インプットがゴミなら、アウトプットもゴミ
こんにちは、にょびたです。
私が今まで勉強してきた中で、「実生活で役に立って良かった」と一番実感しているのが、
「簿記」
です。
税理士にお任せする人は除いて、個人事業主が、自分で必ずやらなければいけないのが確定申告ですが、
青色申告するのに「複式簿記」必要です。
私も簿記を勉強する前は、「複式簿記」と聞くと「難しそうだな」という感覚があったのですが、「簿記」の勉強してからは
「な〜んだ、めっちゃ簡単やん!」
という感覚になりました。
勉強するモチベーションを上げるため、日本商工会議所の簿記検定3級を実際に受験しましたが、
このレベルなら1ヶ月もあれば、本屋で買った書籍で独学で勉強しても楽勝に合格できるぐらい簡単でした。
簿記の勉強をしてから、会計ソフトを使えば、確定申告も全く難しくなかったので、「簿記」の勉強は本当にやってて良かったな〜と思います。
さて、
「インプットがゴミなら、アウトプットもゴミ」
という言葉は聞いたことがありますでしょうか?
私もあるセミナー動画を視聴していて、その中で出てきた言葉なのですが、
IT系の仕事、特にプログラムに関わる人たちの間で、格言のようになっている言葉だそうです。
元は英語で、
「garbage in, garbage out」
と言うそうです。
この言葉は、インプットする情報の質がゴミのように悪いものならば、どれだけ良いプログラムであっても、アウトプットはゴミのような質の悪い結果が出てくるという意味です。
このことは、人間にも当てはまると思います。
すなわち、
「脳の中に入れるインプットがゴミなら、そのインプットから生み出されるアウトプットもゴミ」
ということです。
言い換えれば、日常生活で接している情報の質を上げることがとても大事だということです。
そこで、今回は「インプットの質」について考えていくことにしましょう。
この記事を読めば、インプットの重要性がわかるだけでなく、どうしたら良い情報を手に入れることができるのかが、わかるようになるでしょう。
人間の思考や、アイデアや、ひらめきはインプットから生まれる
私たちは日常から脳に様々な情報をインプットしています。
そして、私達全員がそのインプットされた情報を元に思考したり、アイデアを思いついたり、ひらめいたりするのです。
例えば、あるニュースを見て、あれは良いとか、これが悪いとか、様々な感情や思考がそのニュースから脳の中で生み出されるわけです。
つまり、我々のアウトプットというのは、インプットが原材料になっているのです。
そのことは、以前書いた記事「インプットとアウトプットを意識して、コピーライティングを効率良く習得する」でも少し触れました。
その記事の中で、
という例えを書きました。
また、以前の記事「文章を書くのに行き詰まった時の打開策」の【文章を思いつくということ】でご紹介したように、
脳科学では「思いつくこと」は天性の才能ではなく、「脳内ビックデータ」と呼ばれるインプットされた情報と、「前頭葉」の過去の成功体験や常識から外れて思考する働きから生まれるとのことです。
これはすなわち、「インプットの質」がその後の「アウトプットの質」に影響するということなので、まず「インプットの質」が非常に大切になってくるということです。
まさに、
「インプットがゴミなら、アウトプットもゴミ」
ということなのです。
質の良いインプット・質の悪いインプットとは?
この記事でいう「質の良いインプット」と「質の悪いインプット」をまずは定義しましょう。
私がここで言いたい「質の良いインプット」とは、
一言でいえば、
「人生を豊かにしてくれる」
情報のことです。
具体的には、
・役にたつ
・問題を解決する
・楽しい、面白い、怖いなどの欲しい感情が手に入る
のような情報です。
逆に、質の悪いインプットは、
・誹謗中傷や嘘
・悪口
・他人を洗脳するための情報
など、その情報を提供する目的に悪意があるものです。
要するに、質の良いインプットというのは、先ほど定義したように「人生を豊かにしてくれる」ものなのに対して、
質の悪いインプットは、他人を傷つけたり、人が成長する機会を奪ったり、自分が楽をしたり得をしたい為に、他人をコントロールしようとするものです。
このように考えれば、現代はお金が儲かるからという理由で、詐欺商材やフェイクニュースなど、質の悪いインプットが蔓延しているのがわかると思います。
だからこそ、我々は自分の人生を豊かにする為にも、「インプットの質」にはこだわりたいものです。
質の良いインプットに出会うために
よく言われることですが、インターネットが普及してからというもの、爆発的に情報量が増加してきました。そして、今でも日々、情報量は指数関数的に増えていると言われています。
これは、ネットの回線スピードが早くなったことや、スマホの普及、YoutubeやXなどのSNSが発展したことにより、誰でも情報発信することができるようになったからでしょう。
しかし、誰でも情報発信できるからこそ、インターネット上の情報には「本物の情報」と、フェイクニュースに代表される「偽物の情報」とが混在している状態です。
質の良いインプットは「本物の情報」で、一方、質の悪いインプットは「偽物の情報」と対応することができます。
このような情報過多な現代では、「本物の情報」と「偽物の情報」が混在しているのにも関わらず、その中から「本物の情報」を手にする必要があります。
そのような時には、やはり自分が信用している人や、信頼している人が言っている情報を参考にするのが、「本物の情報」、つまり「質の良いインプット」を手にする一番の近道だと思います。
この辺りのことは、以前にも「『何が』から『誰が』の時代へ」で書きましたので、リンクから読んでみてください。
時には「えいや!」と飛び込むことも必要
先ほど述べたように、質の良いインプットを手にするには、自分が信用・信頼できる人の発言や情報を参考にするのが良いのですが、自分が知りたい分野で信用・信頼できる人がいない場合には、
ある程度目をつぶって、「えいや!」と飛び込むことも必要になります。
その時には、あまり大きなお金を使わないようにすることをオススメします。
その情報が後で嘘だと分かったとしても、「勉強代だ」という感じでサラッと流せるぐらいの金額に留めておくべきだと思います。
私が今まで出会ってきた人の中には、なけなしのお金で一発逆転を狙って、情報商材を購入して痛い目にあった人がいたからです。
ただ、お金を使いたくないからといって、無料の情報ばかり追いかけるのは無駄な時間を過ごすことになるので、やめておきましょう。
なぜなら、無料の情報は購入した時に比べて、何も痛みを感じていないので、本気でその情報をインプットし人生に活かそうとする意気込みがないからで、受け手の心構えが違うのです。
そのため、無料の情報はほとんど身につかないのです。
「無料の情報で成功した!」という人が周りにいないのも、無料の情報が悪いのではなく、「無料=価値のないもの」という価値観が、受け手の無意識の中であるからではないでしょうか。
私は無料のレポートなどを読んで、「この人はいいな」と思ったら、その人が提供している有料教材を、無理のない範囲で購入するべきだと思います。
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