２０１２年１０月 ⑥

　今見ているもの、それは虚空か？
　すべて虚空であれば、だからこそ、感じることができるのかもしれない。

　考えたって始まらない。でも浮かび上がってくるんだからしょうがない。
　同じエナジーのフロー。続けていくか、行かないか。
　他の道はない。
　今目の前にある道が自分の道。

「やらなきゃ良かった」と後悔する。
　それが一番堪える。
　後悔、が。
　心を、後悔という虫がむさぼり食う。
　むしゃむしゃ、もぐもぐ、と、決めた心を食べ続けてる。
　ぜんぶ食べてなくなって、きれいさっぱり消えてなくなる。

　波に乗れ。

　怖がってた自分は過去にいるから、あのとき怖かったものが今日も怖いかというと、そうでもない。

　ここに書くことは、誰かはもう気づいているかもしれないし、誰かには新しく聞こえるかもしれない。

　誰かの中でわたしはもう死んでいるかもしれないし、誰かの中ではずっと生きているのかもしれない。
どこかでは死んでいて、どこかでは生きている。

　「人は死んだらどこへ行くんだろう？」
　それが一番最初の質問だから、今でもずっと頭にある。

　このHopelessな気持ちを拭い去りたいけど、それはいけないこと？

　「もっとまともな人間になりたい」だなんて、今のままでも充分じゃない？
　まともな人間って、なろうと思ってなれるものなの？

　No one is a sample of family.

　あの人。
　いろんなことを抱えてただろうに。
　諦めたこともあっただろうに。
　今、ようやくそれがわかった。