせだと考えていましたが、それだけで2年も粘着するとは思えません。悪気なくやっていた可能性もありますが……
そこに関してのみモヤモヤが残ってます。
ちなみに元相互について、今は怒りより哀れみの気持ちが強いです。若いのに貴重な時間を無駄にして可哀想。
あとがき
元相互から解放されて一年が過ぎ、この文章を書いてます。やっと精神的に落ち着いてきたので、少しは冷静に書けるのではと筆を取りました。
実はブロックした後、共通の相互の多さに絶望して活動そのものを辞めようと考えてました。9割近くの相互が共通していて逃げ場がないと感じたからです。
しかし、Twitterから離れて活動停止の準備をボチボチ進めていたある日、元相互が引退すると言う報せを耳にしました。あんなに売れてるアピールをしていたのに、実際はうまく行ってなかったのでしょうか……
一方の私はというと、活動そのものは順調です。ただ、Xに変わってからはあまり浮上していません。ブロック機能の廃止など不穏な話も耳にしたので、ホームページを作ってみたりSNSに頼らない方法を模索してます。
長くなってしまいましたが、ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。
【いいね粘着】の厄介さが少しでもお伝え出来ていれば幸いです。