変わらねばならない人
それは私の事です。
私は二度も、やらかしてしまったのですから。
妻に暴力を振るう。
私には、迫害傾向があると思う。そしてこの迫害傾向の裏返しとして、被害妄想もある。
生き物に対する脅迫的な要素がありながら、なお福祉の仕事がしたいと思ったりもする、矛盾的傾向があります。
そして、生活を構築することが、49歳になってもまだまだ出来ていない。
自活が出来ていないんです。仕事に就いてもすぐに辞めてしまうし、自業自得で今は就活面接三連敗中です。
どんな仕事ならばやれるというのか?
それを考える時に、またもう一度、梅木さんのメロンパンを手伝いたいと願うのです。
あそこでは私は、今までの仕事とは少し違う経験をしました。
仕事なのに接客なのに、心底リラックスして人と接していたのです。
もう一つ、私がやっている仕事がガイドヘルパーの仕事です。これも福祉の仕事の一つですが、理解ある上司に恵まれて、仕事をいただいております。
世の中には、空き缶を集める仕事だって立派な仕事としてあり、集めた空き缶を引き取ってくれる場所だって近くにあります。
そうした事までも考えながら、今やっている仕事と組み合わせられる『次の仕事』を考えたいと想います。
私を構成する要素は塵ですが、世界を形作っているのは神さまです。塵だけならば絶望しかなかったでしょうが、この塵が、さまざまな人にヘルプを求めながら色々動くとき、そこに神さまが力を貸してくださることもあるように思われます。
妻は、私を地獄からすくい上げようとしてくれていました。私に怒鳴られながらも、その事を願っていてくれたのです。
妻が出て行ったあと、遅まきながら私は変わるために、というのは、自分の人生を立て直すために全力でまわりに助けを求め出しました。
妻も、今ですら見捨てず、私を見てくれているようです。
今度こそ、裏切らぬように、心して、一日一日を大切に生きたいと願います。
がんばります。