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ちょい投げ講座③~ちょい投げ釣りに必要な釣り具と装備~

色んな釣りを体験してみようシリーズ
「ちょい投げ釣り」講座

今回はちょい投げ釣りを始めるに当たって
必要な釣り具や用意するべき装備を紹介します

まずは釣り具から見ていきましょう
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ちょい投げ釣りに必要な釣り具

ちょい投げ釣りを始めるにあたって
必要最低限の必須の釣り具は

釣り竿、リール、釣り糸、仕掛け+釣り餌
の5点セットになります

上記の釣り具があればとりあえずちょい投げ釣りが
始められますが、

もし魚釣りが初めての場合は
釣具屋に行っても釣り竿やリールなどが沢山あって
何を選べば良いか分からないかも知れません

でも安心してください!

大手の釣具店であればほとんどの店舗で
ちょい投げに最適な釣り具が一式セットになった
ちょい投げ釣りパックが数千円で販売されています

以下のような釣りセットです↓

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竿の長さと硬さ、リールの大きさ、釣り糸の太さ
初心者でも扱いやすい長さの仕掛けが
一式セットになっていますので

まずはこれらのちょい投げ専用パックを購入すれば
あとは釣り餌を用意するだけで釣り具の準備は完了です

様々なメーカーから色んな種類の
ちょい投げセットが発売されておりますが
価格相場は3000円~5000円程度です

Amazonや楽天、ヤフーショッピングなどの
通販でも購入できますがよく分からない場合は

まずはお近くの釣具店のスタッフに質問してみると
良いかも知れません

参考までに私がよく行く
釣り具店をいくつかご紹介します

⇒釣り具の上州屋

⇒釣り具のイシグロ

⇒かめや釣具店

⇒フィッシング遊

⇒釣り具のキャスティング

⇒タックルベリー

ちょい投げ釣りは特に高価な釣り具を用意しなくても
充分釣れますので安心して下さい
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ちょい投げ釣りの道具をこだわって選ぶなら

ちょい投げ釣りをしていて
使用感や性能が良い釣り具が欲しくなったら

竿やリールなどを品質の良い有名メーカー品などに
個別に買い替えると更に快適に釣りが楽しめます

以下は釣り経験を積んでメーカー品などで
少しこだわりたい方向けに

ちょい投げ釣りの道具を個別に揃える場合の
選び方の一例を紹介します

釣り竿(ロッド)
長さ3メートル前後の堤防用の
パックロッドシリーズが人気です

ダイワなら
⇒リバティクラブ ショートスイング

シマノなら
⇒フリーゲーム

⇒ホリデーパック

その他、サビキ竿やルアー竿でも代用可能ですが、
基本的に穂先は柔らかい方が食い込みが良くなり
釣果が上がると思います

リール
小〜中型のスピニングリールが適しています
メーカーによっても大きさの規格は違いますが

シマノなら2000番〜3000番、ダイワなら2000番〜2500番
あたりを目安にお好みのグレードのモデルを選ばれると良いでしょう

ちょい投げは基本は投げてズル引きor放置の釣りなので
ギア比もそこまでシビアに選ばなくても釣れますが

糸ふけを素早く回収したり、巻き引き時の感度を求めるなら
ハイギヤの方が良いかも知れません

手軽なちょい投げ釣りなのでそこまで釣り具に
こだわる必要もないかも知れませんが

不意の大物にも備えるならドラグ性能も考慮するとベストです

釣り糸(ライン)
コスパと使いやすさを重視するなら
8〜12ポンド程度のナイロンラインで十分です

もし手持ちの感度や飛距離も重視するなら
0.8~1号程度のPEラインでも良いでしょう

ショアジギングなどであればリーダーを使いますが
ちょい投げ釣りならリーダー不要で天秤に直結でも
特に問題ないです

仕掛け
オモリの重さが5~10号程度の
天秤仕掛けが定番です

天秤の種類は本格的な投げ釣りでは
片天秤、ジェット天秤、L型天秤、
誘導式天秤、スパイク天秤、立つ天秤
など様々な種類がありますが

ちょい投げ釣りでよく使われるのは
片テンビン、L型テンビンが主流ですが
ジェット天秤(ミニタイプ)でも良いかも知れません

海底で仕掛けを漂わせることができる
立つテンビンもあると底べったりで食い渋る時には
様々な魚種にアピールできるのでおすすめです

針の数は投げ釣り用の2本〜3本針が定番です

多点掛け狙いの5本針以上の仕掛けは
3メートル前後のちょい投げロッドでは

キャスト効率が悪く根がかりリスクも
上がりますので不向きです

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仕掛けは個別に揃えても良いですが
セット仕掛けの方が便利かも知れません

※注意点:釣り針には掛かった魚を逃さない様に
カエシ(バーブ)が付いていることがほとんどです

釣り針が衣服や肌に刺さると抜けにくくなり危険ですので
ペンチなどで潰してから釣りをする方が良いでしょう

ちょい投げ釣りのメインターゲットである
キスやハゼなどであれば

魚が掛かった後に釣り糸をしっかり張って巻き上げれば
針が外れて逃げてしまう確率はそんなに高くはありませんので

万が一の際の安全を優先することをおすすめします

釣り餌(エサ)

