駆け出しの占い師がオリジナルの価値を生み出すには?経験と知識の掛け合わせが必要
ここ数ヶ月で無料鑑定を中心に行ってきましたが、それを踏まえ今後占いの活動を本格化するために、活動の方向性について考えてみました。
今回は、世の中に占い師はたくさんいるなかで「活動しはじめたばかりの私が全面に出せる強みは何だろう?」と考えてみて、気づいたことについて書いてみたいと思います。
過去の経験を強みにする
「どうやって集客しようか?」「どこで活動しようか?」と考えていると、つい誰かがやっている方法や既存の成功法則を真似てしまいたくなります。
他人のやり方を参考にすることは大切です。それでも、すでに誰かがやっていることをただ真似てみても、たくさんいる占い師のなかに埋もれてしまうでしょう。
それならどうするべきかと考えてみて、行き着いたのが「過去の経験」と「そこから得た気づき」です。
占い師としての活動には、過去の人生経験をよい意味で活かせます。むしろ、自分が過去に真剣に悩んだこと、その解決に占いやスピリチュアルを活用してきた経験があるからこそ生みだせる価値があるはずです。
それをもっと徹底して洗い出し、自分だけのオリジナルのサービス提供するのを目標にしよう。そう思いました。
人とは違った経験は何のためにある?
私はHSS型HSPの気質があり、物の見方や感じ方が人とは違うところがあるため、物事がスムーズにいかなくて苦労したことが多くありました。
実は、親との関係性もよくはなかったため、幼いころに自分の心理的な基盤を築けずに、後々その影響を引きずっていたところもあります。
たびたび大きな悩みや壁にぶつかっては、「なるようにしかならないから」とよい意味で諦めて、そのときできることに全力を注いできました。そうやって幾度も価値観や人生観を変化させながら自分なりに壁を越えることで、他人に左右されることが減り、少しずつ安定した心理状態を築いていけるようになりました。
とはいえ、そうした経験は「疲れるばかりで無駄なこと」のように思えることも多く、「この経験は一体何のためにあったんだろう?」ということを何度となく考えてきたのも事実です。
もしかすると、単に「自分の成長のため」というだけなのかもしれません。
それでも、占いを仕事にしようと考えるなら、過去のこのような経験は「これがあるからこそ私にしかできない価値を生み出せる」ものであることも、おそらく事実です。これまでの経験と知識を掛け合わせて、オリジナルの価値提供をする。その考え方をもつことが大事なのかなと思います。
経験があるから「生きた知識」になる
他の仕事でも言えることですが、自身が過去に真剣に悩んだ経験があれば、それは経験をもとにした生きた知識として、価値を膨らませていくことができます。
人と違った経験をしたり、人と違った悩みを抱えて乗り越えてきたりした経験をしても、そこにどんな価値があるのかは、当人が見出すしかありません。
でも、逆に言えば、その価値をきちんと理解し役立てる方法を見つけることで、他のどこにもない価値提供ができ、自分だけのやり方で活動することができます。
人と違った経験は価値になる
占い師でなくても、今後もこのように個人で活動する人は増えるのではないでしょうか。
そのときに、人と違った経験があると強みとして活かせます。普通に会社員をする生活では価値になりにくくても、個人で活動するときには差別化の要素になります。
とはいえ、ただ「人と違った経験をした」というだけでなく、そこからどんな価値を生み出せるのかを理解し、それを軌道修正しながらきちんと形にしていかなくてはなりません。
それはそれで簡単ではありませんが、このやり方を追求していくことが自分自身をもっとも活かせる方法なのかなと思います。
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