デキる女性上司が無意識にやっている部下との接し方とは?
ブログに訪れていただき、ありがとうございます。
ライティングサロンを運営しているケント(@KENJINWRITING)です。
僕は、かつて副業中に114名の女性ライターと19サイトを同時運営していました。
現在は女性限定のライティングサロンを運営「Site New Tourism」し、全員で学び、稼ぐ仕組み作りに取り組んでいます。
今は女性が上司なんてことも珍しくない時代ですよね。
私の会社でもまだ割合としては少ないものの”女性の上司”はいます。
今回は私(女性)と同期(男性)にとっての”デキル女性上司”が
行っていた、”部下への接し方”を紹介します!
初めて部下を持つことになった女性の方の参考になればと思います。
性別によって適した接し方がある
今は「性別」で能力を判断するのは良くないとされる時代です。
もちろん私もそれは正しいと考えています。
しかし、性別によって変えないといけない事があるのはご存じでしょうか?
それは接し方です。
接し方でその人の能力をさらに発揮できる可能性があります。
私もデキる女性上司の元で働いていて、仕事のモチベーションが
上がったのを覚えています。
性別に適した接し方を知っているかどうかで各個人の能力や
モチベーションが変わるなら、知らないと損ですよね。
では、「性別」によって接し方をどのように変えるのかを
ご紹介していきます。
男性には結果 女性にはプロセスを褒める
例えば、長期的な営業の結果、ターゲットとしていた会社との
契約が取れた時のほめ方です。
男性部下に対しては結果にフォーカスしたほめ方をしましょう。
具体的には以下のようなほめ方です。
今回の契約は滅多にない大口だよ。※1
本当にすごいよ○○君。※2
●●さん(部下にとって先輩にあたる人物名)も、
「あいつやったな!俺よりすごいんじゃない?」って言ってたよ。※3
※1:自尊心のくすぐりを入れる
※2:ほめられたいポイント→結果を出した自分
※3:先輩や後輩(立場が違う人)からの評価も加えるとさらにGood!
女性部下に対してはプロセスにフォーカスしたほめ方をしましょう。
つまり
半年間、粘り強く交渉した●●さんの誠意がやっと認められたね!※1
●●さん(同じ部署の人物名)も「●●さんのコツコツする努力はすごい」
って言ったよ。※2
といったほめ方です。
※1:ほめられたいポイント→結果を出したプロセス
※2:同期や同じ部署(身近な人)からの評価も加えるとさらにGood!
point
男性は上下関係を好み、「自分はすごいと思われたい」といった自尊心が高い傾向
女性は横並びを好み、苦労した部分を「分かってほしい」といった共感の欲が高い傾向
男性には過去・未来に触れず 女性には今の問題に集中させてミスを指摘する
前と同じミスをしたことを部下に指摘する場合を例に挙げてみます。
男性部下に対しては過去・未来に触れずミスを指摘しましょう。
つまり、「今回のミスはあなたの不注意だから、今後は気を付けて。」
というように、「今のミス」だけを指摘するのでOK!
ここで重要なのが、
・前にも同じことがあったよね…
・こんなことだったら、今後も同じミスするんじゃない?
といった、過去や未来に触れない事です。
女性部下に対しては今の問題に集中させたミスを指摘しましょう。
「今回のミスはあなたの不注意だから、今後は気を付けて。」という指摘だけでなく、ちょっとしたテクニックが必要です。
女性は拡大した考え方が得意という特徴があります。
どういうことかというと、「今のミス」の指摘から過去・未来まで拡大して考える特徴があるのです。
つまり女性の頭の中では、1つの指摘から下の様な変換が行われています。
上司は前のミスの事も言っていて、今また同じミスをしていると
指摘している…。
つまり昔に比べて全然成長していないと思っている…。
成長していないと思っているんだから、
またこの先も同じミスをすると思われているに違いない…。
つまり、ただミスを指摘するだけでなく、
「前にミスした時は上手く対応出来ていたし、今回もここで挽回しよう!
そうしたら、次に繋がる良い経験になる」
というように「拡大した考え」を先回りして、過去と未来のミスを
つぶすことが重要です。
前にミスした時は上手く対応出来ていた
→過去のミスをつぶす(前にミスした時は対応出来た)
ここで挽回したら、次に繋がる良い経験になる
→未来のミスをつぶす(今回のミスは次に繋がる良いチャンス)
このような伝え方をすると「現在のミス」だけに集中させる事が出来ます。
過去・未来のミスをプラスの評価で言うことの大切さは他にもあります。
家に帰って「あの時…」と思い出した時、過去・未来のミスを
ネガティブ思考にさせないストッパーにも繋がります。
point
男性は、マルチタスクが苦手
(現在に対して最大の集中が出来る)
女性は、マルチタスクが得意
(過去・未来まで拡大して考えることが出来る)
デキる女性上司が無意識にやっている部下との接し方のまとめ
性別によって接し方の特徴があるというお話、いかがでしたでしょうか?
テクニックな部分が多いので急に変える事は難しいかもしれません。
しかし少しずつ自分の中に取り入れることで、部下の仕事への
モチベーションアップに繋がるハズです。
そして結果的に上司であるあなたの仕事の効率も上がり、
仕事のモチベーションもさらに上がると考えています。
実際、私の上司もイキイキしていましたし、上司のいる部署の売上は
トップクラスでした。
性別で判断するというと抵抗がありますが、性別で特徴があると
考えれば良いかなと思います。
上司としての今後の手助けになればと思い今回ご紹介いたしました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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