私(詩)



大阪の鬼門、守口に在りて、


竜のごとく気を吐くも、


妻に逃げられ意気消沈、臥薪嘗胆、


四苦八苦。


しかしここが、六道輪廻のど真ん中と、


やけに胸張って、唇には翼が宿り、


目の光も消えちゃいない。


非道の魂荒ぶれど、


やさしい気持ちがないわけぢゃなく、


只馬鹿すぎた、只怠けすぎた。


そんな自分を省みつつ、


けふもありくよ緑地公園。


道の途上で泣きわめく、


子どものような青鬼が、


仕事探すよ来週から。


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