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ゴカイ、ジャリメ、イソメ等の
各種虫エサが定番ですが

もし生きているエサが苦手なら
ガルプやパワーイソメなどの人工エサ(ワーム)
でも普通に釣れます

⇒ガルプサンドワーム Amazon検索結果

⇒パワーイソメ Amazon検索結果

ちょい投げ釣りでは基本的にはイソメ系の虫エサをつけますが
青物が回っている時など魚種によっては
オキアミなどをつけても釣果が期待できます
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その他持っておくと良いもの

ランディングネット(玉網)

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主に堤防や河口など足場の高い所から
魚を取り込むためのに必要な玉網です

竿で抜き上げられる小さい魚なら必要ありませんが
不意の大物が掛かる場合もあるので
用意しておくと重宝します

必要な長さは釣り場の足場の高さや
潮の干満の状況によっても変わりますので

よく行く釣り場がある場合は
予め下見などで確認しておくと良いかも知れません

竿立て

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仕掛けをセットしたり餌を変える時などに
竿を立てかけるために使います

特にサーフでは直置きすると
竿やリールに砂が入って故障の原因になるので必需品です

竿立てがあると手持ちに疲れた場合に
置き竿にもできるのであった方が便利です

サーフ用の差し込み式のタイプと
万能型のスタンドタイプがありますので
釣り場の状況に応じて選びます

ハサミ(ラインカッター)

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釣り糸やエサを切る時に使います

エサ用は汚れるので釣り具用と
分けて用意するのも良いでしょう

もしPEラインを使う場合は
通常のハサミでは切れにくいので
PE対応のハサミを用意した方が快適です

水汲みバケツ

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手を洗ったり釣れた魚を活かしておくのに使います

足場が高い堤防で釣る場合は
紐付きの釣り用バケツを用意しましょう

釣具店でも売っていますが100均でも購入できます

魚を活かすのに使う場合は汚れるので
手洗い用にもう一つ用意しておくと便利です

ハンドタオル、手ぬぐい

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餌などで汚れた手を拭いたりする時にも便利です
もし持っていないとズボンで拭くことになるので
快適に釣りをするなら必需品です

魚掴み

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釣れた魚を掴むのに使います

釣り上げた後、暴れて掴みにくい魚や
毒針やトゲがある魚もいるので

一つ持っていると便利です

水分補給

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特に夏場は水分補給の準備は重要です

場所によっては釣り場の近くに
コンビニなどもない場合もあるので

予め地図アプリなどで確認して
事前にペットボトルを購入するなり
水筒を用意するなり

釣り場ですぐに水分補給が
できる様に準備しましょう

ペンチ、プライヤー

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魚の口からハリを外したり
釣り具を加工する時に使います

魚釣りでは先の細くなっている
タイプが主に使われます

素手でハリを外すのは危険ですし
ハリを呑まれる事もありますので

針外しかペンチは必ず用意しましょう

針外し

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魚からハリを外すために使います

棒状のものから、ガンタイプまで
様々な種類があります

針を呑まれた時のために
細長いタイプを用意しておくと便利です

クーラーボックス

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魚を持ち帰るためだけでなく
飲食物の保管や、対応製品であれば

釣りをしている時の椅子代わりにも
なるので便利です

重くて機動力が下がるので
車での釣行向けですが

電車やバスなどの公共交通機関で
釣りをする場合も

キープした魚の臭いが漏れて
周囲に迷惑をかけないためにも

しっかりと密閉できるタイプの
クーラーボックスを持っていくと安心です

ライフジャケット

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落水や流された時の救命用です
主にベストタイプと腰巻きタイプがあります

釣りは大自然が相手で注意していても
不意の転落や大波でさらわれる可能性もありますので

特にお子さんと一緒に釣りをする場合は
必ず着用させた方が安心です
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ちょい投げ釣りの服装

ちょい投げ釣りの服装としては
比較的安全なポイントが多いので
軽装でも釣りは可能です

一例を紹介します

堤防、河口で釣りをする場合の服装
護岸された足場が整っている釣り場なら
動きやすい服装なら普段着で釣りが可能です

但し、釣りをしていると釣り餌や魚を触りますし
海は海風に含まれる潮の臭いも付きますので

できるだけ汚れても良い服装で
釣りをした方が良いでしょう

サーフ
サーフは波が打ち寄せるので
動きやすくて濡れても良い服装が必要です

暖かい時期は夏服+長靴でも良いですし
海水浴シーズンなら半ズボンか海パンに
サンダルでも釣りが出来ます

寒い時期は冬服+長靴で可能ですが
長靴の隙間から波が入って

衣服や靴下が濡れると冷たくて
釣りどころではなくなりますので

防寒も兼ねてウェーダーを
準備した方が無難です
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まとめ

今回はちょい投げ釣りに必要な
釣り具や装備をご紹介しました

安価な釣り具で軽装でも釣りが始められる
という事が分かりましたでしょうか?

この講座では引き続きちょい投げ釣りの
釣り方について一通りご紹介していきます

・・・という事で次回は
ちょい投げ講座④~ちょい投げ釣りの準備と餌のつけ方~
について解説します
お楽しみに!

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